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馬鹿な弟
俺は弟の懐へもぐりこもうとする。
相手は接近戦は分が悪いのか舌打ちをして後ろへバックする。
(よし!このままあいつを後ろに下がらせればそのうち壁に突き当たるからいける!)
俺はこれを続けようとした。
だが・・・何故だ・・・何故か俺の服に糸が数10本ついている。
「ははは!やっと気づいたか!その糸がおかしなカードの動きの正体だ!穴を開けたカードに糸を通してそれを操って攻撃してたんだ!ははははは!」
・・・俺は思った。
コイツは馬鹿だと。
敵にわざわざ攻撃のタネを明かすなんてやっぱり馬鹿だ。
「わざわざ説明ありがとな。」
そう言って糸をものさしで斬る。
「貴様ァ!剣崎ぃ!騙したな!」
「いやいやいや!お前が勝手に言ったんだよ!」
俺は呆れながら弟に近づく。
「くそぉ!くそぉぉぉぉぉ!」
「・・・まぁいっか。とりあえず気絶しな。」
そう言って俺は鋭くしていない部分で弟の頭をどついた。
弟は気絶して俺が勝利した。




