表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
78/83

イチャつきと目撃

「やっと1時間目終わったな」

道隆が伸びをしながら俺に話しかけた。

「このまま何事もなく今日も終わればいいけどな」

俺には少しいやな予感がたぎっていた。

彫霧が授業中にトイレに行ったこと。

それに何かがあるのではないかと思っていた。

単に行きたかっただけということならいいのだが。

険しい表情で彫霧とは特に親しくない。

それどころか喋ったことすらない。

多分考えすぎなのだろうと自分に言い聞かせて気にしないことにした。


「次の授業は?」

俺は次の時間の教科を聞いた。

「数学」

別の所を見ながら道隆は答えた。

その視線は転校生の、氷未の席にあった。

そこを見ると氷未と彫霧が会話…というよりは一方的に氷未が話している光景があった。

「彫霧のやつ。転校生とイチャイチャしやがって!」

道隆が言葉の割にあまり怒っていないような声で言った。

「…メガネちゃんが見てるぞー」

俺は冗談混じりにからかいの言葉を言った。

「マジで!?どこ?」

道隆が教室の入り口付近を見ると本当にメガネちゃんが立っていてこちらを見ていた。

「本当に見てた!」

「まじかよ!?」

冗談のつもりで言ったため、当然驚いた。

「ちょっと話してくる」

道隆はそう言ってメガネちゃんの方へと向かっていった。


少しして険しい表情で道隆が来た。

そして周りに聞こえないような小さな声で話し出した。

「能力者同士が今、図書室で戦ってるのを見たって!どうする?」

それを聞き俺は止めに行くことを選んだ。

「間に合わないかもしれないけど急ごう!」

そう言って俺と道隆は人塚に腹が痛いから授業に遅れると先生に伝えておいてと頼み、入り口でメガネちゃんと合流して図書室へ向かった。















評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ