同期
「さーてと今の能力はものさしで触れた部分の痛覚を倍にする能力か。さっきのよりかは苦しみが少な そうだな。」
「ま・・・・・待て。俺が悪かった。もうゆ・・・がぁぁぁ!」
言い終わる前に止まった。
道尾が弾けて血がドクドクと出ている部分をものさしで触れたからだ。
「命乞いなんてきかねぇぞ?おい・・・お前には地獄を味わってもらうっていったじゃん?」
「たたたたた頼む!お願いだ!なんでもするから!」
「だーかーらー許さねぇって言ってんじゃん!」
そう言って右腕の付け根をものさしでグチョグチョにかき混ぜた。
「あがぁぁっぁぁぁぁあ!おい!俺をこんなにしたら兄ちゃんが黙ってないぞ!」
「その兄貴とやらも向かってくるなら潰せばいいだけだ」
「ほうほう・・・お前に俺が潰せんのか?」
後ろから不意に言葉が聞こえた。
振り向くと白井たちが呆然と立ち尽くしている姿しか見えない。
再び前を向いてみるとボロボロの龍御と見覚えのない人物の姿があった。
「に・・・兄ちゃん・・・」
「ちっ・・・こんなに俺の弟を傷つけやがって・・・確かに俺の弟が100%悪いぞ?でもここまでやるかよ?」
「うるさい・・・邪魔をするならお前も潰すぞ。」
「ほうほう・・・言ったな?なら相手してやるよ。」
そう言って兄ちゃんと呼ばれる男は龍御の頭に手をかざした。
「龍御の能力と俺の能力を同期」
そう言って手を離した。
「もう龍御はこの能力者の戦いに関わるな」
そう言って軽い電撃を放って龍御気絶させた。
「お前を潰してからお前の弟を潰す」
「なんだよ。なんでお前に電撃が使えるんだとかは聞かないのかよ。まぁいいや。おとなしくさせてや る」




