第321話 再会の天魔
暑さで茹だって前書きとあとがきを載せ忘れていたので、再掲です。
作者(:3)∠)_「遅くなったけど更新でーす!」
ヘルニー_(┐「ε;)_「朝6時からもう熱いってどういう事?」
ヘイフィー(:3)∠)_「またエアコン壊れたら今年こそ本気でマズいなぁ」
作者(:3)∠)_「その時はもう修理が来るまでビジネスホテルや宿泊できる満喫通いやろな」
いつも応援、誤字脱字のご指摘を頂きありがとうございます!
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「やっぱり! ラミーズさん!!」
「だ、誰だ!?」
飛び出していったリリエラさん達に追いつく為グランドゲートを探索していた僕達は、そこでS級冒険者ラミーズさんと再会したんだ。
「ラミーズさん、僕です、レクスです」
「レクス? ……大物喰らいか!」
いや、その二つ名は分不相応で止めて欲しいんですけど……
「大物喰らい?」
しかも運悪く、ラミーズさんの言葉は若くなったミナさん達にも聞かれてしまった。
くっ、何とか誤魔化さないと!
「ええと、それよりもこんな所でどうしたんですかラミーズさん?」
「助かった! 何でこんな所にいるのか分からんが、この罠を解除してくれ!」
「罠?」
見ればラミーズさんは施設の防犯トラップと思しきものに捕獲されていた。
「分かりました。ちょっと待っててくださいね」
「ねぇ。大物喰らいって何?」
幸い罠は大したものではなく、簡単に外すことが出来た。
「いや助かった。礼を言う」
「お役に立てて何よりです。それよりも一体どうしてラミーズさんがここに?」
「ねぇってばー」
「……いいのか?」
「何がですか?」
ラミーズさんの視線がさっきから聞きたそうにしているミナさんに向いているけれど……今はほら、お互いの情報交換が重要だからね!
「あー、俺はある事件を追っていてな」
「事件ですか?」
「そうだ。ある日突然人が子供になるという事件だ」
「子供に!?」
それってもしかして!
「ラミーズさん、実は僕達も同じ事件を追ってここに来たんです」
「何? お前もか!?」
「実は僕の仲間が……」
僕はリリエラさんがマジックアイテムによって子供になった事、そして協力を仰いだジャイロ君達まで被害に遭った事を話す。
「そうかあの嬢ちゃんが……それにそっちの嬢ちゃん達もか」
「達って、あの僕は男なんですけど……」
「えっ!? 嘘だろ!?」
「嘘じゃないですよ!!」
「マジかよ……!」
いやラミーズさん、何で事件の事よりもノルブさんが男の子だった事に驚いてるんですか?
まぁ確かに、若くなったノルブさんはいつも以上に女の子っぽいのは事実ですけど。
「あの、何か失礼な事を考えてませんか?」
「いえ、そんなことはありませんよ」
そんな事を考えていたら、何かを察したノルブさんにじろりと睨まれてしまった。
危ない危ない。
「だがそれならこちらも秘密にしておく意味もないか。実はこっちも厄介な事になっていてな。元々この依頼は別の奴が受けた依頼だったんだ。だがソイツも同じようにマジックアイテムの影響で子供になっちまってな。それで急遽俺が代役として依頼を引き継ぐことになったんだ。まぁ俺がそれなりに名の売れた魔法使いだったから、マジックアイテムについても詳しいと思われたってのがあるみたいだがな」
成程。確かに経験豊富なSランク冒険者のラミーズさんなら、色々と知っていてもおかしくないもんね。
「いや、そんなキラキラした目で見られても困るんだがな」
「何言ってるんですか。ラミーズさんはSランク冒険者なんですから皆が期待するのは当然じゃないですか!」
「「Sランク冒険者!?」」
僕の言葉に、ミナさんとノルブさんが目を丸くして驚く。
「え? え? Sランクってあれよね。冒険者の中で一番凄い人の事よね!?」
「ええ、そうですよ。しかもラミーズさんはSランクの中でも最も優れた魔法の使い手、天魔導の二つ名を持つ凄腕冒険者なんです!!」
「「おおーっ!!」」
「凄い! Sランク冒険者で腕利きの魔法使い!?」
「凄い人だったんですね!!」
ラミーズさんが物凄い冒険者だったと聞いて、ミナさんとノルブさんが感動の声を上げる。
「やめろやめろ、俺はそんな大層な人間じゃない。大体、凄い凄くないで言えばお前の方がとんでもないだろう大物喰らい!」
「うぐっ」
だからその二つ名は止めてくださいよ。
「ねぇ、その大物喰らいってなんなの? レクスのことっぽいけど」
あっ、せっかく話題を逸らしたのに!?
「何だお前等、コイツから聞いてないのか? コイツはな、僅か数か月でSランクにまで到達した史上最年少のSランク冒険者なんだぞ」
「レクスが」
「Sランク冒険者……?」
「「ええーっっっ!?」」
ラミーズさんの大げさな説明に、ミナさんとノルブさんが目を丸くして驚く。
「嘘っ!? レクスってそんなに凄い人だったの!?」
「史上最年少!? 本当ですか!?」
ああもう、これだから言いたくなかったのに。
「偶然ですよ。たまたま手柄を立てる機会に恵まれただけです。それだって本来ならここまで評価されるような物じゃなかったですし」
「なんて言ってるが、かなりヤバイ魔物やらを退治して回ってたぞ。なんせ幻の魔獣を当たり前のように狩ってきたらしいしな。そんな事を繰り返したもんだから、ついた二つ名が大物喰らいって訳だ」
「「へぇー」」
止めてくださいよホント。二人が信じちゃったらどうするんですか。
「そ、それでラミーズさんは何で一人でこんな所に? 仲間は連れて来なかったんですか?」
「あー、それな。不審なマジックアイテムを販売する人物を追って来たら妙な遺跡に入っていくのを見てな。偵察だけするつもりだったんだが、何かのマジックアイテムが発動しちまったらしく、気が付いたらここに居たんだ。恐らくは転移のマジックアイテム、ゲートって奴だろうな」
成程、どうやらラミーズさんはこのグランドゲートと繋がっている別のゲートからやってきたみたいだ。
「まさか伝説のマジックアイテムを自分が体験する事になるとはな。お陰で俺一人で真っ暗な遺跡を探索する羽目になっちまったんだが、お前に出会えて本当に助かったぜ」
と、ラミーズさんは笑みを浮かべて僕の胸をコツンと叩く。
「僕もラミーズさんと出会えてよかったですよ」
うん、こんな所でSランク冒険者のラミーズさんと出会えたのは幸運としか言いようがない。
何せ冒険者でも最高クラスの魔法の使い手なんだしね。
「お陰でロディの奴を元に戻してやれる希望が湧いてきたよ」
「え? ロディさんがどうかしたんですか?」
と、突然のロディさんの名前に首をかしげてしまう。
「ああ、まだ言ってなかったか。実はな、さっき話した最初に依頼を受けた奴ってのは、ロディの事なんだ。最も、今は子供になっちまってるがな」
「え……? ええーーーーっっっ!?」
ロディさんが子供にっ!?
ラミーズ(:3)∠)_「ちなロディの仲間の女達は無事で寧ろ喜んでるぞ」
ミナ_(┐「ε;)_「え? それってもしかしてショ……」
ラミーズ(:3)∠)_「いや、ロディと結婚して子供が出来た時の予行演習みたいな感じで楽しんでる」
ノルブ_(┐「ε;)_「あー」
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