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ひとつの出逢い

作者: デコポン

今年も間もなく、クリスマスを迎える時季がちかづつく季節がやってきた。僕は自宅のリビングルームで、元カノいや、今はこの世にいない、彼女と初デートでみた、映画を鑑賞していた。この作品を見るたびに僕は知らず、知らずに、泣いてしまう自分によく気づく。僕が彼女と出会ったのは、大学時代の友達との合コンの場である。彼女を最初出会った時の印象は、会のなかでもそんな目立つ存在ではなかった。ただ彼女との会話が意気投合し、自然に互いの連絡先を教えあう中となった。そんなある日、彼女から映画を観に行こうという誘いのデートがあった。ぼくは勿論、断る理由がないので誘いにのった。そして当日、映画館で待ち合わせをし、互いに時間に遅れることなく。合流することができた。

「まった?」

と彼女が僕を気遣う感じて聞いてきた

「いや、いまきた所だから全然大丈夫だよ」

笑顔で僕はかえした。

そんなこんなで僕たちは館内に入って鑑賞をすることにした。内容てきにはごく普通の映画に見えたのだが、隣の彼女の表情をみると、泣いていることに気づいた。

映画を観終わって、近くの喫茶店でコーヒーを飲みながら先ほどみた、映画の感想を語りあった。僕は迷わず彼女にストレートに聞いてみた。

「君はなんであんな映画で泣けることができたの」

彼女はそんな僕の素朴の質問にイラだったのか。

今までの明るい表情が少し雲がかり。

「君にはあの映画のメッセージ性がつたわらなかったの?

ぼくは素直に分からないと答えた。そのとたん彼女の飲みかけのコーヒーを一気飲みにしそそくさとその店からでていってしまった。僕は慌て会計をすませて、彼女の後を追った。すぐさま彼女をみつけだし彼女の右肩を掴み

「ちょっと待てよ」

と優しく声をかけた。彼女はその声に振り返ると何故か泣いていた・・・彼女は優しく僕の右手を軽く払い

「ごめん、今日は体調が悪いから帰る」といて駅の方向に歩いて行ってしまた。僕はそんな彼女の後ろ姿を呼び止めることもできずに見守るしかなかった。僕は自宅に戻り何故、彼女が泣いていたのか?何故、彼女の気持ちをもう少し理解しようとしなかったのか。そんなことを考えながらいつの間にか寝てしまった。朝、起きて大学に行くといつもなら居るはずの彼女の姿がみえなった。そんな日が一週間位つづいただろうか、今日もいつも通り学校に行くと、彼女と共通の友達が僕の姿を見つけて慌てた様子で僕に話をかけてきた。

彼の話は唐突で信じられない感じになってしまった。

彼女が3日前に不良の事故で亡くなってしまったと言う、

受け入れられない気持ちで一杯になり、大学の講義をきくこともできずに僕は早退してしまった。それから数週間、僕はなにもすることができずに自分の部屋に閉じこもってしまった。もう一度彼女に逢いたい、あっていろいろな話をしたい。あって謝りたい、もっと彼女の気持ちを理解してあげたかった。自分を責める気持ちしか今の、僕にはなかった。人は一生のうち何回恋をすることができるのだろうか?別な女性と付き合って過去の彼女を忘れることができるのだろうか?今の僕には後者な考え方しかできなかった。もしもう一度産まれかわれるなら、またあの彼女と付き合ってみたい。神様がゆるしてくれるならもう一度出会いたい



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