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英雄に憧れる2人子供01




街のメイン通りを歩いているのに すれ違う人々は皆 下を向き 目が死んでいるようだ


「ねぇ ショウ そろそろ 次の街に行こうか この街の周辺はもう大丈夫だよ」


「うん そうだね 次の街はレグトワ王国だね 強い魔物がいるといいね」





子供2人だけで旅をする 弟ショウと姉ヒナタ


魔物を退治しながら 世界を旅している


人々を救うために


英雄を目指して






レグトワ王国の街モンブラに着いた2人は いつもと違う風景を見る


人々が前を向いて歩いているのだ


笑顔の人もいる


ショウが姉に聞く「ヒナタ この街の人達 元気がいいみたいだけど 街の近くに強い魔物がいないのかなぁ」


「う~ん 変ね ギルドに行って聞いてみましょうか」








人々は絶望していた


人族の連合軍は魔王軍と戦い敗れてしまったのだ


国を守る兵士達も激減してしまった


冒険者達のほとんどが死んでしまった


そして 人々の光 希望だった英雄がいなくなってしまった


・・・


魔物を倒せる人達が少なくなり


人々の生活は困窮している


食料も資源も ほぼ全てを魔物に頼っているこの世界


魔物を倒す者がいなくなり 人々の生活は困窮する


・・・







ショウとヒナタがギルドの建物に入ると活気に満ちていた


だが 冒険者達のほとんどが新米で


弱そうだ


とても強い魔物を倒せるとは思えない


ショウとヒナタは不思議に思い聞いてみた


すると


冒険者達は笑いながら話してくれた


俺達にも出来ることが何かある やれることをやるだけさ


ショウとヒナタがこれまでに訪れた街の人々と違って


光が 希望が


1人の男が笑いながら2人に話を


英雄が現れたのさ


第4の英雄がな


それを聞いた周りの人達は爆笑する


俺達も負けてはいられないと力強く話す冒険者達


ヒナタが「英雄様が 第4の英雄様が生きているんですか この街に」っと


冒険者は笑いながら「ああ 小さな英雄がな 君よりも小さな英雄だよ」


ヒナタは困惑する


4人の英雄が生きているのなら 年齢は4人とも18歳なのだから


別の冒険者が笑いながら「光 希望を人々に与えるのが英雄なのさ」っと





「ヒナタ どう思う」


「意味が分からないわね 私達より小さな子供が英雄だなんて」


1人の冒険者がショウとヒナタに


「英雄に会いたいなら孤児院に行くといいぞ」


ショウとヒナタは顔を見合わせ そして お礼を言ってからギルドを後にした


そして走って教えられた孤児院を目指す


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