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上層と中層

上層を進むうちにだんだん敵が強くなるのがわかる。


「ダイヤモンド、疲れたら交代するから言ってくれ」


「はい、でもまだ大丈夫です。リコ様もゲンマ様におんぶされているほうが安心すると思うので階層主手前までは私が1人でいきます」


「じゃしばらく任せるよ。リコ寝てるし。しかしセーフティポイントでもないのによく寝れるよな」


そう、先ほどからリコは気持ちよさそうに寝始めたのである。本来ダンジョン内で休憩をとる時は各所に存在する魔物が入ってこれない部屋、セーフティポイントを使う。なのにリコは戦闘中だろうといっこうに目を覚まさない。熟睡である。


「ゲンマ様の背中となるとセーフティポイントみたいなものですけどね」


「まぁそうだが..それでも熟睡は普通できないだろう」


「それだけ信用されているんだと思いますよ」


リコと初めて顔を合わせてから日は浅いがかなり信頼されているらしい。


「寝顔だけは可愛いんだけどな...」


そう言って髪をなでると顔を背中に押し当ててさらに深い眠りについた。


上層の階層主の手前で着いたのでリコを起こすことにした。いつもなら上層レベルの階層主ならダイヤモンド1人で十分なのだが今回は表層の階層主が変異種だったので万が一のことを考えて起こしておいたのだ。

しかし階層主はいつも通りだった。なのでダイヤモンド1人で戦ってもらった。


「表層の階層主が変異種だっただけか」


階層主の残骸をリコに収納させ、休憩している間にダイヤモンドと話す。


「たまたまかもしれませんね。変異種なんて見つけようと思って見つけられるものではないですし」


「まぁ警戒はしといて損はないから一応頭の片隅にでも置いておいてくれ」


「わかりました」


中層は魔物のレベルは上層とさほど変わらないが量が圧倒的に違う。なのでここからは俺も戦闘に参加することにした。ダイヤモンドに任せてもいいのだが一人で処理するのは時間がかかる。


「おいリコ、ここからは俺も戦闘に加わるからお前は後ろからついてこい。手は出すなよ」


「わかった」


たぶんリコの魔力量なら俺たちが戦うより早く片付くだろう。しかし今回は俺たちの戦闘勘を取り戻すのが目的なのでリコに手出しされたら意味がない。中層の魔物たちをダイヤモンドと一緒に倒しながら中層の階層主のところまで向かった。


途中希少素材がいくつか採れたで少し時間が掛かったがそれでも想定の範囲内だった。中層の階層主は魔物を使役する珍しいタイプの魔物である。なので手分けをする階層主を俺が、それ以外をダイヤモンドが担当して倒す。

まずダイヤモンドが周りにいるのを片付けにかかる。少し遅れて俺も参戦し、階層主とやり合う。ほかの魔物はダイヤモンドがすべて引き付けてくれているので戦いやすい。数分後魔物はすべて地面に伏していた。階層主以外はいい素材がないため階層主だけリコの収納魔法に入れて下層に向かった。


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