第79話 禁忌の結晶
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「では行くとするか」
書庫での情報収集を終えた僕達は、再び探索を再開する事にした。
「ううむ、しかたあるまい」
といっても、ラミーズさんはいまだ後ろ髪を引かれる思いなのか、視線は今も書庫内の本達に注がれていたりするけど。
本当に根っからの研究者なんだなぁ。
まぁそうでなかったら自分から危険な遺跡の中に飛び込んだりしないか。
そんなラミーズさんをリソウさんが引きずりながら、僕達は書庫を出る。
「書庫には多種多様な魔物に関する書物があったが、キメラに関する資料も多かった。そして中庭で遭遇した巨大キメラの事を考えれば、この遺跡はキメラを研究する施設だったと考えるのが正しいだろうな」
「となれば、再び先程の様なキメラに遭遇するかもしれませんねぇ」
ラミーズさんの言葉を受け、フォカさんが少しだけ強いまなざしで中庭の方角を見つめた。
教会関係者はキメラに対して厳しいからなぁ。
でもキメラ研究って魔法医学の研究にも役立ってるんから、教会関係者でも一概には否定できないんだよね。
「それよりもだ……いいか大物喰らい、魔法の袋は何があっても守るんだぞ!」
唐突にラミーズさんがそんな事を言ってくる。
というのも、僕の魔法の袋にはこの書庫で見つけたなかでも(ラミーズさん的に)特に貴重な本が何冊も入っていたからだ。
ラミーズさんの魔法の袋はもう中庭の巨大キメラの素材でパンパンになっていたから、書庫で見つけた本や資料は僕の魔法の袋に預かる事になったんだ。
そんな訳で、ラミーズさんは僕の魔法の袋が気になって仕方ないみたい。
「結局ここは只の書庫だったな」
ロディさんが書庫の隠されていた壁に目を向けて呟く。
僕達が書庫から出た直後、壁が側面からせり出してきて、扉は再び隠されたんだ。
「確かにな、貴重な書物が多かったみたいだが、それも我等の時代では、だ。おそらく当時ならばありふれた書物ばかりだった事だろう」
ああ、研究者じゃないリソウさんやロディさんはそのあたり分かんないか。
ここに収蔵されていたのはそういう書物じゃないんだよね。
「いや、ここにあったのは本だけではない。本と共に何らかの研究の成果であろう資料がいくつも見受けられた。と言っても、研究内容に関しては残念ながら私の専門外でな、聞いた事も無いような専門用語が多くて、内容の殆どが理解できなかったよ。そして壁の仕掛けはこれらの研究成果を侵入者に奪われない為のものだと私は考える」
うん、僕もラミーズさんの言う通りだと思う。
研究成果って基本は資料室に置かれる物だけど、大抵は外から持ち込んだ資料とごちゃまぜになるんだよね。
多分元々この部屋は研究成果を隠す為だけの部屋だったんだと思うよ。
でもものぐさな研究者達が普通に資料も持ち込んで今の形になったんだろうね。
何故分かるのかって? 前々世の僕達がそうだったからさ!
だっていちいち資料室と書庫を行き来するのって面倒じゃない?
まぁそれでもこの研究所の防衛手段は比較的温厚だと思う。
前々世の僕が所属していた研究所だったら、隠し部屋なんてまだるっこしい事は言わず、侵入者対策という名目で喜々として新開発の研究成果を使っていたんだから。
皆侵入者が相手なら実戦レベルの実験に最適だ、とか言ってさ。
え? 勿論僕は温厚な手段でお帰り願ったよ。
◆
「む、この先は魔物が多いな」
探索を再開して歩いていたら、ラミーズさんが皆を止める。
探査魔法に魔物の反応がひっかかったんだろう。
ちなみに僕も探査魔法が使えるけれど、中庭のキメラの件があったから、僕は魔力を温存する様に指示された。
ラミーズさんも得意なのは大規模な魔法が多いみたいで、今回の探索では補助に徹する事にしたみたいだ。
たしかに建築物というだけでなく、ここは地下空間だからね。
あまり威力の強い魔法は洞窟が崩れて自滅する危険がある。
「魔物の群れが比較的近くに複数居る。群れの一つと戦った場合、近くに居る他の群れが援軍として襲ってくる可能性がある」
「迂回するか?」
「いや、奥に大型の魔力反応がある。無視するにはちと気になるな」
リソウさんの提案にそうラミーズさんが答える。
「大型の魔力反応と言う事は、遺跡の動力になっているマジックアイテムか、もしくは遺跡の主でしょうか?」
僕の言葉に、ラミーズさんも頷く。
「その可能性は高いな。おそらくだがこの奥の魔物達はそれを守っているガーディアンだろう」
「何か重要な物を守っているか、それとも……」
「古代文明を守るアンデッドが居るかのどちらかだな」
リソウさんの言葉をロディさんが受け継ぐ。
アンデッド、それは死んだ人間の魂が何らかの理由で肉体から切り離されないと発生する生きた死体の事だ。
「アンデッドか……知恵無しだと思うか? それとも知恵ありだと思うか?」
知恵あり知恵無し、ってのは、アンデッドの格を指しているんだ。
知恵無しと呼ばれるアンデッドはその言葉通り碌な知恵も無いのでウロウロと歩き回ったり、目にした生き物を食べようと手当たり次第に襲いかかる存在だ。
文字通りの動く死体なので、その内腐ってゾンビになり、最期には肉が無くなってスケルトンになる。
そして骨まで風化すると、ついにはゴーストと呼ばれる霊体になるんだ。
やっぱりゴーストも知恵と呼べるものはなく、生前の妄執に憑かれてやみくもに人間を襲ってくるやっかいな存在だ。
しかもゴーストには肉体が無いから、エネルギー系の魔法やエンチャントを掛けた武器、あとは神聖魔法しか通用しないから尚更面倒なんだよね。
対して知恵ありと呼ばれるアンデッドは文字通り知性の残ったアンデッドを言う。
知性があるので、意思疎通も可能だ。
そして彼等は体との結びつきが強い事が原因なのか、死体が腐る事も無い。
そんな訳でずっとそのままの姿を維持する事から永遠の若さの象徴とも呼ばれ、過去には意図的に自分達を知恵ありのアンデッドにする研究がされたこともあった。
まぁ教会関係者は物凄く怒ったけどね。
そして、アンデッドの本能が強い知恵ありは血を求める傾向があり、そういうアンデッドはヴァンパイアと呼ばれ、本能が薄く血を求めないアンデッドはリッチと呼ばれる。
その為アンデッドとしては本能に支配されないリッチの方が高位のアンデッドと認識されるんだ。
「知恵無しなら聖女の神聖魔法で一掃できる可能性が高いが、知恵ありだった場合はやっかいな事になるな」
リソウさんがそう言うのも仕方ない。
大剣士ライガードの冒険でも、古代遺跡に潜んでいた大魔法を使うリッチによってライガード達はあわや全滅の憂き目にあったんだから。
「だが知恵ありが居るかもしれないのなら、なおさら俺達が調査する必要があるだろ」
「先行調査は俺達の役割か……」
ロディさんの言葉にリソウさんが溜息を吐く。
そうだね、僕達の目的はこの遺跡の調査と魔物が大量に出現した原因を探ることだ。
危険なアンデッドの存在があるのなら、ソレを討伐するのは僕達の仕事だ。
「しかたない、知恵ありが居た場合は交渉が出来る相手であることを祈るとするか」
「おっ、ライガードの故事ですな」
「茶化すな」
ロディさんが言ったのは、さっきのライガードとリッチの戦いの顛末だね。
圧倒的な力を持つリッチに勝てないと判断したライガードは、そのピンチを交渉で上手く切り抜けたんだ。
怒れるリッチをなだめ、彼が喜ぶ品を詫びとして差出し、褒美として自分が求める知識を手に入れることに成功した。
そして見事凱旋したライガードは、彼が戦うだけが能ではない、知恵も回る戦士だという名声を得た。
この話から戦士には勝てない戦いを回避する立ち回りも重要だと、国の騎士団でも教えられる様になったんだよね。
「では、魔物達を蹴散らして力源の調査を行う。目的地への到達が目的だ、無理に全ての敵を相手にする必要はない」
「では皆さん、行きましょうか」
フォカさんの言葉に皆が頷いた。
◆
反応の正体を探るため、僕達は魔物達の群れが守る通路を力づくで通り抜ける事にした。
相手に態勢を整えさせないために、僕達は遠距離から魔法を放つ。
「チェイスライトニングランサー!」
「フリージングランサー!」
僕とラミーズさんが放った雷と氷の槍の群れが闇の中に消えると、奥から魔物達の悲鳴が上がる。
「次だ! ウインドアローレイン!」
「はい! サンダーアロースコール!」
相手の姿が見えないので確実に命中させる事は考えない。
ここでするのは遠距離から一方的に敵にダメージを与える事だ。
生き残ってやってきた敵はリソウさんとロディさんが対応する。
血を流しながらやってきたのは魔物ではなくキメラだった。
中庭のキメラに比べれば小型だけれど、やはりその外見は自然の生物ではありえない構造だ。
「ふん!」
「せいっ!」
負傷したキメラの動きは鈍く、二人は危なげなくキメラを屠っていく。
そして数分としない間にキメラ達は動かなくなった。
「進行方向の魔物の反応はなくなった。他の場所に待機している反応も動く気配は無いな」
「ふむ、前に話したとおり、自分が守るテリトリーからは動かないようにしつけられているという事だな。だがまぁ、我々にとってはありがたいか」
「ギルドからの緊急依頼だけあって、マナポーションが使い放題なのは便利だな。後先を考えずに魔法を連射できるのはありがたい」
「おかげで私の魔力も温存できますしね」
と回復魔法を使わずに済んだフォカさんが言う。
でも少しだけ出番が無くて残念そうにも見える。
「では進むとしよう」
◆
魔物達との戦いを切り抜けた僕達は、その先にあった扉を越え広い空間へと出た。
「ここは……?」
しかもただ広いだけじゃない、天井の高さも相当だ。
なにしろ灯りの魔法が天井を照らす事が出来なかったんだから。
これまでの部屋の天井の何倍もの高さがあるのは間違いないね。
一体何のためにこんなに高い天井にしたのやら。
けれどこの部屋には、それ以上に驚く事があった。
「これは……キメラの研究施設か⁉」
ラミーズさんが叫んだ通り、この部屋には様々な機材が敷き詰められていた。
そして機材には円柱状の水晶が繋がっており、その中には見た事も無い形の魔物、いやキメラ達が眠っていた。
「ギュゥゥゥ……」
後ろから付いてきていたモフモフが、キメラ達の姿を見てうなり声を上げる。
けれど問題はそこじゃない。
本当の問題は、この施設が動いていた事だった。
キメラが眠っている水晶柱はうっすらと輝き、それが繋がっている機材が低い音と光を放っていた。
そしてこの施設が動いているという事は、水晶柱の中のキメラ達も生きていると言う事だ。
これだけ大量のキメラが目覚めて外に出たら、大変な事になるのは間違いない。
「やはり魔物の大量出現はこの施設が原因だったという事か?」
リソウさんが警戒を強めながら周囲を見回す。
僕達の目的は遺跡の調査、だけどその最終目的はリソウさんの言う通り魔物の大量出現の原因を知る事だ。
「皆さん、あれを見てください!」
周囲を警戒しながら奥へと進んでいたら、フォカさんが前方に注意を促した。
「あれは……?」
フォカさんが指さした先にあったのは、床の上に広がる布の塊だった。
「あれは……服か? だが何で服があんな所に……いやあれは⁉」
光源が灯りの魔法だけだった為、遠目から見ていた僕達は最初ソレに気づかなかった。
けれどもその服に近づいた時に、僕達はソレの全容を理解した。
「これは、古代人の……死体!?」
そこには、一人の人間の死体が倒れていた。
倒れた死体は背中から袈裟懸けに切られていて、それが直接の死因の様だった。
「いえ違うわ。これはただの死体じゃないわ。アンデッドよ」
「何っ!?」
フォカさんの言葉に皆が警戒をする。
「見て、死体の肌が瑞々し過ぎるわ。古代人の死体ならとっくに骨かミイラになっている筈よ!」
確かに、言われてみればその通りだ。
この死体はまるでついさっき死んだみたいに普通の人間のようだった。
けど、だったらなんでこのアンデッドはこんな所に倒れているんだ?
このアンデッドが切られているという事は、誰か切った相手が居るのでは?
全員がそんな疑問を抱いた時だった。
「心配はいらない。ソレは既に死んでいるからな」
「「「「「っ⁉」」」」」
暗闇の向こうから声が聞こえてきた瞬間、僕達は即座に反応して外向きの円陣を組む。
「そう警戒するな。そしてよくぞここまでたどり着いた人間達よ」
「何者だ!」
リソウさんが声を上げると、施設の奥からカツンカツンと足音が聞こえて来る。
暗闇から姿を現したのは、褐色の肌と銀の髪、そして蝙蝠の翼をもつ男、つまりは……魔人だった。
「魔人!?」
即座に反応したのはフォカさんだった。
教会の人達はこの世界に侵略してきた魔人を邪神の眷属と呼んで敵視しているからね。
とはいえ、この世界の人間にとって、突然襲ってきた魔人は教会の人達でなくても敵な訳だけど。
「魔人だと!?」
「マジかよ!?」
リソウさんとロディさんが驚きの声をあげるけれど、ラミーズさんは冷静さを失わなかった。
「ふむ、これまで巡った遺跡で魔人を滅ぼしたという記録が無かったゆえ、その可能性は考慮していたが、まさか実物を見る事が出来るとはな」
「当然だ。我々魔人が貴様ら如きに滅ぼされる訳が無かろう」
そう言えば魔人って、現代では伝説扱いされる程存在が確認されてなかったんだよね。
多分だけど魔人達も書庫で記されていた白き災厄と呼ばれる魔物には歯が立たなかったみたいだから、きっと脅威が去るまで元の世界に逃げ帰ってたんだろうなぁ。
「しかし、ここまで来たと言う事は、中庭の番犬を倒したのか。……失敗作とはいえ人間もなかなかやるものだ」
「中庭? 失敗作? ……まさか、あの巨大キメラは貴様が作ったのか⁉」
リソウさんの言葉に、魔人がニヤリと嗤う。
「その通りだ、あのキメラは我が研究によって生み出された成果の一つ。制御可能な白き災厄を生み出す実験のなぁ!」
制御可能な白き災厄を生み出す実験!?
でもそれはこの遺跡で研究していた古代人達が行っていた研究の筈!?
「そうか……この研究所で行われていた研究を、研究員がアンデッドになってまで続けていた研究をお前が奪い取ったんだな!」
これでアンデッドの死体があった理由に納得がいったぞ。
「そう、その通りだ。過去の人間どもの遺跡を調査していたらここを発見してな。そこで未だに研究をするアンデッドを見つけた時にはさすがの私も驚いたぞ。しかもこのアンデッド、自分の研究にしか興味がなくてな、魔人である私がやって来たというのに、久しぶりの客人だと言ってもてなしてきたのだよ。愚かしいだろう?」
そう言って魔人は床に倒れ伏したアンデッドを指差す。
「都合が良いから研究に興味があるフリをして見せたら、このアンデッド、頼みもしないのに色々と教えてくれたよ。そして引き出せるだけ知識を引き出したら、後はもう用済みだ。後ろから切り捨てて研究を丸ごと戴く事にした。いや人間ごときの研究が私の役に立つのだ。このアンデッドも誇らしい事だろう」
そう語った魔人の顔は、吐き気がするほど利己的な笑みを浮かべていた。
他人の手柄を奪って自分のもの扱いか、前々世を思い出して嫌な気分にさせてくれるね。
「と言う事は、魔物の大量出現もお前が原因なのか⁉」
「魔物? ああ、キメラの材料として用意した魔物共か。ふむ、どうやら材料の選別から洩れてキメラの餌として再利用していた魔物達が逃げだしたようだな」
大変な事を、さもどうでもよさそうに納得する魔人。
「反省の欠片もなさそうだな」
「はっ、人間ごときが迷惑を被った程度で何を反省しろと言うのだ?」
ロディさんの皮肉に、魔人が嘲笑で返す。
「だが安心するがよい。もう餌は必要ない。何故なら……」
魔人が腕を振ると、施設に灯りが灯る。
「最強のキメラはもう完成したのだからなぁ!」
「っ⁉」
そして僕達は見た、魔人の後ろにひと際巨大な水晶がそびえ立っていた事に。
その巨大な水晶の威容は、何故この施設の天井がここまで高いのかを即座に理解させてくれた。
何よりも、水晶の中で眠る巨大な白色のキメラの巨躯に、僕達は釘付けとなった。
いくつもの命を継ぎ接ぎして作られたにもかかわらず、色だけは統一された純白のキメラの存在に。
「さぁ! お前達の命で以って人間世界崩壊の始まりを告げ……」
「サンライトセイバーッッッ!!」
巨大キメラの姿を確認した僕は、即座に必殺の一撃をキメラに放った。
即断即決、太陽の光を宿した聖なる魔力刃が剣から放たれ天に向かって伸び、僕は躊躇う事無くそれを振り下ろした。
そして次の瞬間、巨大キメラは水晶柱ごと真っ二つに切断され、地響きを立てて左右に倒れて行った。
「「「「「「……へっ?」」」」」」
リソウさん達と魔人の声が重なる。
敵同士でありながら、彼等は全く同じ表情をしていた。
今、何が起きた? と。
「巨大キメラを討伐しました。後は魔人を倒して遺跡内の魔物を討伐すれば、依頼は完了ですね」
戦いは先手必勝。
正体不明の敵なら、なおさら攻撃される前に倒すのが最良だ。
それが前世で英雄として戦ってきた僕の戦闘における最適解だった。
「き、貴様ぁぁぁぁぁぁぁぁっ‼」
「何してくれとるんじゃ小僧ぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっっ‼」
と、我に返った魔人と倒れていたアンデッドが起き上がり激怒する。
今更怒ったって遅いよ……って。
「「「「「「え?」」」」」」
死んでいた筈のアンデッドが立ち上がった事で、思わず皆の視線がアンデッドに注がれる。
魔人までアンデッドを見ている。
「あ、しまった」
アンデッドがやっちゃったといった感じで頭をかく。
……ええと、どういう事?
(:3 」∠)アンデッド「やっべ」
(:3 」∠)魔人「え? どういう事!?」
(:3 」∠)巨大キ/メラ「寧ろ俺が言いたい(真っ二つ)」
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