秘話33)凡人は切り所にも悩む
物語はどこで切ればいいのか、いつも悩み所。この頃は「そろそろ長くなってきたな」という所で、切るポイントを探して話を分割している。
エピソード本文の文字数制限は200~70,000文字以内だそうだが、『浪漫旅道』は現在5,000~8,000文字が多い。(詩と序章を除くep69迄は3,000~最大15,000文字)
書き始めた頃は「こんな何千何万文字とか無理無理」と思っていたが、だんだん楽しくなってきたせいか、あるいは、キャラクターが固まってきたせいか、いつの間にか1話あたり5,000文字とか8,000文字というのが増えてきた。
今頃になって気付いたが、文字数多過ぎる。でも、流れ的には切りづらい。紙が媒体ではない このご時世、短い文章と頻繁な改行がいいに決まってる。サラーっとスクロールして、サラーっと読み流せるのが時代のニーズだ。でも、無理。切れない。長くなる。長くないと、
「私が楽しくない!」
自分の為に書いてるわけだから、もちろん長くてもいいのだが、巧い切り所とか、洗練された工夫とか個人的には知りたい。
いや、本当に、こういうのは皆さん、どうやっているのだろうか。人の文章を読んでも、切り所に限らず、他の様々な創意工夫にピンと来てない私なので、きっと理解できぬまま書き続けるのだろうな、と思う次第だ。
たぶん、書く為には語彙の豊富さは元より、深い理解力も必要なのだろうけど、努力だけで、どこまでいけるのか。読解力とか文章力とか、そういう才能がある人たちが羨ましい限りだ。
そう言えば、最近、久々に紙の本を買って、読んだ。小説ではないのだが、これがなかなか強烈なパンチのある文章で面白かった。書き手の方は作家ではなく、学者なのだが、一般向けに書かれているとは言え、思わず笑ってしまったほどだ。ああいう個性はなかなかないと思うし、しかも、どこか自信満々な文章だ。私には到底、書けないなぁ。羨ましい。
文才だけでなく自信とか個性というのも、なかなか凡人には縁の無い話である。
(過去の活動報告から抜粋したものに大幅加筆。2025/12/05-2025/12/09)




