後編
孝則がベンチに到着して直ぐに貰った言葉は、
「なんだおい、大丈夫かよ。まさかおまえ、生命力まで便所に垂れ流してきたんじゃねえだろうな!?」
だった。168時間中5時間しか眠っていないのである、そう見えるのも無理は無い。
「代わるか?」
心配したバッテリーコーチの有り難い言葉を首を横に振って無理矢理抑え込む。視界をぼかす白昼の暗闇が、心細さをなんの躊躇いもなく増幅させてくれた。
初回、ラダマンティスの打棒は爆発した。もう既にスコアボードには4と表示され、ツーアウトで、
『九番 キャッチャー 森沢』
という状況だ。
ふらつく足を引きずり、朦朧とする意識で打席に向かう。
右打席に立ち、バットを立てる。白昼でも暗い世界にはかなりの違和感があったが、暗いだけに白球はいつもより、はっきりと追う事が出来る。
生きて2007年に舞い戻るための最低条件、それは、何をさしおいてもとっとと試合を終わらすことだろう。刻一刻と疲労によって生命力を奪われていくのが手に取るように解る。
初球、萎縮してしまった相手投手はいきなりド真ん中にカーブを投げてくれたが、打ち易い球はわざと打ち損じ易い球でもある。
ここはきっちり、キャッチャーフライを打ち上げた。
ベンチに戻って、守備位置に就く。たったこれだけの基本動作が物凄く億劫だ。
この回のシュバルツは、四番の重里からの攻撃。打席に立たれる、たったこれだけのことが、今の孝則にとっては充分過ぎるほどの精神攻撃となった。
重里内野手を三球で葬り、五番の牧を向かえる。一球ごとに坂牧にボールを投げ返さねばならず、それがまた孝則から体力を削り落としていく。まさに生き地獄だった。
牧を二球、続く竜崎も三球で沈め、ベンチへと引き返す。野球というスポーツの特徴である、時間のほうが展開に合わせてくれるという面が、孝則を徐々に追い詰めていった。
2回裏、ラダマンティスの攻撃は、前の回に孝則で終わったため、一番の富樫から始まっている。言うまでも無く孝則はベンチに帰るなり、居眠りの態勢に入った。余程のことが無い限りこの回に自分まで回ってくることはないだろう。ベンチに座るなり、大口を開けて高鼾をかき始める。
森沢は孝則ではなくこの試合自体に取り憑いているのだろうか。漸く廻ってきた睡眠欲を充たせるチャンスは、たったの十分で終わってしまった。せっかくの睡眠が、中途半端なノンレム睡眠に終わってしまったため、却って疲労してしまう始末である。
「俺はあのゲーム、一睡もしなかったんだ。君も寝かせないよ?」
孝則は、森沢からの非常に有難く無いコメントを聞きながら、3回表の守備へと向かった。
イニングが進むに連れ、疲労度が増していく。亡霊に取り憑かれているという特殊な状況も手伝って、見る間に体から力が抜けていった。本当にこんなザマでパーフェクトが取れるのだろうか、心の中で、警鐘を鳴らしている。
試合は3回裏を終了し、4対0とラダマンティスがリードしている。シュバルツはまだ、一人のランナーも出していない。そしてここでまた、【8月14日の男】のおでましとなった。
剣持も孝則も、どちらもこの回は初回とは訳が違った。剣持は初回の過ちを繰り返すまいと気合いを入れ直し、孝則は眠気と疲労でグダグダになってしまっていた。とても囁き戦術を仕掛けている余裕など無い。
必殺の武器を封じられたとなると、後は純粋に配球の組み立てによって打ち取るしか無い訳だが、脳味噌が沸騰しているかのように目眩が絶えない今の孝則には、もはや無理難題に近い要求であると言える。
とにかく外。これが孝則に組み立てることが出来る、精一杯の配球だった。
小生意気にも坂牧が首を横に振ってくる。もう、自分ではどうにも出来ないと諦めの境地に達した孝則は、【おまえに任す】のブロックサインを送り、完全に、配球を組み立てることを放棄してしまった。
坂巻からブロックサインが来る。内側低めギリギリに外れるフォークボール。普通、フォークボールは追い込んでから空振り三振に打ち取るために投げるボールなのだが、剣持の頭にそれが常識としてインプットされているならば、確かにここでのフォークボールは中々に有効だ。
モーションに入った坂巻から、『頼むからしっかり捕ってくださいよ』との注文が表情によって付けられている。自分のしようとしていることがすぐ顔に出てしまう、坂牧の悪い癖は昨日今日に始まった話ではないようだ。
8月14日の黒い死神は、初球から孝則の鼓動を止めにかかった。ここに落ちてくるだろうポイントヘの寸分狂わないスイング、そして、130キロ後半を捉えるためのタイミングのスイングのスタート。打たれる前からジャストミートされることは解り切っている状態となっていた。
バットの芯がボールを捉える。コンマ数秒の世界だというのに、やたらと流れがゆったりとしている。死ぬ瞬間の出来事というのはスローモーションに見えるというが、今がその時なのかもしれない。
ジャストミートされたフォークボールは、強打者特有のシュート回転しながら打席方向に飛んで行く当たりとなって一塁線上をワープしているかのような超光速で襲いかかっている。もはや孝則には、右方向へと吹いている8mの強風がファールにしてくれることを祈ることしか出来ない。
ボールは残像を残しながらライト線上をすっ飛んでいる。いったい何キロ出ているのだろう。ボールが進むごとに寿命が削られて行くようで、とてもじっとしていることなど出来ない。
ヨタヨタと一塁後ろにカバーに向かいながら見送ったボールはもう既にライトポール際に到達している。無回転だったフォークボールに剣持が与えたシュート回転が勝るか、自然災害並の数値を叩き出している風神の息吹が勝るのか、それはもう、野球の神しか知らないところであろう。
打球は、ライト線上スレスレを一直線に進み、ライトポールの外側をかすめ通るようにスタンドに消えた。
ファールボール。
普通の試合であれば入っても然程問題はないのだろう。だが、このゲームには自分の命がかかっているのだ。そして、助かるための唯一の方法は、ランナーを一人も出さないこと。ヒットやホームランは当然として、四球やエラーすらも許されないのである。こんなたかだか4回程度のイニングで打たれる訳にもいかない。
「駄目だよ少年。自分のリードで抑えないと。あの少年が望んでたのは【キャッチャーのリードによるパーフェクト】だろ」
森沢からのコメントが入る。一々気に障ることを言う男だ。しかも、言っていることが正しいがために余計に気に障るのだ。だが始めから判っていたとは言え、坂牧のリードでどうにか出来る程今日の剣持は甘くない事も確かなようだ。
目の覚める当たりとはよく言ったもので、先程のファールで一時的にではあるが目が覚めてくれたこともあり、この打席に関してはなんとかリード出来そうだ。坂牧に任せろのサインを送り、もう一度組み立て直す。
出来る事なら三球で沈めたい。しゃがみ込むことによって後ろに寄った己の重みを支えるのがようやっとの状態だ。一分一秒でも時間が惜しい。
二球目。初球は内側に落ちる球。いったいここでどういう伏線を張るべきなのだろうか。確実に決め球に対する伏線となり、かつ、このボールでも打ち取れる可能性もあり、更に、ストライクなボール。ここではそれが要求される。
決めに使うのは、外高めに外したストレート。それを更に速く見せる球は、遅めの変化球だ。外側のボールを打ちずらくするには、内側に続けるのが有効になる。高めのボール球に手を出させるには……、やや打ち易い球ではあるが、高め一杯に入れるのが効き目だけで考えると究極に有効なボールだ。
紛れも無く球界最強の打者と言っていい剣持に対して、内側高めの遅い球。命がかかっている孝則にとってはひたすらホラーなボールではあるが、試してみる価値は充分に有る。パーフェクトゲーム。その大記録は、運も見方に付けなければ達成が出来ないものなのである。
もう通用するとはとても思えないが、
「なあ、麻酔針がジンに通じなかったのはなんでだと思う」
と囁き戦術を試してみる。一打席目のこともあり、ここは別に乗って来なくても勝手に独り言を呟いているだけでも、それなりの効果を期待できるのだ。
「長袖二枚の上からだぞ。それで腕に刺さり込んだりしたらおっちゃんなんかとっくに脳幹損傷でくたばってるじゃねーか」
律儀にまた乗ってきた。高めのカーブを坂牧に要求しつつ、
「じゃあ、威力の限界値より、長袖二枚の防御力のほうが高かったってことか」
と二の句を継ぐ。おそらく初回のように為す術も無く見送るようなことは無いだろうが、集中力を乱すことさえ出来れば御の字だ。
疲労によって沸騰している意識が、残された時間が少ないことをリアルタイムで告げてくる。もう、視界が霞んできている状況だ。時間が無い。一刻も早く、この死神をなんとかしなければ。命がかかったデスマッチ。この男さえ抑えれば、なんとか出来る自信は有るのだが。
囁き戦術に答えた坂牧は、ランナーが居ないにも関わらずセットポジションからのクイックモーションで二球目を投げてきた。
「でも前に、蘭のケツに刺さって『ふにゃ』とか言って寝たことなかったっけ?」
実際には寝ていないのだが、回答に時間のかかる間違った問掛けをわざと試みる。
「寝てねえよ」
という最短の回答を出しながら二球目のカーブを剣持が捉えにかかる。さすがはながら族の酋長であるB型だ。ある程度集中力が乱れてもそこそこ力を出せるようだ。
キャッチャーというポジション。そこは、投球の軌道とスイングの軌道、そして、打球の軌道といったボールの動きを全て察知できる特等席だ。
今回の剣持のスイングは明らかに振り始めるタイミングが早すぎた。普通であれば、とてもヒットに出来るタイミングではない。だが、元々とてつもないセンスを持っているうえに、8月14日には最強の守護霊が特別に降臨してくる。タイミングが狂っているが、ポイントはジャストミートできる位置であるがために、孝則の鼓動もいくらか早くなり始めていく。
少しばかり嫌な汗が顔から背から流れ落ち始める。剣持は、振り始めのタイミングのズレを途中でバットを止めることで修正してきた。こうなったらもう、ポテンヒットでもなんでもいいからとにかくパーフェクトを阻止しようという企みか。
そんなことをされては堪らないが、ここは内野手の判断力に期待するしかない。高めのカーブは、剣持が止めたバットの芯に当たり、案の定プッシュバントと同じような微妙なポップフライとなってレフト、サード、ショートの間にフラフラとヨロヨロと上がっている。
二人の内野手と一人の外野手がそのトライアングルの真ん中に落ちようとしている白球に向かい、猛ダッシュをかけている。
まずはショートの真熊が追うのを止める。次いで、サードの長峰が止まる。中々の好判断と言えるだろう。フライは、後ろ向きに追うより前から突っ込んだほうが正確に追えるのだ。
捕球の責任をレフトの飛鳥に一任された打球は相変わらずやる気が無さそうにフラフラと人工芝の境目辺りに落ちようとしている。元々大きな当たりに備えて深めに守っていた飛鳥であるだけに、もはやダイビング無しには間に合わないタイミングだ。
「飛鳥さん、飛べぇ!」
孝則の心の底からの叫びがデスマッチフィールドに響き渡る。
霊体憑衣によって寒気すら催している孝則に、夏場に似つかわしいレベルの発汗をさせている死神の一撃を、飛鳥がリクエスト通りすっ飛んでの捕球を試みる。
今日の試合はスローモーションになる場面がやけに多くて心臓に良くない。今回もまた、スローというより連続写真のようなストップモーションとなって、飛鳥左翼手と死神の一撃との死闘が孝則の目に飛込んできた。
必死に右手を伸ばして飛鳥が打球に攻撃を仕掛ける。そしてそれは、きっちりとグラブに納まった。
だが、ダイビングキャッチの最大の難点は捕った後なのである。たとえ一旦グラブに納まったとしても、着地のショックで溢してしまうとそのままインプレーとなってしまう。剣持は既に一塁ベース上でプレイの行く末を見守っていた。落とせば即、シングルヒットが記録されることとなる。
つんのめるような体勢で着地した飛鳥は、中途半端な大怪我をしてのたうち回る負傷者のように、もんどりうって転げ回るという最悪なパフォーマンスを見せてくれている。
「落とすなぁ!」
疲れている時の大声は禁物であることは解り切ってはいることなのだが、それでも孝則は声援を送らずにはいられなかった。右手を胸の真ん中に当て、ガクガクと痙攣しているかのように大きく震えている。自分でもはっきりと感じ取れるほど、脈動が安定していない。
一回転。
二回転。
三回転。
体育のマット運動のように回り続けた飛鳥の回転が止まったとき、ボールは……、グラブに納まったままだった。
後続をきっちり抑え、7回表を迎えている。今までも一人の出塁も許しておらず、パーフェクトゲームを継続中だ。この回。この回である。8月14日の黒い死神、剣持和俊最後の打席。
奴は、この回の先頭打者として回ってくる。ここを抑えることが出来ればもう、パーフェクトは達成出来たも同然と言えるだろう。そう確信して気を抜かない限りは、手の届く位置まで来ている。大友孝則がプロ野球選手として生きる2007年が、直ぐそこまでやって来ているのだ。ここで打たれる訳にはいかない。
格闘ゲームで言うなら、ラスボスのおでましと言ったところだろうか。これを倒すと、エンディングはグッと近付いてくる。
霞む目をカッと見開いて、瞬きもせずじっくりと様子を観察すた。おそるべきことに剣持は、囁き戦術対策として耳栓を着用している。
すわパーフェクトかと球場全体がにわかに騒ぎ始めた7回表、シュバルツファンの希望は、昨年の新人王を獲得し、高卒でありながらスタメンに名を列ねる剣持に託されていた。
囁き戦術は一切通用しない状況となった。組み立てだ。もうそれしか使える技が無い。これだけでも剣持にとってかなり有利な状況となってしまった。さすがは後にプロ野球を代表する大打者となる男、この辺は抜け目のない仕事をしてくる。
初球。今までの打席は確か、全てが変化球だった筈だ。勿論ここはストレート。球数が百球を超えて坂牧もだんだんボールに力が無くなってきている。高めは禁物だ。もしここで高めに行こうものなら間違い無く、この日一番の恐怖が襲いかかることになる。
外低めへのストレート。今までが、内内へと投げて、最後に外というパターンだったため、ここで外は、そこそこ有効だ。
外気温は一切無関係の霊下1℃ぐらいの体感温度に取り囲まれた孝則は、このボールに対する剣持の対応に、更に寒い思いをすることになる。まるで待ってましたというようなスイングがボールが来るだろうポイントへ、打ち下ろされている。
パーフェクトが達成されるゲームには必ずファインプレーが出て、運の良さも発揮されるという。まだ発揮されていない強運が、ここで発揮されることを野球の神に、否、ラダマンティスの守護神である森沢英勝に心から哀願する。この勝負の行く末は、どう見積もってもこのままではライトスタンドにぶち込まれるビジョンしか浮かんでこない。
「曲がれ!
沈め!
何でもいいから変化しろ!」
剣持が耳栓を付けているため、なり振り構わず喚き散らす。ファウルカップ標準装備であるため、ユニホームへと染み広がることはなかったが、下着は既に生暖かく湿っている。余程の奇跡が起こらない限り、確実にスタンドへと持っていかれるスイングだ。命を賭けてパーフェクトを達成しなければならない孝則のことである。無理も無いだろう。
力の落ちている坂牧の魂めがけて打ち下ろされた死神の大鎌は、そのまま魂を刈り取ろうとしている。
だが、魂は黙って刈られることは無かった。疲れが握力に影響を及ぼし、只のストレートだった筈のボールが打者の手前で微妙に沈むムービングボール(ツーシーム)となっていたのだ。
今度は逆に、死神が追い込まれる番だ。
「んおあぁぁ!
なめんなぁぁ!」
雄叫びをあげながらもう既にトップスピードに乗ったスイングの軌道を強引に修正してくる。
「前だぁぁ!」
孝則も負けじと叫ぶ。この当たりがフェアグラウンドへと転がってくれると、確実に内野ゴロとなってくれる。
剣持が狙った軌道修正。それは、ミートしようとする下方修正ではなく、空振りもしくは、ファールチップを狙った上方修正だったようだ。この瞬時の決断力も、この男を大打者にのしあがらせた要因と言えるだろう。
結局ボールは、しゃがんでいる孝則のミットに納まっていた。
死神は、二球目のストレートを敢えて見送ってきた。初球の事もある。ここは慎重に球筋を見極めてきたのだろう。打つために敢えて追い込まれる剣持の冷静さに、孝則が震え上がる。
三球目。これで、勝負を決めに行く。二球目は普通のストレートとなってストライクゾーンに入っている。ストレートかツーシームか、この見極めは、なかなか難しい。
だから、ミートすることを捨てたのだろうか、この後剣持は予想だにしない行動に出た。
セーフティーバント。
外の高めに投げたストレートをあらかじめ寝かせたバットが捉える。その打球は、三塁線の、まさに真上を転がっている。
「さわんなぁ!」
孝則が叫ぶ。
ファールになれば三振となり、問答無用でアウトなのだ。
切れること無く三塁線を転がり続けた球は、遂にラインの左側に行き、三塁ベースに当たった。スリーバント失敗による三振。
こうして、死神をことごとく退治し続けた坂牧は、最後の打者を三振に打ち取ってパーフェクトを達成した。
パーフェクトゲームを達成し、ベンチへと引き上げてきた孝則はもう限界に達していた。肉体的にも精神的にももはや限界で、帰って来るなり倒れる様に座り込んでしまう。
「おめでとう少年。これで君が命を張って助ける価値のあるキャッチャーだって証明になっただろ」
確かに最近は不振でラダマンティス創立以来の五位という体たらく。その責任を、始めは投手陣に追求していたが、最近は捕手のリードが悪いと言われ始めていた。そして、いつもその槍玉に上がるのが正捕手である孝則だったのだ。当然自信も無くなってくる。正直最近は、引退すらも考えていた。
「君が自信を持ってくれたお陰で、やっと君の後悔の鎖が外れてくれたよ。悪かったね、荒療治で。成仏するには君が絡めた鎖を君に外してもらしか無かったんだ」
確かに今回のことで、かなり自信は付いた様に思う。それが成仏に繋がるならそれに越したことはない。
「じゃあ、還るか。」
森沢が手を差し延べる。それに捕まると、その霊体共々天に上がっていく。
そして、気付いたときには、孝則は大友孝則として森沢神宮の前に倒れていた。
この瞬間が、大捕手大友孝則が誕生した瞬間となる。きっとこの日を彼は一生忘れることは無いだろう。
よくよく考えると、ホラーではなく野球ファンタジーのような気配がプンプン漂っている感じがします。申し訳ありませんm(_ _)m
パーフェクトを達成することに命がかかっているゲームで迎える最強打者の一挙一動に対する恐怖を少しでも感じていただけると幸いです(^O^)