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会話の時間
「・・・・・あの2人動き始めたかもしれない」
メガネちゃんが木が燃えているところを指差す。
「あの2人のどっちかは炎かなんかを操る能力者なのか?」
「・・・・・多分そうだと思う」
「水辺に移動しよう!」
「・・・・・どうして?」
「炎を操る能力者なら水辺に行けば結構安心だと思うからさ。さっき水の流れる音も聞こえたから」
「私は駄目だと思う」
メガネちゃんは考えつめた表情になる。
「もう一人がもしも水を操る能力者だったらどうするの?」
道隆はそれを聞き少し考える。
「・・・・・確かにありえるかもしれない」
話していると100メートルくらい先に小さく2人の姿が見えた。
道隆とメガネちゃんはすぐに気づく。
「そろそろ会話の時間も終わりか」
少しさびしそうな表情をする。
「じゃあ2人共倒してくるから気長に待ってて!念のためにこれ持ってて」
そういいメガネちゃんにあるものを渡した。
「じゃあ行ってくる」
そういい道隆は隠れていた場所から飛び出した。




