日立VS白波 その1
「浮いて手に集まれ!砂!」
そういうと白波の周囲の砂が手に回転しながら集まってきた。
日立は拳を握りそれを鉄に変えた。
そして白波の様子を伺う。
白波の手には砂が集まって出来た球体のようなものがある。
「球体のまま日立めがけて飛んでけ!砂!」
そう言い日立にめがけてそれを投げた。
「鉄に変われ!」
それを日立は鉄に変えた拳で殴った。
球体は飛び散った。
しかし飛び散ったことによりそれが目くらましとなり日立の視界をさえぎる。
日立はすぐにその砂を振り払った。
目の前には誰の姿も無い。
「こっちだ!ハンマーみたいになれ!砂!」
後ろから声がした。
振り向く間もなくわき腹に鈍器で殴られたような衝撃が走る。
「がっ!」
その衝撃で体制を崩す。
「お前そんな手を考えられるほど頭よかったのかよ?」
微笑交じりに問いかけた。
「わからん!でもなんか頭の中にこうしろみたいな指令が回ってくるんだ」
そう言うと白波は砂に自分の手を当てる。
「何をするつもりだよ?」
体勢を立て直して警戒しながら問いかけた。
「こうするんだ!渦巻け!砂!」
そう言うと砂が小規模の竜巻のように渦巻き始めた。
周囲の視界が大幅に悪くなる。
「ちっ!」
日立は手で目を覆いかぶせた。
「おわっ!元にもどれ!砂!」
白波は砂を元に戻した。
「・・・・・馬鹿だな」
「うるせぇ!ちょっと失敗しただけだ!」
「まぁ今度はこっちの番だ」
そう言って拳を握る。
「いくぞ!」




