電撃の柱
そして青国は電撃の柱をいろいろなところに放った。
だがそれはすべて俺とは全く別の場所に放たれた。
そしてその瞬間、またしても青国の姿が消えた。
そのからくりは全くもってわからなかった。
俺は周りの柱を一つ一つ見渡していく。
だがそれに注目していたこと自体が間違えであった。
青国は急に俺の持っていた竹刀から飛び出てきて、空中で膝蹴りをした。
かなりの至近距離だったのと、竹刀から出てきたため、防ぐこともかわすことも出来ずに、顔面に命中して後ろに倒れこんでしまった。
直撃だったため、かなり頭がくらくらして視界もぼやける。
そしてまたもや相手の姿はない。
竹刀を遠くに投げ捨てて警戒態勢をとる。
上から物音がすると思って見上げるとそこには電撃の膜のようなものが出来ていた。
そこから青国が飛び出てきた。
そしてかかと落としのようなをするかのように落ちてきた。
あまり高さはなかったが普通にかわせるものであったため横に転がり込んだ。
だが相手は着地する前にまたしても消えた。
そして気づけば電撃の柱が俺の近くによっていることに気づいた。
寄ってきた電撃の柱は俺に回りに身動きが出来ないようにたたずみ、その上には電撃の玉が出来ていた。
柱をはさんで目の前に、青国が前の柱から出てきた。
「潜在的な能力者とのバトル、楽しかったよ」
そう言うと電撃の玉が頭上から落ちてきた。
竹刀は投げとばしてしまっていたため防ぐことも出来ずに直撃を喰らった。
何とか気絶はしなかったがちょうど無我が切れてしまったために変貌の状態からいつもの状態へと戻ってしまった。




