第291話 料理人兄妹
作者_(:3)レ∠)_「ご報告だぁー!」
ヘルニーヾ(⌒(_'ω')_「他の連載の宣伝でもう知ってる人も多いと思うけど『元魔王様の南国スローライフ』が書籍化決定しましたー!」
ヘイフィー(゜∀゜ノノ「更に来週14日に商人勇者コミック7巻、15日に二度転生9巻が発売だよー!」
ヘルニーヽ(*´∀`)ノΞ( ˙-˙ )「わーいめでたい! でもそれと二度転生の更新が遅れたのは関係ないよね?」
作者(((;"°;ω°;))「い、一応複数連載やら打ち合わせやらで忙しかったから」
ヘルニー( ゜∀゜)っ「お台場」
ヘイフィー( ゜∀゜)っ「秋葉原」
作者_:(´д`」∠):_「ぐはっ!?……ちゃ、ちゃんと旅先でも毎日執筆はしていたから……」
いつも応援、誤字脱字のご指摘を頂きありがとうございます!
皆さんの声援が作者の励みとなっております!
希少な素材を求めて僕達はバルクオムガを目指すことにした……んだけど。
「くっそー、俺も兄貴達と行きたかったぜー」
残念ながらジャイロ君達ドラゴンスレイヤーズは指名依頼が入った事で不参加になったんだ。
「でもBランクに昇格してすぐに指名依頼が来るなんて凄い事だよ」
だって昇格してすぐ指名依頼が入るって事は、Cランクの頃から注目されていたって事だからね。
「そ、そうかな?」
「そうだよ。僕の時はそんな事なかったからね」
まぁお陰ですぐに魔獣の森に行くことが出来て、リリエラさんやモフモフに出会う事が出来たんだから、あれはあれで良かったと思ってるけど。
「じゃあ行ってくるね」
「お土産期待してるぜー!」
ジャイロ君達に見送られながら、僕達は新たな旅へと出発した。
◆
「いつもの事だけどあっと言う間ね」
空を飛んでの移動だったので、特にトラブルらしいトラブルに遭遇する事無く僕達はバルクオムガに入国した。
「パガオイラースの町はあっちの方角みたいです」
国境の町でパガオイラースの町の方角を聞いた僕達は、昼食を終えると再び空の旅を再開する。
そして二日目に入った時の事だった。
「キュウ!?」
僕の肩に乗っていたモフモフが突然何かに反応したんだ。
「どうしたんだいモフモフ?」
「キュウキュウ!」
「レクスさんあそこ!」
リリエラさんに促されて地上を見ると、街道で複数の人影を発見する。
「あれは……盗賊!?」
見れば馬車に乗っている人達が襲われているじゃないか!
「いけない! 直ぐに助けに行かないと!」
僕達は急ぎ救出の為地上へ降下する。
けれどこの距離からじゃとても間に合わない。
「ならこの魔法で! サークルブラスト!」
僕が魔法を発動すると、襲われている二人を囲むように魔力の輪が出来上がる。
そして魔力輪は外側に向かって膨れ上がり、賊に襲い掛かった。
「ぐわぁぁぁっ!?」
二人を囲っていた賊達が纏めて吹き飛ばされる。
特殊範囲指定魔法サークルブラスト。
指定した範囲の外側に魔力の輪を産み出し、外に向けて拡散する攻撃魔法だ。
この魔法は離れた位置にいる味方を巻き込まずに敵だけを攻撃する便利な魔法なんだよ。
利点としては複数対象を追尾する魔法と違って狙いが雑でいいから魔力消費と制御が楽な事かな。
「な、何だ!? 今のは!?」
「ちっ、援軍が来たか。引け!」
後方で指揮を執っていた事でダメージの少なかった賊の生き残り達が逃げ出す。
でも今は襲われた人達の安否確認が先決だ。
「大丈夫ですか!?」
僕達が地上に降りると、一人の少女が泣きそうな顔で血まみれの男の人を抱きかかえていた。
「に、兄さんが怪我を!」
「すぐに治療します!」
幸い、男の人は大した怪我ではなかったので、僕の回復魔法ですぐに持ち直した。
「助かったよ、ありがとう」
「間に合って良かったです」
「俺はカロック、こっちは妹のリレッタだ」
「カロックさんとリレッタちゃんですね。僕はレクス。こちらは仲間のリリエラさん。それにペットのモフモフです」
「よろしく」
「キュウ!」
僕は血で汚れた二人の服を魔法で浄化しつつ、自己紹介を行う。
「それにしても危ないところでしたね」
傷こそは浅かったけど、地面に流れた血の量は多い。
多分わざと浅い傷を与え続けてなぶり殺しにするつもりだったんだろうね。
まったく、趣味の悪い盗賊たちだよ。
「本当に助かった。危うく妹もろとも殺されるところだったからな」
「お兄ちゃん大変、荷物が!」
その時だった。破壊された馬車を見に行っていたリレッタちゃんが悲鳴の様な声をあげたんだ。
「何っ⁉」
その声にカロックさんが慌てて馬車に向かう。
「殆ど駄目になってる。無事だったのはこれだけだよ」
そう言ってリレッタちゃんが見せたのは、ほんの少しの食材だった。
「ちっ、そういう事かよ! こんな開けた場所で襲われたからおかしいとは思ってたんだ」
「荷物を盗まれたんですか?」
食材が駄目になったと言っていたけど、何か重要な荷物もあったのかな?
「いや違う。料理大会で使う予定だった食材を駄目にされたんだ」
「料理大会!? もしかしてパガオイラースで行われる予定の魔物料理大会ですか?」
「ああ。もしかしてアンタ等、大会を見に行くつもりだったのか?」
「ええ、と言っても本命は買い出しですけど」
「大会で使うつもりだったって事は、貴方達は参加者なの?」
まぁな、と肯定したカロックさんだったけど、溜息を吐きながら頭を横に振る。
「そのつもりだったんだがな、これじゃあ参加は無理だ」
見れば馬車の中は食材と調理器具で一杯だった。
成程、確かにこれをみれば料理大会に行くつもりだったのは事実だと理解できるね。
「今から魔物を狩るのは駄目なんですか?」
確かあの大会で使っていい食材は魔物食材だけだ。
自分で狩れるなら良い魔物食材を今からでも狩りに行けるはず。
「出来る事ならそうしたいが、俺達は料理人だからな。弱い魔物くらいしか倒せないんだ。大会に出る為になけなしの金を使って冒険者を雇って食材を用意したくらいなんだよ」
そっか、僕の知っている腕利きの料理人は最高の食材を得る為には、現地まで赴いてこれだと思った食材を狩る必要があるっていう武闘派の料理人ばかりだったけど、魔物と戦うのが苦手な料理人も居るんだね。
「それなのに盗賊に襲われるなんて、運が悪かったですね」
「いや、どうやらアイツ等はただの盗賊じゃなかったみたいだ」
「ただの盗賊じゃない?」
それはどういう意味だろう?
「盗賊なら食材を駄目にしたりせずに持ち去る筈だろう? 何せ奪う為に襲うんだから。だがあいつ等はこの通り、盗むことなく食材を駄目にしちまった」
「きっと他の料理人に雇われたゴロツキだよ!」
とリレッタちゃんが柳眉を逆立てて怒りをあらわにする。
「私達を参加させないために食材を駄目にしたのよ!」
「いくら何でも料理大会程度でそこまでするかしら?」
「いや、やってもおかしくないな」
疑問を呈するリリエラさんに対し、カロックさんはありえない事じゃないと断言した。
「パガオイラースの魔物料理大会は国内有数の大会だ。あの大会で上位に食い込めば、それだけで店の評判があがる。この国は他国の商人も数多く通る道だからな、それだけ評判の良い店には一見の客が多く集まるんだ」
成程、大会上位入賞の看板があれば、外から来た人が入る店を選ぶ理由になるもんね。
「じゃあ他の参加者も襲われてる可能性が高いわね」
「ううん。参加者全員が襲われる訳じゃないわ。お兄ちゃんは前の大会で4位に選ばれた腕利き料理人だからよ!」
「4位!? 凄いじゃないですか!」
国内有数の大会で4位は凄いんじゃない!?
「4位じゃ大した自慢にならねぇよ。実際3位以下は賞金も安いしな」
「そんなに違うの?」
「天と地ほど違うわ! ただそれでも店の売り上げには十分すぎるくらい影響するから、皆上位に入賞する事を狙っているのよ」
「じゃあ誰がお二人を襲ったのかは分からないんですね」
「いや、予想はついてる。あの町じゃ優勝争いをしている3つの店の料理人以外は全員がそいつらの傘下に入っているらしい。つまり本気で優勝争いをしているのは、首位争いをしているその3人か、外の町から来た料理人だけなんだ」
なんと、大会参加者の大半が上位3人の手下になっていたなんて。
でもそれだと他の参加者が自分達の順位を上げる為と考えるよりも……
「上位3人が自分達の順位を脅かされないようにと襲ってきた可能性が高い訳ですね」
「けど犯人が分かってもそこまでだな。食材が無けりゃ参加する事も出来やしねぇ。来年は護衛も雇う事も考え……あっ」
と、その時だった。馬車の方に振り返ったカロックさんが固まってしまったんだ。
見れば馬車の傍にはモフモフの姿があり……
「モキュモフュ」
なんと無事だった食材を食べていたんだ。
「って、こらモフモフ! 勝手に食べちゃ駄目じゃないか!」
さてはお前、さっきはこの食材の匂いに反応していたんだな!
慌ててモフモフを食材から引き剥がしたものの、既に食材の多くはモフモフのお腹の中に入ってしまっていた。
「貴重な食材をすみません!」
「ははっ、かまわないさ。どのみちこれだけじゃとても大会に出る事は出来ないからな」
「本当にすみません」
大変な事になって落ち込んでいる人達にとんでもない失礼をしちゃったよ。
「寧ろこっちは命を救ってもらったんだ。あの程度じゃ全然足りな……そうだ! 腹減ってないか?」
突然カロックさんがそんな事を言ってくる。
「え?」
「助けて貰ったお礼に昼飯をご馳走するよ。大会用の食材は殆ど駄目になっちまったが、まだ一食分くらいは残ってるだろ。よしっ、どうせならパーッと使っちまうか!」
「うん、良い考えよお兄ちゃん! お腹が減ってるから嫌な事ばかり考えちゃうんだわ! 美味しい物を食べて気分を切り替えましょ!」
「すぐに作るからそれまで休んでてくれ! リレッタ、駄目になった食材を切り分けて無事な部分が無いか見てくれ!」
「任せてお兄ちゃん!」
そう言って二人はさっきまで落ち込んでいたとは思えないテンションで料理を始める。
うーん、この二人本当に料理が好きなんだなぁ。
言われた通り暫く待っていると、すぐに美味しそうな匂いが漂ってくる。
「あっ、良い匂い」
「キュウ!!」
さっき勝手に食材を食べていたモフモフも、この匂いに涎を垂らしてソワソワしている。
「よし、出来た!」
カロックさんとリレッタちゃんが荷物の箱をテーブル代わりにして料理を置いてゆく。
「あり合わせだから大した物は用意できなかったが、今できる最高の逸品だ! 是非食べてくれ!」
「それじゃあ、頂きます! ハムッ!」
せっかく作ってくれた事だしと、僕達は遠慮なく料理を口に運ぶ。
「「美味ぁ~い!!」」
「キュゥ~ウ!!」
これは美味い! 短い時間なのにしっかり味が染み込んでいる。
「凄いわ、お肉なのにフワフワして全然堅くない!」
「これは凄いですね。まるで高級肉のような柔らかさですよ。それに味の染み込みが絶妙です。薄すぎず濃すぎずでいくらでも食べられますよ」
「でしょー! お兄ちゃんの料理は最高なんだから!」
カロックさんの料理を褒められたリレッタちゃんが自慢げに笑みを浮かべる。
「タレに漬けて味を染み込ませておいた食材が少しだが無事だったんでな。それを使ってみたんだ。どうだ、良く味が乗ってて美味いだろう?」
なるほど、あらかじめ味を染み込ませていたんだね。
「こうすると食材が腐りにくくなるから、遠方から大会に参加する為にやってくる料理人には必須の調理法なのさ。ただその分外側は味が濃くなるから、内側だけを使うんだ」
「外側の味の濃い部分は細かく切って他の料理の具に使うのよ」
成程、同じ食材でも部位によって使い分けるんだね。
「この葉っぱの料理も美味しいわ。なんていうか凄く安心する味」
「えへへ、すぐ傍に食べられる野草があったからそれを使ったんです」
そういってリレッタちゃんが料理に使った野草を見せてくれたんだけど、驚いたことにそれは僕達が良く知っている道端の野草だったんだ。
「へぇ、これって食べれたのね」
「そのまま使うとアクがキツいから、アク抜きをした方が良いわよ」
カロックさんが料理人でリレッタちゃんはお手伝いだと思っていたけど、リレッタちゃんも料理が得意だったんだね。
「ふぅ~、ご馳走様です」
「美味しかったわ」
多少量が少なかったものの、それ以上に満足度の高い料理を食べる事が出来て、僕達は幸せな気分に浸っていた。
「キュウ!!」
モフモフもなかなかやるじゃないかとばかりにお兄さんの足を叩いている。
うん、本当に美味しかったよ。それだけにこの料理が大会で披露されないのは残念だ。
「本当に残念ね。この料理なら大会で優勝できたでしょうに」
「はははっ、嬉しい事を言ってくれる。けどまぁ仕方ないさ」
「でも本当に残念だよ。町の冒険者の皆が魔物食材を採取する為に協力してくれたのに」
とリレッタちゃんが悔しそうに呟く。
「冒険者さん達が?」
「ああ、うちの店の常連でさ、俺達の為に安く仕事を受けてくれたんだ」
へぇ、そんな事があったんだ。なんていうか人情豊かな冒険者さん達だね。
きっとそれだけ二人の料理が好きだったんだろうな。
でもそれだけにやるせない気分だ。
あんなに美味しい料理を作れる人がその力を発揮できないなんて……そうだ!
「あの、よろしければ僕達の食材を譲りましょうか?」
「「え?」」
僕の突然の提案に二人がキョトンとなる。
「実は僕達冒険者でして、結構魔物食材を持ってるんですよ」
そう、魔物食材を獲りに行く時間が無いのなら、僕達が余らせている食材を提供すれば良いじゃないか。
「それはありがたいが、大会に使う食材の量は君が思っているよりも多いんだ。見た所君達は殆ど手ぶらに近い……」
「いえ、ここに入れてありますよ」
僕は魔法の袋からニュッと聖都で倒したヒートスティーラーの肉を取り出す。
「「はぁっ!?」」
「え? 今お肉が……!?」
「袋から? え? 袋!?」
魔法の袋を見たことが無いのか、二人の目が袋と肉を何度も行き来する。
「僕達冒険者ですから」
「「そう言う問題!?」」
「とまぁこんな感じで他にも食材は色々ありますよ」
僕はカロックさん達にヒートスティーラーの肉を渡して食材として使えるか見て貰う。
「凄い、こんな質の良い肉を見るのは初めてだ!」
「凄いよお兄ちゃん! これで料理したらどんなご馳走が出来るんだろ!!」
幸い、二人はヒートスティーラーの肉に興味津々みたいだ。
体内に高熱を留めるヒートスティーラーは高温を発する性質上、寄生虫が住むことができないという利点がある。そうした理由から獣肉なのに刺身にして食べる事が出来るんだ。
更にその肉を食べると体の芯から暖かくなる事から、冬の寒さ対策、冷え性の人や病人食にも適している食材なんだ。
「いや、止めておこう。俺達にはこれだけの食材に支払える金が無い」
けれどカロックさんはお金が無いからと肉を返してくる。
まぁここまでは予想通りかな。
だから僕は代案を提示する。
「だったら町に着くまで働いて貰えますか?」
「「働く?」」
「ええ。幸い僕達の目的地は同じです。だから旅の間の料理番を二人にお願いしたいんですよ。ああ、お二人の分の食事も僕達の提供する食材を使って構いません。余った分は差し上げますよ。腐ったらもったいないですから」
そう、これなら二人に労働の対価として食材を受け取って貰えるって寸法さ。
「そ、そんな好条件で本当に良いのか!?」
「ええ、お二人の料理にはそれだけの価値があると感じました。ねっ、二人共」
「そうね。あれだけの料理にはめったにお目に掛かれないわ。それが旅の間食べられるならこちらからお願いしたいわね」
「キュウ!」
僕が話を振ると、リリエラさんとモフモフも異論無しと優しい笑みを浮かべて頷いてくれた。
モフモフだけはどちらかというとカロックさんが持ったままのヒートスティーラーの肉に向いていたけど。
「あんたら……」
「お兄ちゃん受けようよ! こんな良い条件他にないよ!」
リレッタちゃんがこのチャンスを逃してたまるかとカロックさんを説得する。
「ああ、そうだな! その申し出、是非受けさせてもらうよ!」
「契約成立ですね」
「よろしく頼む!」
契約が成立した僕達はガッシリと互いの手を握った。
「ふふっ、うまい事誘導したわね」
と、リリエラさんが笑いを堪えながらこっそり呟く。
「何の事ですか?」
「あの二人に食材を提供しつつ旅の間の護衛までしてあげる為の方便でしょ?」
「いやぁ、偶然そうなっただけですよ。僕はもっと二人の料理が食べたいと思っただけです」
「そういう事にしておくわ」
本当に偶然ですよー。
「他にも魔物食材はありますよ。肉に魚に変わった所では亀の魔物の肉も」
僕は他の肉も二人に見せる事にする。
大会で使うんだから、食材の選択肢は沢山あったほうがいいだろうからね。
「おお、どれも凄いな!」
「ねぇ、この肉は何のお肉? 尻尾肉みたいだけど」
「それはグリーンドラゴンの尻尾肉ですね。そこまで大した食材じゃないので賄いにでも使ってください」
「分かった。グリーンドラゴンの……」
「「ドラゴンの肉ぅ~っっ!?」」
すると何故か突然二人が叫び声をあげる。
あれ? もしかしてグリーンドラゴンの肉は嫌いだった?
「ああ、何か懐かしい空気だわ」
「キュウ」
何故かやたらと慌てている二人を、これまた何故か優しい眼差しで見つめるリリエラさんとモフモフの二人に僕は首を傾げるのだった。
カロックΣ(゜Д゜)「ドドドドドドラゴンンンンンンッ!?」
リレッタΣ(゜Д゜)「どどどどどどうしようお兄ちゃん!?」
カロック( ; ›ω‹ )「落ち着け妹、これはよくある名前だけドラゴンのオオトカゲのパターンだ」
リレッタ(゜∇゜;)「あっ、成る程、よくあるガッカリ食材だね!」
レクス(。・ω・。)ノ「いえ、本物のドラゴンですよ。ほらちゃんと羽根も……あっ」
モフモフ_Σ(:3)レ∠)_「モグモグ」
カロック/リレッタΣ(゜Д゜)Σ(゜Д゜)「ドラゴンの羽食べてるぅぅぅぅぅ!?」
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