体術と能力
俺は竹刀を一旦、右手に持ち替えてから左手を添えて剣道の構えを取った。
青国は周りを見渡し竹刀があったのでそれをさっと取った。
なぜ竹刀があるのかというと、今のフィールドは広い剣道場のようなところであるからである。
そしてそれを槍投げのように、俺に投げつけた。
投げつけた瞬間に青国の姿は消えた。
その出来事に困惑しながらも、能力なのだろうと理解して竹刀をかわしてから周りを見渡す。
竹刀の落ちる音がしないと思って振り向いたら、今まさに竹刀で攻撃をしようとしている青国の姿があった。
それを俺は反射的に防いだ。
だが振り下げの攻撃を防いだために竹刀は俺の手から離れていった。
相手は、今だと言わんばかりに回し蹴りをしてきた。
「!!」
右腕で防ぐも、かなりの威力であったため、かなりの痛みが襲ってくる。
そして追撃にと右ストレートが飛んできた。
体をひねってかわそうとするも、それによってちょうど右腕に命中してしまった。
やたらと重たい攻撃であったためただでさえダメージを負っている右腕にさらに大きなダメージが上乗せされてしまった。
それを受けた後にカウンターとして左でエルボーをした。
命中して相手は後ずさりをした。
追撃にと右足で相手の膝辺りを狙って蹴る。
それも命中してバランスを崩した。
右でもう一回、頭めがけて蹴りを入れようとするも相手が電撃を放ったために未遂に終わる。
その瞬間また青国の姿が消えた。
後ろを振り向くと結構離れたところに青国の姿があった。
「もう、少し使ったが、そろそろ俺の能力の力でも見せてやる」
そういって青国は電撃を放つ準備を始めた。




