平和?暴力?
「とんだ邪魔が入ったな………さてそろそろ復讐だ!道尾!」
「おい!ここじゃまずいだろ!」
「そうだ。こんな場所で戦ったら大変なことになるぞ。」
「そうよー。」
龍御を除いた3人が止めに入っている。
ここで戦いたくないのだろう。
正直こっちもこんなところでは戦いたくはない。
騒ぎも嫌だが器穂に能力のことがバレてしまう危険性がある。
それは絶対に避けたい。
できれば戦闘をしないでこの昼休みを過ごしたい。
今日は能力者とたくさん戦ったからだ。
最悪でも違う場所での戦闘にしたい。
「おい龍御。また後でにしてくれないか?いつでも勝負なら受けて立つから」
俺がそう言った瞬間龍御の周りに青白い火花が散り始めた。
「おい道尾………お前1回勝ったからって調子こいてんじゃねえぞ!」
そう叫んでわざと俺を外すようにしてものすごく強い電撃を放った。
大きな音が放たれたためか上からざわざわと生徒の声が聞こえてくる。
そして保健室から器穂が出てきた。
「何!?今の大きな音?あれ道尾?なんでこんなとこに?」
最悪だ、と思った。
今の状態では絶対に戦えない。
そんな思いが顔に出ていたのか器穂が首をかしげて尋ねる。
「道尾?どしたの?」
俺がなんて答えるかを考える前に龍御が動いた。
「ほぉ……こいつを傷つければ!」
そう言って電撃を器穂めがけて放った。
電撃は器穂に直撃した。
器穂それによって気絶をした。
こいつは器穂を傷つけた。
こいつは器穂を傷つけた。
こいつは器穂を傷つけた。
憎悪が膨れ上がっていく。
バキバキバキと俺が変貌していく。
「その目だよ!俺を殺しかけた時もその目だった!」
龍御が嬉しそうに言った。
「ただ死ぬ程度で許されると思うな」
変貌しきった俺は冷たい声で答えた。
俺は死刑モードになってしまった。




