第51話 河口部調査と不沈艦
_(:3 」∠)_13000文字越えたので分割します。さすがに一話に一万文字越えは無いわ。
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内大海の海路を一隻の戦艦が進む。
「はっはっはっ、さすが最新鋭戦艦は速いなぁ! 君もそう思うだろうレクス君!」
「……ええ、そうですね」
僕はグイグイ来るバーンさんにかろうじて返事をする。
「この勇壮な姿! 我が愛船、グッドルーザー号はまさに海の覇者と言えるな!」
とても不吉な名前の最新鋭戦艦はちょっと全体的に湿気った感じがしつつも、海路をグングンと突き進んでいた。
「スッゲェなこの船! 滅茶苦茶速ぇーぜ! 近所の漁師の爺さん達の船なんか目じゃねーぜ!」
ジャイロ君が風を切る船の速さに興奮している。
「はははっ、その通りだとも少年! 何しろ我が船はただ風を受けるだけでなく、風魔法使いと水魔法使いがそれぞれ交代で船を加速させているからな! 普通の戦艦と比べ通常巡行速度が1.5倍もの速さなのだよ!」
「団長、軍事機密を簡単にしゃべらないで下さい」
副団長さんが眉間にシワを寄せながら苦言を呈してくる。
実際、1.5倍っていう数字はかなり凄い。
しかも巡航速度でソレって事は戦闘速度だともっとスピードが出るって事だ。
ただ、あまり速すぎる船は水の抵抗と強い風によって船体に強い負担をもたらす。
この船が圧倒的な速さを実現できたのも、その素材の多くにエンシェントプラントが使われているからだろう。
「軽くて硬くてしなりもある、エンシェントプラントで作られたこの船はまさに不沈艦と呼ぶにふさわしい性能だ!」
えっと、つい最近転覆しませんでしたか?
「けど本当に速いわねぇ」
「と言うか、僕達まで最新鋭艦に乗って良かったんでしょうか?」
「私達はレクスの弟子だからレクスのパーティも同然」
ミナさん達も細かい事を考えないで船の速さに興奮している。
何故こんな事になっているのか、何故ジャイロ君達がここに居るのか。
全てはそう、数日前にさかのぼる。
◆
「河口の調査ですか?」
ギルド長であるロンゼンさんに呼ばれた僕達は、冒険者ギルドへとやって来た。
そしてロンゼンさんから内大海の出口である河口調査を依頼されたんだ。
「ああ、ここ最近内大海を悩ませたクラーケン事件、それに先日のメガロホエールの稚魚の襲来。これはもう外海で何かが起きているとしか思えん」
ロンゼンさんがテーブルの上に地図を広げて説明を始める。
「内大海は大型のクレーターとそこから伸びた巨大な亀裂が海まで繋がって出来た内海だ。そういう意味ではある種の人工湖に近い」
内大海を指さし、そこから伸びる細い線の様な海路をなぞって大陸の外周にある河口部まで行くと指先で円を描く。
「だから通常の海峡と比べると水深の割に川幅が狭い。他国からの侵略を阻止するには絶好の地形と言える」
攻めるに難しってヤツだね。
「とはいえ、今回の様に大型の、しかもSランクの魔物に攻め込まれちゃあどうにもならんという事が露呈しちまった」
最新鋭の軍艦が二度も転覆させられたもんなぁ。
「地上の敵ならまだやり様もあるんだが、水中に逃げられちゃあお手上げだからな」
クラーケンの時にも同じ理由で討伐しきれなかったんだよねぇ。
「もし河口部近くにクラーケンが棲み着き、それを追ってメガロホエールがやって来たのなら、急ぎ対処する必要がある。このままだとまたしばらくしたらクラーケンとメガロホエールの子供が内大海に住み着く可能性があるからな」
確かに、問題を解決したいのなら、原因を取り除かないとね。
「ただな……」
と、ここでロンゼンさんが眉間に指を当てる。
「何かあったんですか?」
「河口部の海は別の国の縄張りなんだ。だから調査をするなら我が国の使者が同行する必要がある」
「国の使者ですか?」
「ああ、その場合は事情をスムーズに説明する為にも、内大海に関わる仕事をしている人間が求められるんだ」
あれ? なんだか嫌な予感が……?
「つまり、ウチの国で内大海に関わる人間って事はだ……」
ロンゼンさんの言葉尻が小さくなった時だった。
「それは私だ!」
バンとドアが開き、誰かがズカズカと中に入って来る。
「私の名はバーン・ドバッグ! ティオン国内大海騎士団団長にして最新鋭戦艦グッドルーザー号の船長だ!」
「最新鋭戦艦って確か……」
あのクラーケンにぶん投げられたり、メガロホエールの稚魚に転覆させられたりしていた船だよね?
「そう! 我が国の海軍力を増強する為、伝説のSランクの魔物エンシェントプラントの素材で作られた奇跡の船だ!」
まぁ、未だに沈没していないのは凄い船だと思う。
「今回の依頼ではこのドバッグ卿と共に行動して貰う事になる」
「おっと、私の事はバーンで良いぞ! 君達とはこれから同じ船に乗る仲間になるのだからな!」
うわー、なんていうか……悪い人じゃないんだろうけど、なんだろう?
この強引さはSランク冒険者のロディさんを思い出すなぁ。
ちょっと苦手なタイプかもしれない。
「君達の事は聞いているぞ。海に投げ出された私と部下達を救ってくれた海難救助のエキスパートだそうだな! 皆の命を救ってくれた事を感謝するぞ!」
「え?」
僕はどういう事ですか? とロンゼンさんに向き直る。
「まぁアレだ。お前さんはあまり面倒には関わりたくないんだろう?」
ああ、成程。イカ祭りで目立ちたくないと言ったから、その辺りを考慮してくれたんだ。
さすがギルド長の地位に就くだけあって、その辺りを汲むのが上手いなぁ。
「できればあの巨大な魔物を討伐した冒険者にも礼を言いたかったのだが、ギルド長もその人物についての詳しい事は分からないと言われてしまってな。よほど奥ゆかしい人物なのだろう」
あっ、後ろでロンゼンさんが目を逸らした。
物は言いようってヤツですか?
「そういう訳ですんで、件の冒険者はダメでしたが、こちらの彼なら調査のお役に立つと思うんですよ」
「うむ、実際に我等が救われたのだからな、私も調査部隊に編入させる事に異論は無いぞ!」
「えーっと、僕はまだ依頼を受けるとは言ってないんですが……」
勝手に話を進めないで欲しい。
するとロンゼンさんが真面目な顔で僕達に語りかける。
「正直な話、クラーケンとメガロホエールの件はこの国だけの問題じゃねぇんだ。鳴り物入りで投入した戦艦もあの有様だったしなぁ」
「あ、あれはまだ我が最新鋭艦に慣れていなかっただけだ! 部下達が船の扱いに慣れればクラーケンなど恐るるに足らん! だが沢山の触手で攻撃してくるのはズルいと思うがな!」
それクラーケンの基本攻撃手段なんですけど。
「こんな状況だからよ、せめて船員達を守る手段くらいは欲しいんだ。前に出て戦えとは言わねぇ、調査に協力してやってくれねぇか?」
ふーむ、つまりロンゼンさんは戦って素性がバレる様な危険を冒す必要はない。
ただせめて、船員さん達を守って欲しいって言いたいんだね。
確かにそれなら悪目立ちして騎士団にバレる心配も低いか。
「分かりました。海難救助の為という事なら力をお貸しします」
「助かるぜ、兄ちゃん」
「おお、感謝するぞ少年よ!」
バーンさんがガシッと肩を組んで来る。
「ええと、レクスです」
「リリエラです。まぁレクスさんが受けるなら、私も異論はないわ」
「うむ! よろしく頼むぞ二人共!」
こうして僕達は騎士団に協力する形で河口調査に赴く事となった……んだけど、話はそれだけでは終わらなかった。
「見つけたぜ兄貴ぃーっ!」
商談用の応接室から出て来た僕達の耳に、聞き覚えのある声が響く。
「あれ? ジャイロ君?」
そう、僕を呼んだのはジャイロ君達だった。
「帰ってきたら兄貴達は居ないし、置き手紙はあるしで急いで追いかけて来たんだぜー!」
「おかげで私達は碌に休む間もなくこの町まで強行軍よ」
「ちょっと、休憩、して、良いですか……?」
「ご飯食べたい」
ジャイロ君達だけじゃなく、ミナさんにノルブさん、それにメグリさんの姿もあった。
「もしかして皆追いかけて来たの?」
念のため置き手紙を置いてきたけど、そんなに長居する気はなかったからまさか追いついて来るとは思わなかった。
「当然だぜ! 俺は兄貴の舎弟だぜ!」
「この馬鹿を一人にする訳にはいかないでしょ?」
成程、ジャイロ君が走り出して、皆が慌ててそれを追ってきた形なんだね。
「ふむ、この少年達は君の仲間かね?」
バーンさんがジャイロ君達を値踏みする様に見る。
「おうよ! 俺達はレクスの兄貴の舎弟で弟子だぜ!」
「いや、私達は舎弟じゃないから」
「ほう、つまり諸君らは海難救助の達人見習いという訳か!」
「良く分からないけどそうだぜ!」
「分からないで返事をするんじゃないわよ!」
うわー、カオスな光景になって来たぞー。
っていうか、皆が来た途端に急ににぎやかになったなぁ。
「ところでこのおっさんは誰だよ兄貴!?」
「この人バーン・ドバッグさん、僕達の依頼主だよ」
「苗字って事は貴族!?」
ミナさんがヤバいと言いながら姿勢を正す。
「気にせずともよい。私の事は気楽にバーンさんと呼びたまえ」
「は、はぁ……」
結構フランクな人だなぁ。
「しかしそうか。少年の弟子か。ふむ……」
バーンさんは何かを考え込むように顎に手を当てる。
そして何かを決断したのか、手をポンと叩いた。
「良かろう! 君達も少年の弟子として調査団に参加する事を許可しよう!」
「え!? 何の話!?」
「お、何か分かんねぇけどアンタ話が分かるヤツだな! そうよ、俺はレクスの兄貴の一番弟子だからな! 役に立つぜ!」
「はははははっ、威勢のいい少年だ!」
なんだか二人共意気投合しているなぁ。
「ええと、レクスさん……ちょっと説明をお願いできますか?」
さっきまで息を切られしていたノルブさんは、ようやく回復したらしく僕に詳細を求めて来る。
「ええと、ちょっと冒険者ギルドから依頼を受けまして。それで今皆さんも一緒に参加する事が決まりました」
「え? 何で僕達まで?」
「期待してますよ、特にジャイロくん!」
「お、おお!? 兄貴が俺に期待してくれるのか!? マジかよ! 遂に俺も免許皆伝って奴か!?」
僕の言葉にジャイロ君が感激に潤んだ声をあげる。
うん、期待しているよ。
バーンさんの相手係としてね!
といういきさつがあって、僕達は新しい依頼を受け、ジャイロ君達とも合流する事になったんだ。
◆
「ねぇレクスさん。ちょっとお願いがあるんだけど」
グッドルーザー号の縁から周囲の景色を見ていた僕に、リリエラさんが話しかけて来る。
「どうしたんですかリリエラさん?」
妙に不安げな様子だけど、何か悩み事かな?
「実はね、教えて欲しい魔法があるの」
「教えて欲しい魔法ですか?」
わざわざ頼み込んでくるなんて、一体何を習いたいんだろう?
「ええ、教えて欲しい魔法って言うのはね」
「はい」
「飛行魔法なの!」
なんとリリエラさんが頼み込んで来たのは、よく僕がリリエラさんとモフモフを運ぶ時に使う飛行魔法だった。
「それは構いませんけど、なんでまたこのタイミングで?」
別に王都の家に帰ってからでもいいだろうに。
移動中は暇だからこの時間を修行に充てたいのかな?
「だって、この船って二回も沈みかけたじゃないの。だから、逃げる手段を確保しておかないと巻き添えを喰らいそうで怖いのよ!」
「キュウ!」
すっごく納得しました。
うん、確かにその気持ちは良く分かります。
正直僕もまた沈むんじゃないかと内心心配だったりしました。
「まぁ、そういう事なら仕方ありませんね」
「ええ、本気で頼むわ! また沈む前に!」
「キュキュウ!」
さすがに沈むのが確定で考えるのは失礼じゃないですか?
◆
「なぁアンタ」
リリエラさんと今後の修行について話をしていたら、グッドルーザー号の船員さん達が話しかけてきた。
「はい、何でしょうか?」
「船長から聞いたんだけどよ、メガロホエールに船をひっくり返されて海に投げ出された俺達を、あんた達が助けてくれたんだって?」
「え? ああ、はい、一応そうです」
「あっ、私は何もしてないですから。助けたのはこの人だけです」
「やっぱりそうだったんだな」
船員さんが頷くと、何故か他の船員さん達も僕のところへ集まってくる。
あっ、リリエラさん無言で席を外さないで! モフモフまでー!
「あんたのお陰で助かった! 礼を言う!」
「「「「感謝しますっっ!!」」」」
船員さん達が一斉に頭を下げて僕にお礼を言ってくる。
「いやそんな、気にしないで下さいよ。大変な目に遭っている人が居たら助けるのは当然じゃないですか!」
けれど船員さん達は首を横に振る。
「いいや、海での事故はいつだって死と紙一重だ。どれだけ迅速に行動しても助からないことは少なくない。しかもそれが嵐や魔物の襲撃なら尚更だ。俺達はあんたが居てくれたお陰で命を救われた。今生きていられる事は、どれだけ感謝してもし足りないくらいだ!」
困ったな、こんな大げさに礼を言われる事はしていないんだけど。
「それに進水式の時に投げ飛ばされた船を受け止めてくれたのもあんたなんだろう?」
「え? 何のことですか?」
これ以上大げさに礼を言われるのはゴメンだ。
ここはシラをきるとしよう。
「……あんたがそう言うのなら、そういう事にするよ。けどな、俺達は二度も助けて貰って感謝してるぜ。だからよ、何かあったら必ずあんたの力になると約束するぜ! 海の男の名誉に懸けてな!」
そう言い終えると、船員さん達は何事も無かったかのように自分達の持ち場へと戻っていった。
「……やれやれ、これだから海の漢は義理堅いんだよ」
ふと僕は、前世で危ないところを救った海の漢達を思い出す。
あの時は英雄として戦っていたから、誰を助けたとかは良く覚えていなかったけど、それでも海の漢達を助けた時の事は良く覚えている。
正直あの時は暑苦しい連中だなぁって思ったものだけど、今思い出すと何年たっても海の漢達の心意気は変わっていないんだなって、ちょっとくすぐったい気分になるね。
「どうしたのレクスさん? なんだか嬉しそうだけど?」
唐突にリリエラさんがそんな事を言いながら僕の顔を凝視してくる。
「え? いや何でも」
「ふーん。まぁ良いけど。なんだか珍しいというか、何か懐かしむ感じの顔つきだったから」
うわー、意外と察しが良いなぁ。
けど……
「ところで、さっきはよくも自分達だけ逃げてくれましたね」
うん、忘れていないぞー。
「さぁ修行の話に戻りましょう!」
そうだね。いい感じにギリギリの修行内容を考えておくよ!
◆
「船長! 前方から何か来ます! 船じゃありません!」
順調な船旅を続けていた僕達だったけれど、ついにトラブル発生みたいだね。
「総員警戒態勢!」
バーンさんの指示に従って船員さん達が弓や長槍を持って船の各所に移動する。
「対象の姿を確認! 魔物の群れです! ……って多っ!?」
見張り役の船員さんが驚きの声を上げる。
「多いじゃわからん! どれだけ居る!?」
「分かりません! 多すぎてどれだけ居るのか不明です!」
バーンさんの叱責に、見張り役の船員さんも困惑の声を上げる。
「船長見えてきましたよ!」
船首に陣取っていた船員さんの声を聞き、皆の視線が前方に集中する。
そこには、川幅の端から端までを埋め尽くすほどの水棲の魔物の群れがあった。
「「「「……多っ!!」」」」
本当にそれくらいしか言葉が無いくらい多い。
横幅だけじゃなくて奥行きも長い。
あまりにも魔物達が密着しているから、とてもじゃないが数を数えるなんて無理だ。
「なんて数だ!」
「それよりもこれじゃあ船とぶつかるぞ! 回避する隙間もない」
「魔物共もこちらを避けようとする様子がないぞ!?」
まるで何かに追いたてられるように、魔物達が凄い勢いでこちらに向かってくる。
「イカン、コレではとても迎撃の手が回りきらんぞ!」
バーンさんが焦りの声をあげる。
「手伝いますか?」
「いや、諸君等の仕事は調査の手伝いと緊急時の救助活動だ……などと言っていられんか。すまん、手伝ってくれ」
「分かりました」
「兄貴、俺達も手伝うぜ!」
「私も簡単な攻撃魔法なら使える様になったし、援護するわ」
ジャイロ君達やリリエラさんも一緒に戦う気満々みたいだ。
「よし、それじゃあ僕が魔法で敵前衛の態勢を崩すから、皆は攻撃に専念して」
「分かったわ」
「任せて」
「怪我人が出たら僕が治療します!」
「キュウ! ジュルリ」
皆やる気満々だね。
「皆さん! 僕達も魔法で援護します! これから敵の鼻っ面に大きいのをかましますので、怯んだ所に思いっきりやっちゃってください!」
「おうよ!」
「まかせな!」
船員さん達が握りこぶしを作って応えくれる。
僕は船首に向かうと、先頭の敵を威嚇するべく魔法を放つ。
「じゃあいくよ! ブレイジングガイザーッッ!!」
魔法が発動し、迫り来る魔物達の真下から水柱が立ち上る。
ブレイジングガイザー、それは大量の間欠泉を発生させて敵を吹飛ばす攻撃型の水魔法だ。
といってもまぁ、それで倒せるのは雑魚ばかりで、強い敵が相手だと姿勢を崩したり意表を突く程度の役にしか立たない。
でもこういうな状況なら、突然真下から攻撃される事で相手の意識を逸らすくらいの役には立つ。
「さぁ皆! いまだよ!」
僕は皆に攻撃の合図を送る。
「……あれ?」
けれど、何故か誰も魔物に対して攻撃をする様子が無い。
「ちょっと皆どうしたの?」
振り向くと、皆が上を指差している。
「上?」
見ると空には黒い点が沢山浮いている。
そして皆が指を前方に向けた。
「前?」
前を見ると、魔物達は一匹もいなかった。
「あれ?」
上に黒い点が沢山あって、目の前にいた筈の魔物達が居ない。
「という事は……」
「「「「全部吹き飛んで攻撃する相手が居ないんだけど」」」」
はい、皆さんの仰るとおりでございます。
_(:3 」∠)_船員と皆「そもそも敵がいねーよ」
(:3 」∠)最新鋭戦艦「やった! 今回は沈んでない!」
_(:3 」∠)_作者「明日は18時更新に間に合うぜー!(書きすぎて分割したから)」
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