心の乱れ
「お!いたいた♪」
朱牧がうれしそうな表情をする。
「お前一人で俺たち二人を相手するつもりか?」
「・・・・・俺一人で十分だからな」
それを聞き玄堂は目をにらみつけるように目を細める
「朱雀。俺はこいつをやる。お前はもう一人を頼む」
「あぁ?私に命令するなんて何様もつもりだよ!」
火を手元へと近づけ玄堂の方へそれを向ける。
「私がこいつをやる。玄武はメガネをやれ」
玄堂はやれやれという表情をしてわかったよというジェスチャーをする。
「じゃあもう一人を探すか」
そしてどこかへと歩いていった。
「じゃあ初めよっか♪生意気な1年生君」
「女の子とは戦いたくないんだけどな」
そう告げた瞬間に朱牧の顔は一気にゆがむ。
「お前私を舐めてるだろ」
「いや、そんなつもりはないけど?」
「・・・・・普通上級生には敬語を使うって言うのが常識じゃないの?」
「あ、ごめんなさい。結構乱してたところがあったからてっきり同級生かと」
言い終わった直後に火の玉が飛んできた。
それを反射的に避ける。
「お前は私がじきじきに燃やし尽くしてやるよ」
そう言って手を後ろにやると火がどんどん集まってきた。
「大きく燃えろ」
集まった火が大きさを増す。
それに対して道隆は湯のみを前に出した。
「燃え尽きろぉぉぉぉぉぉぉ!!」
手を前に出すと大きくなった火が道隆の方へ発射された。




