第1話 前世 ~始業式~ Ⅰ
前世の話となってます!
いくつかあるので忘れないでね
今日の俺は、いつもよりワクワクしていた。まちに待ったゲームソフトが発売されるので、放課後、親友二人と買いに行くのだ。
4月、学校に向かいながら浮足立った気持ちでいると、後ろから2つの手が伸びてきた。肩をドンッと押される寸でのところでサッと横へ避ける。空振った2つの手の持ち主は勢いあまり、ズザザッと転んだ。その後ろで「クックックッ」と意地の悪い笑みを浮かべている人は倒れたやつを見ている。
「なんで避けるんだよ!!痛いじゃないか!!」
倒れたやつがガバッと起き上がり、俺を涙目で見上げて睨む。
「俺がそんなも手に乗せられると本気で思ったのか?そんなもの、目を瞑っていても分かる。何年一緒にいると思ってるんだ」
「それでも避けなくていいじゃないか!!それにまだ出会って一年だ!!」
「そうだったか?それと、転んだら痛いじゃないか」
「そしてお前の反応はコロコロ変わって分かりやすい。いじめがいがある」
と、ここで後ろで笑っていた奴が会話に参加してくる。
「なんだと〜!!俺のどこがいじめがいがあるんだ!!」
「「そういうところだろ」」
「ウッ、ならお前らは俺が傷ついてもいいんだな⁉」
「「全く全然何も1つも問題ない」」
「うっ、いいもんいいもん、二人はそういう人だよね。俺なんか、俺なんか……(ブツブツ)」
……なんか言いすぎたか?
オイそこ!!淡海!!ニヤニヤするな!これ以上言うとほんとに泣くぞ!!
1話終わった!どうでしたか?
600〜700位の文字数となってますが、短かったですか?
毎回、このくらいの量で書いていこうと思います