第98話 ドラゴンを解体しよう
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「では改めてブラックドラゴンの解体講座を始めます」
あの後、上位ランクの冒険者と飛び入りで入って来たリューネという女の子を交えて、僕達はドラゴンの解体を再開する事となった。
「ただいきなりブラックドラゴンを解体すると練習にならないので、練習用の教材にはグリーンドラゴンを使います」
「「「ド、ドラゴンを教材に!?」」」
「ほ、本当に良いのか!? ドラゴンの素材は一財産だぞ!?」
ん? グリーンドラゴンを教材にするなんて普通だと思うけどなぁ。
「ええ、ブラックドラゴンはグリーンドラゴンとブルードラゴンの上位種であり、素材竜の様に採取に気を使う必要のない普通のドラゴンです。なので基本的な構造が似ているグリーンドラゴンを解体の練習台に使うのが適切だと判断しました」
「ブラックドラゴンが普通? 相手は国だって滅ぼせる魔物だぞ!?」
ブラックドラゴンが国を亡ぼす?
それ同じ黒系だからってダークネスドラゴンと間違えてませんか?
強さのケタが二つくらい違いますよ?
「金貨200枚で本物のドラゴンを解体の教材として提供して貰えるとは。やはりこの講座受けて正解だったな。寧ろ金貨200枚でも安いくらいだ」
「そうね、今後もしドラゴンの合同討伐に参加できる機会があったなら、私達のパーティはドラゴンの解体経験ありとして分け前が優遇されるわ」
「しかも生き物としてのドラゴンの仕組みを調べる絶好のチャンスだ。戦う時にどこを狙うべきかの参考にもなるだろう」
金貨200枚を支払って解体講座に参加した冒険者さん達は、この講座を単純なドラゴン解体の場としてだけではなく、他の目的も持って参加していたみたいだ。
さすが熟練の冒険者、抜け目がない。
「皆さんはドラゴンと戦った経験はないんですか?」
僕はドラゴンを前に興奮する冒険者さん達に話しかける。
「ああ、俺達は鱗拾いが主な収入源だからな」
「鱗拾い?」
なんだろうそれは?
「龍峰の近くを飛ぶドラゴンがたまに落とす鱗なんかを捜す常設依頼があってな、それを主に請け負う冒険者の事を鱗拾いって言うのさ。ドラゴンの縄張りの近くで活動するから危険は多いが、状態の良いドラゴンの素材を手に入れる事が出来たら結構な儲けになる。この辺りの冒険者で鱗拾いをやっていない奴はまず居ないだろうな」
へぇ、そんな常設依頼があったんだ。
わざわざ落ちている鱗を拾うなんて面白い依頼だ。
あっ、もしかしたら逃げ足の速いライトニングドラゴンや特殊な防御能力を持つプロテクトドラゴンの素材を集める為の依頼なのかな?
あいつ等倒しにくい上に数が少ないから、狩ると怒られるんだよね。
貴重なドラゴンだから再生する素材だけ採って逃がしてあげなさいって。
成る程、素材竜と同じで、前世の僕が死んだ後に貴重なドラゴンの討伐禁止令が出て、代わりに鱗集めみたいな抜け鱗を回収する依頼が出る様になったって事だね。
ただ、ドラゴンがたまたま落とす鱗っていっても、龍峰で多いのはグリーンドラゴンかブルードラゴンだろうから、そこまで実入りの良い仕事じゃないっぽいなぁ。
何しろ空から落ちて来た事で傷もつくだろうし、ドラゴンが落とすって事は、毛づくろいならぬ鱗づくろいでひっかいた鱗だもんね。
「だが鱗拾いだからって弱い訳じゃないぞ。この辺りの魔物はドラゴンが近くに居ても縄張りを確保する事の出来る強力でやっかいな存在だし、他人の手に入れた鱗を狙う鱗剥ぎと言われる盗賊も少なくない。ある程度の実力を持った冒険者でないと鱗拾いは命の危険の方が大きいんだ」
成る程、どうやら鱗拾いっていうのは、新人にとっては一攫千金、熟練者には安定した小遣い稼ぎみたいな立ち位置の仕事なのか。
より龍峰に近くまで接近出来て、状態の良い鱗を手に入れる事の出来る冒険者が熟練者みたいな感じで、このあたりの冒険者の登竜門みたいな扱いとみた。
「とはいえ、ドラゴンそのものを狩ってくるヤツからしたら大した事ないだろうけどな」
「いえいえ僕達が狩って来たのは殆どが最弱のグリーンドラゴンばかりですから。熟練の冒険者なら誰だって倒せますよ」
それなりの強さだったバハムートはなんか急に逃げて行っちゃったし、ゴールデンドラゴンに至っては子供だったからなぁ。
きっとこの人達は貴重で殺しちゃいけないドラゴンの素材狙いなんだろうね。
「……最弱だから、か。流石ドラゴンを教材に使う冒険者は言う事が違うな」
「じゃあ解体に戻りましょう。まずは普通に解体してみてください。でっかいトカゲを解体する要領でかまいませんよ」
「いや、ドラゴンとトカゲは全然違うだろ……」
と、解体師さんの一人がそんな事を言うけど、僕に解体を教えてくれた人は『ドラゴンの解体なんざどれも大した違いはねぇよ。素材の流れに沿って刃を入れればなんでも切れる』とか言ってたし。
まぁ実際、慣れてきたら最弱のグリーンドラゴンの解体はトカゲ系の魔物と大差ない印象だった。
「すまない、俺達はドラゴンを解体した事がないんだ。だから最初に君の解体を手本として見せて欲しい」
と言ったのは、さっきの冒険者さん達だ。
成る程確かに初めての解体で二の足を踏む気持ちは分からないでもない。
僕も初めての解体は緊張したからね。
2、30体も解体したら慣れて来たけど。
「俺達にも見せてくれよ。俺達ゃ昨日のアンタの解体を直接見てないんだ」
と、他の解体師さん達も手本が見たいと言ってきたので、僕はグリーンドラゴンを一体解体して見せる事にする。
うんうん、皆やる気に満ちていて良いなぁ。
「それじゃあまずグリーンドラゴンの鱗を剥がします。グリーンドラゴンの鱗の根元、皮とくっついている部分にはナイフが刺さりやすい場所があります。ここにナイフを突き刺すと簡単にナイフが入ってペリペリッと捲れます。こんな感じに」
と言って僕はグリーンドラゴンの鱗を軽く持ち上げて、鱗と皮の間にナイフを突き込む。
すると簡単に鱗が剥がれた。
「おお!? 凄いな、こんな大きな鱗が一瞬で剥がれたぞ!?」
まぁこれはコツの問題だからね。
僕は皮がある程度の広さまで露出するまで繰り返し鱗を剥がして見せる。
「ここか? いや違うな」
「どこも硬いぞ? どうやったらあんなに滑らかにナイフが入るんだ?」
皆自分のドラゴンを使って鱗はがしを試みるけど、なかなか上手くいかないみたいだ。
まぁこういうのは回数をこなす事でコツが分かるので、今は次の手順を見せよう。
「次に皮を切ります。このように鱗を剥がした皮を見れば、ナイフの入りやすい場所が分かるので、そこにナイフを突き立てます」
そう言って僕はグリーンドラゴンの皮にナイフを突き刺す。
「ドラゴンの皮に軽々とナイフを突き刺した!?」
「嘘だろ!? アイアンリザードの皮でも刃を入れるのは大変なんだぞ!?」
え? アイアンリザードってあの鉄とは名ばかりの全然固くないトカゲの魔物?
うん、まぁ気のせいかな。
「皆さんも試しにナイフを入れてみてください。まだ幾つかナイフを突き立てる事の出来る場所がありますよ」
そう言って僕は鱗を剥いだグリーンドラゴンを指さしてから一歩下がる。
「よ、よしやってやるぜ!」
「いや俺が先だ!」
皆我先にとグリーンドラゴンに殺到する。
「はいはい順番順番、一人一突きね」
すかさずリリエラさんが解体師さん達を纏め上げて列を作る。
あー、こういう時に自分の気付かない事をしてもらえると、パーティを組んで良かったなぁって心底思うよ。
「くそ、駄目だ」
「うわっ、硬ぇ!?」
「これ本当に皮なのか!? 柔らかいのに刃が通らないぞ!?」
「あんなに簡単そうだったのに……」
参加していた冒険者さん達もグリーンドラゴンの皮にナイフを突き立てるけど上手くいかないみたいだ。
と、その時、解体場に歓声が上がる。
「あ、あの、通りました……」
と、言ってきたのはさっきギリギリで解体講座に参加を申し込んできた女の子だ。
確か名前はリューネさんだったっけ。
「おお、やるなぁ嬢ちゃん!」
「能く突き刺せたな」
解体師さん達はグリーンドラゴンの皮にナイフを突き立てたリューネさんを褒め称える。
「あ、ありがとうございます!」
リューネさんは解体師さん達の賞賛に困惑しつつもお礼を言っている。
なんだか微笑ましい光景だなぁ。
さて、それじゃあ解体の続きだ。
僕はリューネさんと交代すると、さっき自分が突き刺したナイフを握る。
「ナイフを突き刺したら、皮の流れに合わせて刃を流していきます」
僕は繊維の流れに逆らわない様にナイフを撫でる様に走らせる。
「お、おお!? 何て綺麗な切り方なんだ!?」
「素晴らしい、やはり昨日見た光景は見間違いなんかじゃなかった……」
「これが親方に解体王の再来と言わしめた神懸かった解体か……確かにその通りだ」
「ああ、解体の仕事を始めて数十年、これほど美しい解体は見た事が無い。まさに芸術だ」
いやいや、普通に流れにそって解体しているだけですから。
「ええとですね、どんな素材にもよく見ると切りやすい場所があるんですよ。だからそこにナイフを突き立てれば、後はするすると刃を滑らせる事が出来ます。例えばこの鱗の様に」
グリーンドラゴンの皮をはぎ終わった僕は、そんな事を説明しながら手に取ったグリーンドラゴンの鱗にナイフを突き立てる。
「うぉっ!? ドラゴンの鱗が一突きで割れた!?」
「マジかよ!? ドラゴンの鱗って鉄よりも硬いんだろ!?」
まぁ所詮は鉄より硬い程度だし。
それに職人が本気になったら、ドラゴンの鱗よりも硬くしなやかな鉄を鍛える事も出来るからね。
その時、僕はひと際強い視線を感じた。
と言っても視線に敵意は感じない。
視線を動かすことなく、視界に入った光景から視線の主を捜すと、その人物は直ぐに見つかった。
リューネさんだ。
彼女は自分の視線を隠す事もなく、何やらものすごく興奮した様子でこちらを見つめている。
何か気になる事でもあるのかな?
「では皆さんドラゴンの皮を剥くところまでやってみて下さい。分からない所があったらその都度教えます」
「もっと間近で鱗を剥ぐところを見せてくれよ!」
「皮にナイフを突き刺しやすい場所の見極めをもう一度見せてくれ!」
「鱗を切る方法を教えてくれ」
教えると言った瞬間、皆が殺到してきたんだけど、それをリリエラさんとミナさんが制止した。
「はいストップ! レクスさんはまずやってみてと言ったのよ。質問は上手くいかなくなってから!」
「け、けどよう、ドラゴンの素材だぜ? 下手なナイフの入れ方をしちまったら素材が台無しになっちまうよ」
と解体師さんの一人が呟くと、他の皆もうんうんと頷く。
「大丈夫ですよ。グリーンドラゴンの素材はまだまだたくさんありますから、いくらでも失敗して構いませんよ」
「「「「い、いくらでも!?」」」」
僕の失敗しても良い宣言に、解体師さん達の顔がギョッとなる。
「はい、いくらでもです。山積みになる程ありますから!」
「……そ、そういえばあの一角に無造作に積まれてたんだよなぁ」
と、解体師さん達が昨日ドラゴンの素材が山積みにされていた場所を見つめる。
まぁ今は一旦魔法の袋に回収してあるから、教材用のグリーンドラゴンが一頭置いてあるだけなんだけどね。
「おうお前等! 恥ずかしいマネしてねぇで覚悟決めやがれ!」
そう言ったのは、解体場の親方さんだ。
「お師匠はこのドラゴンを教材として好きなだけボロボロにして良いっておっしゃってくださったんだ! だったら素直にその好意を受け取って解体しやがれ! 俺たちゃお師匠の技を伝授してもらう為にここに居るんだぞ! 師匠の命令には絶対従う! それが工房の掟ってもんだ!」
「親方……」
「それにだ、あのブラックドラゴンを解体する技術を教える為にお師匠がわざわざ用意されたんだぞ。そりゃつまり、ボロボロにするまで解体し尽しても全然足りねぇって暗に言われてるって事だ!」
「「「っっっ!?」」」
親方さんの言葉に、解体師さん達がハッとなる。
「技なんてもんは、一日二日で覚えきれるもんじゃねぇ。師匠はそれを本物のドラゴンを教材に使う事で、最大限の緊張を保ったまま体に覚え込ませろって仰ってるんだ!」
え? 何それ?
そんなつもり全然なかったんですけど?
「成程さすが親方!」
「全然考えつかなかったぜ!」
えっと、僕も考えつきませんでした。
というか、普通に素材が余ってたから提供しただけなんだけど。
「だからお前等! お師匠の期待に応える為にも、死ぬ気で解体すっぞ!」
「「「「へいっ」」」」
えーっと、なんというか誤解に誤解を重ねて解体師さん達はグリーンドラゴンの解体に専念しだした。
「成程、そこまで考えてグリーンドラゴンの素材を。流石ドラゴンを狩る事の出来る冒険者は考え方のスケールが違う」
ああ、冒険者さん達もなんか変な勘違いを。
う、うーん……怪我の功名、と考えれば良いのかなぁ?
「いやー、さすが兄貴だぜ。そこまで考えていたなんてな!」
いや、考えてないからねジャイロ君。勘違いしないでホント。
「けどまぁ、おっかなびっくりやられて素材を無駄にされるよりは、真剣な方が良いんじゃないの?」
とミナさんがフォローしてくれる。
「まぁそうかもしれませんね」
うん、真剣になってくれる分には良いよね。
「うふふ、これでドラゴンの素材の解体料金がタダになる」
と、メグリさんがニマニマと笑みを浮かべながら解体師さん達を見つめていた。
うん、今回提供したグリーンドラゴンの大半はリリエラさんとジャイロ君達ドラゴンスレイヤーズが倒したものなんだ。
朝、今回の解体講座の教材として使う為に、ちょっと龍峰でグリーンドラゴンを二、三十匹狩りに行こうとしてたら、メグリさんから自分達のドラゴンを使って構わないと提案されたんだ。
せっかくジャイロ君達が初めて討伐したドラゴンを他人の練習台にするのはどうかと思ったんだけど、代わりに解体料金をタダにしてくれれば良いとメグリさんは言ったんだ。
ジャイロ君達にも確認を取ったんだけど、メグリさんの説得を受けていたらしくすんなりOKが出た。
うん、手回しが良いね。
そしてこの申し出にはギルド側からも願ってもない話だと言われて即OK。
そんな訳で今解体されているのはジャイロ君達の討伐したドラゴンなんだよね。
「初めてドラゴンの解体をする人ばかりなら、どのみち普通に解体を依頼しても大差はない。寧ろレクスの指導を受けて解体するんだから、碌に知識のない状態で解体するよりもよっぽど状態が良い。しかもお代はタダ! これは乗るしかないビッグウェーブ!」
凄い、メグリさんがいつもからは考えられない長文かつ早口で喋ってる。
「あの子、お金が絡むと口数が多くなるのよね」
成る程、薄々分かってはいたけれど、メグリさんはお金大好きっ子なのかー。
◆
「よっしゃ! 解体終わったぜ!」
「こっちもだ!」
「ちょっ、ちょっと待ってくれ! もう少しで終わるから!」
次々に解体師さん達から皮の解体まで終わったとの報告が告げられる。
まだの人達ももう少しだ。
僕は皮を剥ぎ終わった解体師さん達の所を回って解体した素材の状態を調べていく。
「ふむふむ……」
「ど、どうだ?」
解体師さん達は期待半分といった様子で聞いて来る。
何故半分なのかというと、それは皮の切断面をみれば一発だった。
「切断面がかなりザラついていますね」
「……やっぱりか」
そう言われるのが分かっていたんだろう。解体師さん達は悔しそうに自分達の剥いだ皮を見る。
「くそっ、何がいけないんだ!? 同じように剥いだつもりなのに!?」
確かに、いくらなんでもこれは切り口が悪すぎる。
解体師さん達も冒険者さん達も同じ様に切り口が汚い。
「あの、出来ました……」
と、その時リューネさんが自分の剥いだ皮を持って来た。
「はい、確認しますね」
僕はリューネさんが解体した皮を確認する。
「……おっ? 結構綺麗だ」
「「「何っ!?」」」
僕の言葉に解体師さん達が反応してこちらに殺到してくる。
「本当だ! 俺達の皮よりも切り口が綺麗だぞ!?」
「どういう事だ!? お嬢ちゃん解体師なのか!?」
解体師さん達がリューネさんに詰め寄る。
「い、いえ。私は普通の冒険者です」
「普通の冒険者が俺達よりも上手く解体できたってのか!?」
これは驚きだ。
確かにギルドのおかかえ解体師さん達よりも若いリューネさんの方が綺麗に皮を切断できたなんて。
僕はもう一度解体師さんたちの剥いだ皮とリューネさんの剥いだ皮の違いを調べる。
「ん?」
そしてある一つの結論にたどり着いた。
「なるほどそういう事でしたか」
「何か分かったのか!?」
解体師さん達が耳ざとく僕の呟きを聞き取る。
「ええ、とても簡単な事でした」
「何が原因だったんだ!?」
「説明するのは簡単なんですが、体験してもらうのが一番でしょう。明日のお昼にそれを説明しますので、今日の講座はこれで終了します」
なおも説明を求める解体師さん達をリリエラさん達に任せ、僕は親方さんにあるお店の場所を聞く。
「親方さん、こういう事の出来るお店はありますか?」
「ああ、それならギルドを出て右に暫く行った先にあるぜ」
「ありがとうございます」
よし、場所も分かったしさっそく明日の準備をしに行こうか!
メグリ(:3)∠)_「くくく、解体しろ……もっと解体しろ」
モフモフΣ(:3)∠)_「そして余った羽は貰いますねー」
解体師達:(;゛゜'ω゜'):「はぁはぁ……この鱗一枚で……皮がこのサイズで……(ピリッ)ウボアァァァァァァ!?」
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