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第22話 森の中心と長老樹

要望があったので、魔物の大きさを表記しておきました。


いつも応援、誤字脱字のご指摘を頂きありがとうございます!

皆さんの声援が作者の励みとなっております!

「何で! 私達! 空を! 飛んで! いるのぉーっ!?」


 魔獣の森の空を飛んで進んでいたら、何故かリリエラさんが叫んだ。


「いやだって、試し切りを終えたらもう森の中を歩く必要もないじゃないですか。上空から森の中心地を調べて、そこに直行した方が早いでしょう?」


 なにしろこの魔獣の森の木々は全てが魔物だ。

 だからいちいち戦いながら進むよりも、空を飛んで飛び越えて行った方が早い。


「その理屈は! 分かるけど! なんかそれってズルくないーっ!?」


 そんな事はないと思うけどなぁ。

 徒歩と馬車なら、皆馬車を選ぶだろうし。


 そんなこんなで僕らは、魔獣の森の中心地へ向かって飛んでいた。

 イヴァンさん曰く、魔獣の森の中心への到達は、禁止領域を探索する冒険者達の悲願なのだという。


 広がり続ける魔獣の森の中心、全てが始まったそこで、一体何が起きたのか。

 その真実を冒険者達は知りたいのだとイヴァンさんは言っていた。

 そして、そこにはきっと、素晴らしいお宝がある筈だとも。


 お宝と真実。うん、まさしく冒険者の物語だよね。


「というか、一体いつまで飛ぶのよぉぉぉ!」


 リリエラさんがウンザリした様子で叫ぶ。

 確かに、結構飛んでいるからね。


「じゃあそろそろ休憩しましょう。フレイムインフェルノ!!」


 僕は森を焼き払って休憩するスペースを確保すると、地上に降りる。


「はぁー、地面が愛しいわぁ」


 疲れ果てたリリエラさんが地面に頬ずりしながら横になる。


「一応結界を張っておきますねー」


 僕はリリエラさんを中心に結界魔法を張って、安全を確保する。


「それじゃあ少し早いですけど、お昼ご飯にしましょうか」


 魔法の袋からシートを取りだして地面に敷き、その上に冒険者ギルドの酒場で購入したお弁当を置く。


「ええと、何か明らかに体積的におかしな物がその袋から出て来た様な……」


「魔法の袋ですから、別におかしくはないですよ」


「……ああ、うん、分かった……」


 何故かリリエラさんが眉間を念入りに揉んでいる。

 疲れたのかな?


「さっ、食べましょう」


 魔法で温めたお茶を、木のカップに注いで差し出す。


「ありがとう」


 そうお礼を言って、リリエラさんがカップを受け取る。


「はぁー、冒険中に温かい飲み物が飲めるって良いわねぇ」


「え? お湯なんて魔法で簡単に作れるじゃないですか?」


 種火を起こす魔法は普通に普及しているし、火をおこすくらいは普通に皆すると思うけど。


「そうかもしれないけど、普通魔法使いは魔力を温存する為に冒険中はなるべく魔法を使わないものよ。だから温かい飲み物を飲めるのは、野営で火を焚いた時くらいね」 


 成程、魔力の温存か。

 水を温める程度の魔力なんて、指先の更に爪の先っぽ程度の魔力で済むけれど、その魔力をも温存するのがプロの心得って訳だね。


「じゃあ僕もこれからは温存した方が良いですね」


「ううん、貴方は温存しなくても良いから」


 え? それはおかしくないですか?


「それで、あとどれくらい飛べば目的地に到着するの?」


 と、リリエラさんがサンドイッチを頬張りながら聞いてくる。


「そうですね、あと一、二時間くらいですか。森の中心は木々が一目で分かるくらい高くなっているので、すぐに分かりますよ」


 そう、上空から確認した魔獣の森の中心は、明らかに外周の木々よりも背が高かった。

 アレも植物型の魔物なのだとしたら、結構な大物だろう。


「魔獣の森の中心、一体何があるのかしらね?」


「何があるんでしょうねぇ。本当にワクワクしますね」


 ◆


「さて、そろそろ行きましょうか」


 休憩を終えた僕達は、再び空の旅を再開する。


「うう、これニガテなのよねぇ。足元がプラプラして心細いと言うか」


 どうもリリエラさんは飛行魔法が苦手みたいだ。

 それにしてもプラプラするのが嫌という事は……。


「じゃあ、こうすればどうですか?」


 僕は空中をグルンと一回転し、リリエラさんを抱える姿勢を変える。


「キャッ!」


「これなら少しはマシだと思いますけど」


 そう言って、僕はリリエラさんを腕の中に抱きかかえた。


「……」


 けれど何故かリリエラさんは無言だ。気に入らなかったのかな?

 あと顔が赤いような?


「嫌ですか?」


「い、嫌って訳じゃないけど、これってアレでしょ? お姫様抱っこってヤツ……ちょっと恥ずかしいかなーって」


「嫌じゃないんですね! じゃあこれでいきましょう!」


「えっ!? ちょっと待って」


「ではふたたび出発!」


「こ、これはこれで問題がぁー!」


 うん、リリエラさんの顔を真近で見れるし、悪くないね。


 ◆


「あっ、見えてきましたよ」


 僕はリリエラさんに中心地が見えてきた事を伝える。


「ええ、アレを見れば私にも分かるわ。大きな木だものね」


 そう、僕達の視線の先には、森の大地から大きく突き出した大木がまるで祭りの櫓の様に突き出しているのが見えた。

 地上からの距離と目測から、一番大きいところでだいたい40mくらいの高さかな。

 端から中央に向かって少しずつ大きくなっていくから、まるで木で出来た山みたいだ。


「近くに降りますね」


「分かったわ」


 僕は中心地のちょっと手前の森を焼き払うと、そこに着陸する。


「こう、草むしり感覚で森を焼くわね……」


「実際草むしり用の魔法ですからねぇ」


「違うから! 草むしりの魔法は魔物をまるごと灰にしないから! っていうかそもそも魔法で草むしりなんてしないからね!」


「ウチの村じゃ普通に魔法で草むしりをしますよ?」


「それ普通におかしいからね!」


 成程、リリエラさんの村では魔法で草むしりをしないらしい。

 そう言えば、昔は魔法で草むしりなんてしなかったって父さんも言ってたなぁ。

 ……もしかして、草むしりに魔法を使わない事で、体を鍛える修行だったんじゃ!?

 子供の頃から草むしりをする事で、体力と忍耐力を鍛えていた!?


「……成程、村によっていろいろと深い考えがあるんですね」


「断言するけど、絶対変な勘違いしてるわよ貴方」


 あれ? 何か間違っていましたか? というか、声に出しちゃったかな?


「そんな事より、先に進みましょう。森の中心は目と鼻の先なんだから」


 リリエラさんに急かされ、僕達は魔獣の森の中心に足を踏み入れた。


 すると、周囲の巨木がギギギと音を立てて動き出す。


「動いた!?」


「キラープラントの上位種、エルダープラントですね。歩く事は出来ませんが、樹皮は鉄より硬く、枝に生った葉っぱをナイフのように飛ばして攻撃してきます。注意してください」


「それ、注意のしようがないんじゃない!? 攻撃が通らない上にこの巨体じゃ逃げた方が良いわ!」


 リリエラさんが青い顔をして言うけど、ぜんぜんそんな事ありませんよ?


「大丈夫ですよ。リリエラさんの新しい槍なら、この程度の魔物簡単に倒せます」


「簡単にって、相手は鉄よりも硬いんでしょ!?」


「大丈夫ですよ。ほら右から来ましたよ」


 リリエラさんに向かってエルダープラントの枝が襲い掛かって来る。

 ただし枝と言ってもキラープラントの幹程の太さなので、普通の人間が当たったら死んでしまうだろう。


「きゃあっ!?」


 リリエラさんが慌ててエルダープラントの攻撃を回避する。


「こ、この!!」


 そして新調した槍をエルダープラントの枝に向かって振るうと、断ち切る音も鳴らずにエルダープラントの枝が綺麗に切断される。


「嘘!? この巨体が!?」


 それに驚いたのは、切り裂いたリリエラさん本人だった。


「あっ、一応防御魔法を掛けておきますねー。ハイプロテクション!」


 リリエラさんの体を、黄色い輝きが包み込む。


「何これ!? 魔法!?」


「今ならドラゴンに踏まれても潰れませんよー」


「潰れなくても絶対踏まれないからね!」


 リリエラさんはエルダープラントの攻撃を回避しながらその幹を薙いでいく。

 うん、僕の教えた龍帝流空槍術は上手く使えているみたいだね。


「その調子ですよリリエラさん!」


「う、うん!」


 まだ少しぎこちないけれど、使い続けていくうちに基礎にも慣れてくるだろう。

 そしたら次の段階として、槍を使った空中戦を教えようかな。

 生徒の出来が良いと、教えるのが楽しいね。


「さて、そろそろ僕も戦うかな」


 こちらも新しい武器を用意したし、エルダープラント相手なら試し切りにも丁度良いよね。


 と思ったその時だった。

 森が突然ゴゴゴゴッと揺れ始めたんだ。


「な、何!? 地震!?」


 いや違う、これは地震じゃない。

 その証拠に、エルダープラント達が震えている。

 まるで何か恐ろしい相手を怒らせてしまったみたいに。


「リリエラさん!」


 僕は急ぎリリエラさんを抱き寄せると、飛行魔法で空中に避難する。

 その直後、エルダープラント達が宙に舞った。


「え?」


 リリエラさんがその光景を見てポカンと口をあけている。

 今空中では、巨大な大木の魔物達が木の葉の様に宙を舞っていた。


 勿論エルダープラント達に羽根が生えて空を飛んだ訳じゃない。

 エルダープラント達は、自分達の主が動いた余波で吹き飛ばされたんだ。


「な、何が起こってるの!?」


 状況を把握できていないリリエラさんが困惑する。


「森の主が姿を現したみたいです」


 そう言って、僕は森の中心を指さす。

 そこには、エルダープラント達よりもはるかに巨大な、文字通りの巨大樹の姿があった。

 目測で幹の太さは20mって所かな?

 エルダープラントの幹の太さはおおよそ6mだから、3倍近く太いなぁ。


「……エンシェントプラント、エルダープラント達はあいつの根っこが持ち上がった時にふきとばされたみたいですね」


「エンシェントプラント? ……それって、まさか!? 伝説のSランクの魔物の事!? あの生きた森といわれた伝説の魔物!?」


「え? そうなんですか?」


「何で貴方が聞くのよ!?」


「いや、Sランクというのは初耳なので」


 へー、あいつってSランクの魔物なんだ。


「そうなんだ……じゃなくて! じゃあ魔獣の森の主はSランクの魔物だったって事!? この森が拡大した原因も!?」


「多分そうだと思いますよ」


 エンシェントプラントは森の王と言われる魔物で、その木の実から多くの眷属魔物を産む魔物だ。

 僕も前世で英雄だった頃は、エンシェントプラントと戦った事があるから分かる。

 でもエンシェントプラントが、ここまで大きな森を生み出すなんて初耳だなぁ。

 というか、こんなに成長したエンシェントプラントを見たのが初めてだ。


「マズイわよ! Sランクの魔物なんて私達の手には負えないわ! ギルドに報告しないと!」


「でも向こうはこっちを見逃す気はないみたいですよ?」


「えっ?」


 僕が高度を上げて回避すると、ちょうど僕達が居た場所をエンシェントプラントの枝が横薙ぎに振るわれる。


ブォォォォン!! と回避した筈なのに強い風が吹き荒れる。


「エンシェントプラントは根っこを足の様に動かして移動できますから、このまま逃げるとヘキシの町までついて来ますよ」


「で、でも植物の魔物の足は遅いでしょ!?」


「いえ、動きは遅めですけど、とにかく根っこが長いので、馬の10倍くらいの速度で走りますよ」


「じゅっ、じゅうばいっ!?」


 歩幅が違うからねー。


「ど、どどど、どうしよう!?」


「まぁさくっと迎撃しましょうか」


「げ、迎撃って簡単に言うけど、あんな巨体を……そうか、あの炎の魔法で燃やすのね!」


 リリエラさんは、それなら大丈夫と胸をなでおろす。


「いえ、素材がもったいないので普通に倒します」


「どうやって!?」


「剣で切ります」


「成程、剣で……って無理でしょーっ!?」


 いえいえ、普通にできますよ。


「ちょっと降ろしますねー」


 リリエラさんを地上に降ろした僕は、結界魔法で彼女を保護する。


「結界を張ったので、絶対にここから出ないで下さいね」


「ちょっ、本当に行くの!? 無茶よ!」


 リリエラさんは心配性だなぁ。


「大丈夫ですよ。すぐに済みますから」


 僕は剣を抜くと、真っすぐにエンシェントプラントに向かって走り出す。


「フィジカルエアブースト! ハイプロテクション! ハイストレングス! ハイウエポンブースト! ハイスラッシュブースト!」


 身体強化魔法を発動し、防御魔法と攻撃力強化魔法をかけ、武器にも威力強化、切れ味強化の魔法を重ね掛けする。


 ゴオォォオンという音と共に、エンシェントプラントの根っこが振り下ろされる。

 まるで夜空が落ちてくるみたいだ。


「逃げてぇぇぇぇ!!」


 リリエラさんの悲鳴が聞こえるが、この程度の攻撃避けるまでもないですよ。


「はぁぁぁっ!!」


 僕は迫りくるエンシェントプラントの根っこを逆一文字に切り裂く。

 うん、さすが変異種の刃で作った剣だ。鉄で作った普通の剣に比べて切れ味がいい。

 出来はまぁ、それなりの素材だから中くらいかな。


 そして剣風で宙に舞った根っこがリリエラさんの方に行かない様、跳躍してエンシェントプラントの方向へ蹴り飛ばすと、ドゴォォン! という豪音と共に根っこがエンシェントプラントに激突する。


「はっ?」


 リリエラさんが間の抜けた声を上げる。

 ああ、予想外にエンシェントプラントが柔らかくて驚いているんだな。

 ん? 柔らかい?


「しまった!」


 そこで僕はとんでもないミスを犯してしまった事に気付く。


「どうしたの!?」


「せっかくの素材をぶつけて傷つけてしまいました!」


「気にするところそこ!?」


 うう、やってしまったものは仕方がない。

 残りの部分は丁寧にやろう。


 エンシェントプラントの動きが変わる。

 どうやらこちらを敵だと認識したらしい。


「でももう遅いよ、お前は僕達の獲物だ!」


「そこで私を巻き込まないで! 貴方の! あ・な・た・の獲物でしょぉぉ!」


 やだなぁ、僕らはチームなんですから、だったら狙った獲物はチームの獲物じゃないですか。


「スラッシュ・レイ!!」


 突き出した掌の前に小さな球体状の光が現れ、そこから極細の閃光が放たれる

 そして襲い来るエンシェントプラントの枝と根っこを次々と切断していく。


「大物を切るならこれが一番楽ですよね」


「そこで! 同意を! 求めないで! こんな魔法見た事ないんだから!」


「ああ、リリエラさんは剣士ですから魔法を見る機会が少なかったんですね。でもこれからも冒険を続けていけば、この程度の魔法いくらでも見られますよ」


「それ! 見せる相手は! 絶対! 同じ人だと思うわ!」


 あはは、いくら何でも、そこまで魔法使いの数は少なくありませんよ。


「さて、それじゃあ止めを刺そうかな」


 枝と根っこを刈られたエンシェントプラントにはもう攻撃力は無く、その姿が巨大な丸太同然だ。

 そう思ったその時、エンシェントプラントの幹がビキビキと音を立てて動きだした。


「な、何っ!?」


「たぶん攻撃手段がなくなったので、樹皮を剥がして飛ばそうとしてるんです」


 なかなか珍しい攻撃をしてくる。

 この攻撃はよっぽど追い詰められた時にしかしてこないから僕も忘れていた程だ。

 いつもはその前に倒していたからね。


「まぁでも、後で樹皮を剥がしやすくなったと思えば楽だよね」


「その前に当たったら死ぬから!」


「当たらなければ良いんですよ。あ、リリエラさんは結界から出ないでくださいね。幹の破片一つでも、加速して打ち出すからエルダープラントをぶつけられるくらいのダメージを受けます」


「絶対出ないから!」


 よし、これで後ろを心配する必要は無いね。


「じゃあ行くぞっ!」


 僕が駆け出すのと同時に、エンシェントプラントも樹皮を射出する。 

 僕はその攻撃を全て回避し、リリエラさんの結界に向かう樹皮だけは念の為叩き落としておく。


 そしてエンシェントプラントの根元までやって来た僕は、変異種の素材で作った剣を横薙ぎに一閃した。


「せいっ!」


 神速の斬撃が剣風を生む事で、目の前の空間に真空が生まれ、それによって長大な刃が出来上がる。

 そして真空の刃は僕の剣閃に従って前方へ突き進んだ。

 鉄よりも鋼よりも堅いエンシェントプラントの樹皮も、真空の刃の前にはなすすべも無く切り裂かれる。

 そして、轟音と共にエンシェントプラントの幹は、地面に倒れたのだった。


「ふぅ、久しぶりに歯ごたえのある敵だったなぁ」


「……嘘、Sランクの魔物を倒しちゃった」


「まぁ、この程度の相手なら、ちょっとした薪割りと同じですよ」


「普通の薪は襲ってこないわよ!」

_(:3 」∠)_ 目的地が遠い? 飛んでいけばいいじゃない。

_(:3 」∠)_ Sランクの魔物? 切れば倒せるよ。


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― 新着の感想 ―
[良い点] 美少女をお姫様だっこで飛行(笑) ツッコミしまくるヒロイン(笑) [気になる点] 地面が恋しくて愛でる美少女(笑)
[良い点] 一仕事終えたあとの感覚で、Sランクの魔物を討伐良き
[良い点] 面白い。 コミックから入ったけど、小説の方が面白い。 [気になる点] 魔法名が廚二じゃないのが良い。 分かり易い。 [一言] まだ22話だけど、完読する前に感想書きたくなった作品は久しぶり…
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