2章プロローグ・はじまりの後悔/2章1話 合コン
本編含めて少し短いですが更新しときます。
プロローグのお話は誰のものかはまだ伏せておきます。章が変わるごとにあどりっぶで入れていこうと思います。
作中のことで質問等あればこのサイトでもツイッターでもどちらでも質問してください。それ以外の個人的な質問でも全然オッケーです。
後日サイトを作っておきます。
おれにはずっとずっと昔に友達がいた。物心ついた時から一緒にいて一緒に戦った。
その成果は周りに認めてもらえて二人に目的だった無駄な争うを終わらすことができた。
そこまでは何もかもが順調だっただろう。
そう、順調だった。
そこから先を語るほどのことでもない。
ただ単に、騙され、戦い、そして
救えなかった___________________________
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Sクラスになってから早1週間、初日の事件やかつてのクラスメイトとの接触もあってなかなかに濃い1週間だったが残りの5日間は特に何も起こることはなかった。当たり前のように学校に来て、自習や異能の訓練をして放課後になったら帰る。ひとつ気にする事があるとすればカケル君が忙しそうってことだ。
この島のどこかに潜んでいるかもしれない裏切り者、その真相を探るために彼は最近炎城さんと共に行動している。今日も授業には来なかったが大丈夫なのかな?手伝いたい気持ちは山程だが、今まで恋人はおろか男子と必要以上に絡んでこなかった私はどうすれば違和感なくからめるかを考えに考え、結局声をかけない臆病者だとわかった。この事実は現在進行形で最近1番の後悔だ。
「ではこれで今日の授業は終わりだ。さっさと帰れよ」
獅装先生のいつも通りの挨拶が終わって教室を後にする。大気君はいつも通り窓から帰っちゃうので帰りは1人だ。だが今日はAクラスの友達が校門の前で待っていた。
「ひな〜」
付き合いの長い芽衣だ。偽の記憶では5年以上の仲だった。記憶が正された時にもっとも心配したことはこれまでの交友関係だったがあまり心配は要らなかったみたいだ。
「芽衣、今日は彼氏さんと帰らないの?」
「うん、今日はなんか予定があるんだって。最近なんか積極的になってきたかと思ったらすぐこれだよ」
残念そうに、だけど彼のことを考えるだけでうれしいのかすこし嬉しそうな表情をした。そんな表情をあたかも隠せていると思っている芽衣はこの世で一番かわいいと思っている。
「アハハ。まぁ順調そうでよかった」
そんな他愛のない話をしながら帰り道を歩く。記憶が戻る前と変わらない雑談に私は懐かしさと共に嬉しさで溢れかえった。そんな中、芽衣は何か思い出したようにつぶやく。
「あっ!そうそう、ひなさ、合コン来てくれない?」
「えっ?合コン?」
言葉だけは知っている。いわゆる男女での遊びの場?みたいなイメージだけど、今まで特に恋愛に興味が湧かなかったためそう言ったものは先送りにしていた。
「人数は3人で、私とひなと玲の3人で、向こうも3人みたい。これね、実は私の彼氏からの頼みなんだ」
「芽衣の?なら尚更なんでそんな頼みを?」
「なんかね、彼の友達に女性との関係が乏しくて恋愛とかに少し興味があるみたい。だからいい子紹介してくれないかって。私は一応玲を紹介したんだけどあっちも3人だから3人用意して欲しいって言われちゃって。お願い!!最悪、数合わせでその場にいてくれればいいし一次会で帰っても全然いいから。彼の初めてのお願いだから叶えてあげたくて......」
芽衣は正直彼氏を作ることは正直少なくはない。むしろ数ヶ月で別れその1週間後に別の恋人を作っていたなんてことは結構あった。だけど彼女はその恋人一人一人に対して真剣に付き合っていた。その姿を応援していた身としてはこの場を断ることはできない。それにこういった場を経験すればすこしは私にも彼に声をかける勇気を持てるかもしれない。
「うん、分かった。数合わせだけど日程が決まったら詳細教えてね」
「ホント?!!ありがとーひな!!日程は明日になるんだけど明日の午後5時から商店街のカラオケで二、三時間雑談するって感じらしいよ?」
「わかった。なら放課後だね」
嬉しそうな芽衣を見ただけでも承諾してよかったと思う。それだけ話してその後はいつも通りの雑談に戻った。
だけど私は理解していなかった。
まさかこの後、こうも残酷な事件が起こるなんて.........




