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第07話 迫り来るナニカ


プラチナムスライムを倒したことにより大量の経験値をゲットしLEVELが23→45になった。

それに伴い新たなスキルを手にいれる。

ステータスカードを確認する。


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NAME:ジル・ラクス | JOB:魔法剣士 | LEVEL:45


SKILL

火球 (ファイアーボール)   ・筋力上昇(マッスルアップ)

土の壁(アースウォール)   ・魔法付与(ファイアエンチャント)(火)

魔法の矢(マジックアロー)  ・魔法付与(サンダーエンチャント)(雷)

魔法障壁(マジックバリア)  ・超強落雷(サンダーボルト)

火炎弾爆発(フレアバースト)


SPECIAL SKILL

超幸運(フォルトゥナ)

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4つもスキルが増えていた。


おっしゃあ! サンダー系のスキルが増えてるじゃないか。

俺サンダー系の適正もあったんだな。

というのも誰しもが様々なスキルを扱える訳ではない。

魔法使いで火系統の魔法を使えない人もいるし、少数ではあるが全系統の魔法を使える人もいる。

例えば俺の他に別の魔法剣士がいてそいつがLEVEL45だとする。

俺とそいつではスキルが全く違うのだ。

俺は今、火、雷、土系統の魔法が使えるがそいつは水や風系統を使えるかもしれない。

人によって覚えるスキルは全く違うものなのだ。


そしてなにやら強そうなスキルが増えている。

火炎弾爆発(フレアバースト)超強落雷(サンダーボルト)だ。

前に他の冒険者が使っているのを見たことがある。

火炎弾爆発(フレアバースト)は小さな火種を目標に飛ばし着弾の瞬間大爆発を起こす魔法で

超強落雷(サンダーボルト)は対象の頭上に雷を発生させ落雷させるという魔法だ。

早速試してみたいが、ここは森の中、周囲への影響を考えると今はまだ使用しないほうが良さそうだ。


ステータスカードの確認を終えたところで、遠くの方から大きな咆哮が聞こえた。


「 ゴオォォォォォ!!!! 」


大きすぎる咆哮により木が揺れ、地面が振動する。


「なっなんだこの声!?」


途切れることのない咆哮。一度止んでも再度咆哮の声が聞こえる。

その声は徐々に大きくなっていく。


「声が大きくなっている。近くまで来ているのか? 」


近づいてくる()()()に対応できるよう太刀を握りしめ、スキルを使う。


【筋力上昇(マッスルアップ)】、【魔法障壁(マジックバリア)】発動!!


力が漲り、体の周りに魔力の壁が発生する。この魔力の壁で相手の攻撃、魔法を防ぐことができる。


・・・近い。咆哮はもうすぐそばで聞こえており、ドスンッドスンッという足音まで聞こえる。

この足音から察するに敵はかなりの巨体だ。


そう思い警戒していると突然、咆哮と足音が消えた。

消えたっ!?なぜだ。どこにいる。

辺りを見渡すが視認できない。


その瞬間、ドスンッ!!!

背後で大きな音が鳴る。振り向くとそこには


「 ウゴオォォォォォ!!!! 」



この森で最強のモンスターといわれる、森の主エンシェントバックがそこにいた。




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