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二度転生した少年はSランク冒険者として平穏に過ごす ~前世が賢者で英雄だったボクは来世では地味に生きる~  作者: 十一屋 翠
聖都編

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第248話 舞台裏の喜劇

作者_(:З)∠)_「本日は作者が執筆を担当している『NG騎士ラムネ&40FX上巻』の発売日ですよぉーっ!!」

ヘルニーヾ(⌒(_'ω')_「でもこれって予約限定アイテムだから今から欲しくなっても買えないんじゃないの?」

作者_(:З)∠)_「大丈夫! 物語が読みたい人向けに電子書籍も同時リリースされるから! 皆、電子書籍なら手に入るよ!」

ヘイフィー└(┐Lε:)┘「珍しい販売形態ですねぇ」

ヘルニー_(:З)∠)_「書籍はWEBと違い挿絵と過去シリーズを踏襲してキャラクター座談会があるのよー」

ヘイフィー└(┐Lε:)┘「まだ予約できる下巻は一部のシーンが書籍用に修正されているから、こちらもよろしくお願いします!」


いつも応援、誤字脱字のご指摘を頂きありがとうございます!

皆さまの声援が作者の励みとなっております!

 ◆魔人◆


「くくくっ、上手くいっているようだな」


 聖地に運びこんだ仕掛けが作動した事を感じ取り、思わず笑みがこぼれる。


「ようやくだな」


 そう、ようやくだ。

 聖地は人間共にとって非常に重要な精神的支柱であり、そこを攻め滅ぼす事は我等がこの世界を支配する為に避けては通れない問題だった。

 だが厄介な事に聖地の結界は非常に強力で、外部から力ずくで攻める事は困難であった。

 しかし、しかしだ。


「結界が強固ならば、人間共を利用して内部から聖地を破壊すれば良いのだ」


 その為に我等は人間の聖職者に化け、長い時間をかけて連中の欲を刺激して組織を腐敗させてきた。

 そしてそれらの欲を満たす為に様々な援助を行った事で、我等は上級司祭の地位を得て同胞達を巡礼の旅の協力者として招き入れた。


「聖地の結界と違い、今の人間共は弱体化している。我等が潜り込んでいる事に気付かぬ程にな」


 そして聖地を破壊する為の強力だが使い手すら破滅させるマジックアイテムを連中に与えたのだ。


「くくくっ、自らの欲で滅びるがいい、人間共よ」


 ◆


「さぁラストスパートです! 皆頑張っていきましょう!」


 僕は集団の最後尾に位置しながら皆に声援を送る。

 だってこの施設は僕が作ったものだから、仕掛けがどこにあるのか知っている。

 そんな僕が先頭を走るとどんな罠もあっさりとクリアしちゃうからフェアじゃなくなっちゃうんだよね。

 だから試練を初めて受ける皆に先行して貰う事で、その不公平さを無くしている訳だ。

 まぁ単純に僕の自己満足なんだけどね。


 先頭はメグリさんだ。

 風の属性強化で速度を上げつつ、罠のありそうな場所を経験と知識で察知して回避している。

 時折読み違える事もあるけど、そこは速度強化した足で見事に回避している。


 次いで進むのはリリエラさんだ。

 リリエラさんは自分にはメグリさん程の罠察知能力がない事を理解しているみたいで、あえてメグリさんに先頭を譲って罠を調べて貰っているみたいだね。

 ただメグリさんが進んだ時には反応しなかった罠が時間差でリリエラさんを襲ってくることもあった。

 そんな罠に対してリリエラさんは氷魔法で罠の可動部を凍らせて動きを遅らせ、同じく氷魔法による滑走で罠を華麗に回避していた。


「ぬおおーーっ!!」


 三番手はジャイロ君だ。

 ジャイロ君は背中や肘、脚の裏から炎を発して自分が前に進む為の推進力を産み出して高速で走っていた。

 魔力の消費は少なくないものの、その爆発的な突進力はメグリさんの風魔法に勝るとも劣らない。

 ただ、周囲の罠はあんまり見ていないみたいでちょくちょく罠の直撃を受けていた。


「あ痛ぁーっ!! ……だが、負けねぇーっ!!」


 けれどジャイロ君は不屈の闘志で立ち上がるとまた前に向かって突き進んでいく。


「うぉぉーーっ!!」


 うーん、施設の設計理念とはちょっと違うんだけど……まぁ今回は巡礼の旅として施設を使ってるし、細かい事はいっか。


 四番手はミナさんだ。


「ふっふっふっ……よっと」


 ミナさんは安定したペースを保ちながら、前方を進む皆の様子を見て罠を避けていく。

 さらに言うとミナさんは身体強化で視力を強化して罠のタイミングを計っているみたいだね。

 そして同じく身体強化で防御と速度をあげる事で、戦士であるジャイロ君達ほどではないけれど、罠を回避するには十分な動きを獲得していた。

 正に堅実な攻略風景だね。

 ミナさんが一番正しくこの施設を攻略していると言えるかな。


「うわわっ!?」


 五番手はノルブさんだ。

 ノルブさんはさっきから罠の直撃を何度も喰らっているけれど、その度に属性強化による防御力の向上と、地属性魔法を利用した地面と足の連結で吹き飛ばされる事無く前へと進んでいた。

 ゆっくりと、だけど確実に前に進んでいく。


 敵からの攻撃に耐える力を示して進むその姿はミナさんと真逆ではあるものの、敵の攻撃を想定した罠に耐えるだけの守りを鍛えてきた事を証明している。


「ひぃーっ!?」


 そして最後はトレーシーさんだ。

 トレーシーさんはなんとか身体強化魔法を使って皆について行っている。

 リリエラさんやミナさんのように皆の様子を見ながら罠を確認する程の余裕がないので、紙一重でギリギリ避けている感じだね。


「うぎゅっ!?」


 時折よけ切れずにあたっているけれど、身体強化魔法の防御力向上効果でなんとか耐えている。


「ハ、ハイヒール!!」


 そしてダメージが蓄積してくると自分で自分を治療する事でなんとか進むことが出来ていた。

 うん、食事の時は走らないからと身体強化魔法以外の魔法をレクチャーしておいたのが功を奏したね。


 でもまさかトレーシーさんが回復魔法の鍛錬をあまりしていなかったとは驚いたよ。

 話を聞いてみたらどうも司祭の数が少ない所為で信徒の人達の対応に時間を割かれ過ぎて修行の時間が足りなかったみたいなんだよね。

 うーん、この辺りは主神の神殿が落ち目になっている弊害だね。


 だから今回の試練の旅に見事勝利して、主神の神殿は未だ健在だと聖都で名を轟かせないとね!

 そうすれば主神の神殿の信徒も増えて、時間はかかるだろうけどトレーシーさん達も修行に専念できるだけの余裕が出来るだろう。


「トレーシーさん、ゴールまでもう一息ですよ!」


「は、はいー!」


 そしてトレーシーさんが遂にゴールである神器の下へとたどり着く。

 既に皆はたどり着いて待ってくれていた。


「「「「ゴール!!」」」」


「おめでとうございますトレーシーさん」


「あ、ありが……とう、ございま……す」


 息も絶え絶えのトレーシーさんがへたり込む。

 さて、ゴールにたどり着いたのは良いけど、これからどうすれば良いんだろう?

 そう思ってゴールで待機していた聖地の神官達に視線を向けると、彼女達は何故か困惑した様子で僕達を見ていたんだ。


「あのー、どうかしたんですか?」


「ひゃい!?」


 すると声をかけられた神官達は跳ねるように体を震わせる。


「あ、はい、お疲れ様です主神の神殿の皆様……」


「その、試練を越えた皆様には、ええと、こちらの神器を引き抜いて頂きます……」


 そう言って神官達は僕達を神器が安置された台座の下へ案内する。


「てっきり戦神か商売神の神殿が勝つと思ってたのに……」


「まさか主神の神殿が勝つとは……」


 離れた場所に居る人は聞こえていないと思ってこっそり呟いていたけど、身体強化を発動したままの僕達にははっきりと聞こえていたんだよね。

 疲労困憊のトレーシーさんは聞いてる余裕もなかったみたいだけど、自分の所属している神殿が勝った事に驚かれるというのは良い気分じゃないだろうから、聞こえてなくて正解だったかもしれない。


 僕達はそんな発言を聞かなかった事にして、神器が安置された台座へ視線を戻す。

 そこには立派な剣が安置されていて……


「ん? あれって……」


 とそこで僕は初めて間近で見た神器の姿に奇妙な既視感を感じた。

 それは剣のような形をしていたけれど、その刃は平たく、潰されているのではなくて最初から刃が無かったんだ。

 それどころか神器は凹凸があったり装飾が表面に飾られていたりととても実戦で使うことが出来る用には見えない。

 それもその筈、何せアレは。


「施設一帯を守る為の防衛装置の制御装置じゃないか」


 そう、あれは文字通り聖地と呼ばれるこの施設の防衛装置のマスターキーだったんだ。

 うん、武器のように見えるのは、この施設を父である王様からプレゼントされたお姫様からのリクエストだったんだよね。

 ただの鍵じゃかっこ悪いから、カッコいいのにしてって言われたんだよ。

 でも何でコレが神器扱いされてるわけ!?


「さぁ、どうぞお手に取ってください」


 お手に取ってくださいって言われてもねぇ……


「「「「「……」」」」」


 僕達は互いにどうする? と視線を交わすのだけれど、皆これを持つのはちょっとなーって顔だ。

 あっ、ジャイロ君だけ持ちたがってたけど、ミナさんに止められた。

 となるとあとは……


「トレーシーさん、どうぞ持ってください」


 ここは主神の神殿の正式な参加者であるトレーシーさんに譲るところだろう。

 あくまで僕達は助っ人枠だからね。

 ……うん、別に変に目立ちたくないからじゃないよ? 本当だよ?


「ふぇっ!? 何をですか?」


 突然話しかけられた事で、トレーシーさんがビクリとなってこちらを見る。


「あれです、ゴールしたらあれを持つ必要があるみたいですよ」


「あっ、そうなんですね……よっととっ」


「大丈夫ですか?」


 僕はよろけたトレーシーさんを支えて神器の元へと連れて行く。

 うーん、間近でみるとやっぱりマスターキーだなぁ。


 あれ? でも良く見るとこのマスターキー、魔力が切れてるぞ?

 これは内蔵蓄魔石が切れてるのかな?

 えっと、確かこいつは有事の際を考えて、使用権を持つ人間が直接魔力をチャージできるようになってた筈。


 このままだと聖地の防衛機能が最低限しか動かないから、こっそりチャージしておこう。

 僕はトレーシーさんを支えるフリをしながら、彼女が受け取った神器に魔力をチャージする。

 すると、魔力の補充具合を示す宝玉が輝きだした。


「こ、これは一体!?」


 神器が輝きだした事に、神官達が驚きの声をあげる。


「え、何!? 何ですか!?」


 神官達の突然の反応に困惑するトレーシーさん。


「大丈夫ですよトレーシーさん」


 なんたってただ魔力が充填されただけだもんね。

 すぐに充填完了の発光は消えるから心配ないさ。

 ……と思ったら、神器の光は消える事なく更に輝きが刀身全体に及び、赤と青の光が交互に点滅を始めたんだ。


「えっ!? えっ!? こ、これ本当に大丈夫なんですか!?」


「この反応は……!?」


 これは確か施設を完全迎撃態勢に移行するモードの発光だった筈!?

 でもなんで突然完全迎撃態勢になんか!?

 あっ、もしかして、魔力が尽きる前に誰かがこのモードを起動させて、そのまま魔力切れでコマンドが入力されたまま待機状態になってたのかも!?

 このままだと対魔人用の超攻撃態勢になって……なって……


「なっても問題ないか」


 うん、良く考えたらこのモードになっても敵対するのは魔人と魔物だし、人間相手には戦わないモードだから特に問題なかったよ。

 何せこの施設の最高権力者は持ち主のお姫様だ。うっかり人間を攻撃する事がないように、攻撃対象を魔人と魔物だけに設定しておいたんだよね。

 敵対する人間相手なら結界だけで十分だろうし。

 そう考えると慌てる必要もなかったよ。


 そんな風に安心していたら、大きな音と共に建物の外から強い魔力が放たれるのを感じたんだ。

 うん、近くに警戒装置が反応するような魔物でも居たのかな?

 とりあえず神器のモードは通常の警戒態勢にしておこう。

 このままだと魔人や魔物が近づいたら容赦なしのデストロイモードに突入してバンバン周辺の魔物達を攻撃しまくって迷惑だからね。


 神器の設定をこっそり調整すると、すぐに神器の発光は穏やかなものになっていき、静かに光は消えた。


「き、消えた。よ、よかったぁ……」


 突然の発光に驚いていたトレーシーさんは、ようやく神器の光が収まった事に安堵のため息を漏らす。


「お、おお……奇跡だ」


「神器が光り輝くなど巡礼の旅が始まって以来の出来事!!」


 逆にこの光景を見ていた聖地の神官達は、神器の発光に大興奮だ。

 ああ、良く考えたらこの人達って研究者だもんね。

 そりゃあ初めて見る現象に出会ったらこうもなるか。


「これは間違いなく神器がこの方を認めたからに違いない!!」


「おおっ!! つまりはこの方こそ、正当な六人の若者の後継者、神々に仕えし信徒達を纏めるお方!!」


「え? え?」


「「「「「聖女様の再来だっっっ!!」」」」」


 神官達がトレーシーさんを囲んで興奮の声をあげる。

 その光景を見ながら、僕達はそっと距離を取るのだった。


 ◆魔人◆


 間もなくだ、間もなく人間共の破滅の時がやってくる。


 宝玉によって生み出された毒の霧は内部の人間どもの多くを抹殺し、同時に召喚された大型ゴーレムが対侵入者用の防衛装置を破壊して暴れまわる。

 そして獄炎と嵐が生き残った人間どもを聖地の施設ごと焼きつくす。

 最後に止めとして発動した殲滅用爆破魔道具によって、聖地は内側から跡形もなく吹き飛ぶのだっ!!


「くくくっ、人間共が己の欲深さゆえに滅びる光景が待ち遠しいぞ」


「「「ふはははははっ」」」


 さぁ、我らの長年の暗躍が結実する瞬間を見せるのだ!!


「はははは……ん?」


 と、その時、俺は奇妙な魔力の輝きを感じた気がした。


「どうした?」


「いや、今何か光ったような気が……っ!?」


 それは気のせいではなかった。

 気が付けば我々の視界が眩い光に包まれていた。


「「「っっっ!?」」」


 そして光を認識した我々は己の死を自覚する事なく消滅したのだった。


 ◆モフモフ◆


 我はモフモフ、全ての獣の……まぁいいか。

 我は今とても暇をしていた。

 何しろご主人達はよくわからん事をしてはしゃいでいるからだ。

 人間が吹っ飛ぶ姿はちょっと面白いがな。

 とはいえ、美味そうな魔物も居ないので我退屈。

 

 ……というわけで外に出てきました。

 うーん、ご主人の居ない場所の空気の上手い事よ!

 だってうっかりご主人の傍に居るとダイエットさせられるからね!


 それにだ、何となく美味そうな匂いがするのだよな。

 クンクン、こっちかな?


 その時だった。

 突然未知の衝撃波が背後から襲ってきたのだ。

 むっ!? 何だ!? 我に恐れをなした何者かが襲ってきたのか!?

 衝撃波の範囲は凄まじく広く、回避は不可能

 やむを得ぬ、ここはあえて受けてやろう!!

 

 我は身体強化魔法を用いて肉体の守りを固める。

 さぁこい!

 だが意外にもダメージは大した事なかった。

 我の身体強化を抜けてきたのは流石であったが、この程度のダメージなら気にする必要もない。

 問題は誰が襲ってきたかだ。

 我は警戒を怠らず周囲の気配を探る。

 クンクン……


 ……だが一向に敵は襲ってこなかった。

 むむ? 我の集中が切れるのを待っているのか?

 油断なく感知を続けるが、我に察知できる範囲に敵の反応はない。

 クンクンクン……

 これは……逃げたのか?

 我に攻撃が通じなかった事で不利を悟り、我に位置を知られる前に逃げたと言う事だろうか?

 クンクンクンクン……


 それとも目的は我ではなかったのか?

 あれほどの広範囲攻撃だ、魔力の消費もばかにならんだろうし、我だけを狙うにしては効率が悪すぎる。

 そう考えると、あれは我を狙っていたわけではないのかもしれん。

 クンクンクンクンクン……


 と言うかだな……

 何かさっきから凄く美味そうな匂いがしているのだが……

 うむ、いつまでも襲ってこない敵は一旦置いておいて、この匂いの元を確認しに行くとするか。

 幸い匂いの主はこの近くにいるようだ。


 我は近くの小山に登ってゆく。

 ほう、ここはさっきまで我がご主人達と共にいた場所を一望できるな。

 匂いの主はこの先、恐らくは小山の頂上に居るようだ。

 我は気配を消しながら物陰から物陰へと高速で移動してゆく。

 王である我が隠れながら移動する必要などないが、これは狩りだ。

 ならば狩りの作法と言うものがあろう。


 我は匂いへの興奮を借りの本能で抑えつけ山頂へとたどり着いた。

 そこで見たものは……


「「「……」」」


 上手そうな魔人の羽だった。

 うっひょーっ! 魔人ではないか! それも羽つきの良さそうな良い羽だ!

 むぅ、何故か知らんが全員死んでおるな。

 だが死にたてホヤホヤらしくまだ新鮮な状態だ。


 そして倒した者の姿も見当たらない。

 齧った跡もない事から、この魔人達を倒した者は齧りもせずにこの場を去ったと見える。

 ううむ、なんと勿体ない!

 勿体ないのはいかんよな。だって勿体ないんだもの!


 というわけでこの魔人達は我が美味しく頂くことにしよう。

 鮮度が落ちてはいかんから急いで食べないとな。

 というわけで、いっただっきまーす!!

魔人A_(:З))「はっ!? 今の光は一体!?」

魔人B_(:З))「はっ!? 同胞の脚が消えているぞ!?」

魔人C_(:З))「お前の脚も消えてるぞ!?」

モフモフ_Σ(:З)∠)_「ホロリ、遂に自分が死んだことにすら気付かない魔人(群れ)が現れてしまった……まぁそれはそれとして頂きます」


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― 新着の感想 ―
[一言] 幽霊の足がないのは、自身の描いた幽霊画に お茶をこぼし、足の滲んだ絵を見た円山応挙が 『雰囲気出る』とそうするようになったから らしいです。 この世界でも誰かお茶こぼしたのかな?
[一言] モフモフが美味しかった(≧▽≦)
[一言] レクスが殿(しんがり)を務めたのなら、皆も内心かなり安心できただろう。 今章での一連の試練を通じて、皆は更に一段と成長したと思う。 「白き災厄」モフモフに最低限の見せ場があったのも良かった。…
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