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ポーションの素材集め

ダイヤモンドを無理やり納得させた俺はおじさんに何かお菓子がないか聞くとマシュマロとせんべいがあると言っていたのでマシュマロを持ってきてもらった。


マシュマロを隠して外に出ると2人が寄ってきた。


「ゲンマーもう終わったー?あそぼー!」


「いつまで待たせるのよ!遊びに行くわよ」


2人とも待ちくたびれていたらしい。


「待たせて悪いな。だけど今、困ったことになってな...ポーションが作れないんだ。2人が協力してくれれば作れるんだが...協力してくれるか?」


2人に力を貸してくれるように頼むと別々の反応が返ってきた。


「ゲンマに協力する!」


「報酬次第ね!!」


やっぱりサーヤは協力してくれるか。まぁアリスの反応も悪くはないがちょっとからかってやることにした。


「じゃサーヤだけで大丈夫!アリスは外で1人で待ってて」


そう言って、サーヤを連れてポーション屋に入った。そしてサーヤにポーション作りでサーヤの唾液が必要だと伝えるとすぐに出してくれた。


「ありがとうサーヤ。これでポーションが作れるよ。お礼にこのマシュマロをあげるよ」


サーヤにマシュマロを渡すとほっぺをリスみたいに膨らませながら食べていた。ちらっと窓の方を見ると、半分涙目のアリスが羨ましそうにこっちを見ていた。


「ダイヤモンド...俺が今何考えているかわかる?」


「...はい」


「じゃ頼んでいいかな?」


ダイヤモンドはため息をつきながらこっそり外に出て行った。


ダイヤモンドが外に出て行ったのを確認してから俺はマシュマロの袋を持って、窓に近づいた。そしてアリスの目の前で1つ、また1つとマシュマロを口に入れていく。外にいるアリスは涙が出そうになるのを必死に堪えながら窓からこちらを睨みつけていた。


しばらくそんなことを続けているとダイヤモンドが戻ってきた。


「ゲンマ様...唾液の採取が終わりました」


「あぁありがとうじゃそれおじさんに渡してポーションを作ってもらってくれ」


ダイヤモンドが頷いてから店の奥に向かったので俺は店の外に出た。すると窓の近くにアリスの姿はない。辺りを見渡すと少し離れた木の下で体育座りをしている。


「おいアリス何そんなとこでいじけてるんだよ」


声をかけるが下を向いたまま反応しない。ちょっとやりすぎたかと反省してマシュマロを袋から1つ取り出して手のひらの上に置く。そのままアリスの顔の目の前に手を動かすとしばらく体をプルプルさせてからパクンとマシュマロにかぶりついた。

その動きが面白かったので動物に餌付けする感覚で袋の中のマシュマロを次から次へと食べさせた。袋の中が空になるとちょうどいいタイミングでサーヤがポーション屋から出てきた。アリスはスッと立ち上がりサーヤと再び遊び始めた。俺は2人にもう少し時間が掛かると言い、ポーション屋に入った。


店に入るとダイヤモンドがポーションを見て回っていたので話しかける。


「何かいいポーションでもあったか?」


「むしろいいポーションしかないですね。質といい、種類といい、この店はポーション屋としてはたぶん世界一でしょう」


「まぁそうだよな。俺もこれだけ品揃えがいい店は見たことがない。必要なものがあったらダイヤモンドの判断で購入していいからな。値段は気にせずこれから必要なものは仕入れといてくれ」


ダイヤモンドはその言葉を聞いてさらに集中してポーションを選び始めた。

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