メガネの能力と真意
「なんで俺が女の相手をしなきゃなんだよ・・・。」
道隆が愚痴を言っているとメガネの子が話しかけてくる。
「あなた、戦う気はあるの?」
「女と戦う気はないぜ。そっちが攻撃してくるなら・・・最低限の攻撃はしなきゃならないけど」
「そう・・・なら私も戦わない。私の能力戦闘に向いてないし。」
どういう能力か気になった道隆は質問する。
「お前はどういう能力を持ってるんだ?」
「・・・相手が能力者かを見破る能力。発動条件はメガネをかけていること。」
それを聞いて驚いた。
その理由は彼女が自分の能力を敵である道隆にあっさりバラしたからだ。
その驚きが顔に出ていたのかそれを察したように彼女は話しかける。
「私が自分の能力をあっさりとバラしたことがそんなにびっくりすることだった?大丈夫よ。」
そのあと双子に聞こえないように小声で言った。
「私が双子さんに協力してるのは表向きだけだから。本当は私自ら倒したいんだけどそれも無理っぽいから偶然見つけたあなた達に倒してもらおうと思っただけ。もしもあなたたちが負ければまた違う能力者に近づいて倒すのを待てばいい。」
「・・・君の願いは?」
「このくだらない戦いを終わらせることだから特に願いはない。さっきの願いがあるって行った時は嘘だから。」
・・・話を整理すると彼女も道尾達と同じようにこの戦いを終わらせることを思っているけれど自分の能力ではどうにもならないから双子の仲間になったふりをして自分と同じ考えを持つ人にこの双子を倒させて自分はその考えを持つ人の仲間になるという作戦らしい。
ということはこの子も一応仲間である。
そう思い道隆は声をかける。
「この双子との戦いに道尾達は絶対勝つからその時は俺たちの仲間になってくれ。」
彼女は少し微笑んで答える。
「いいわよ。その時は仲間になってあげる。」




