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始まりの話
人生とはつまらないものである。しかし、ここまでつまらないとは思っていなかった。どこかのネットの掲示板に書いてあった。
人生とはオープンワールド何でもありな神ゲーに例えられると。実際そうだと思うしやろうと思えば割りとなんでもできるのだろう。
性格が歪んでいる人間はどうしたらいいのだろう。いつも斜に構えて、誰にも心を開かない。そんな人間が人生を楽しめるわけもない。
人生がつまらないと書いたが何もずっとつまらなかったわけではない。一瞬一瞬は楽しいこともある。映画を観る時、家族で旅行に行っている時、おいしいものを食べている時。ただ、ある程度の日数を括って俯瞰的に見ると人生は面白くないとなる。
俺の考えはこれくらいにする。これから大学1年になったばっかりの俺の生活をちょっと覗いてもらおう。