3人の能力者
敵は見たところ3人のようだ。
そのうちの2人は男でよく顔が似ているから双子だろう。
もう1人は女だった。
メガネをかけている静かそうな女の子だった。
「今日は多目的室に能力者がたくさん来るなぁ!そう思うだろ?兄貴。」
「そうだな。さっきも1人ここに入ってきたやつをしとめ・・・ってえぇ!?」
双子の兄の方が何故か驚いている。
続けて弟の方も驚いた。
2人の目線の先には道隆がいた。
「お・・・お前なんでこんなとこにいいるんだよ!お前はさっき俺達が殴って気絶させたはず!」
兄と弟が道隆を指差して驚いている。
だいたいわかった。
こいつらが道隆を気絶させた犯人だろう。
おそらくこいつらは能力を使わないで気絶させたから道隆は能力を失わなかったのだろう。
日立は敵3人に声をかける。
「多分従う気はないだろうが一応聞いておく。お前ら俺達と一緒にこの能力者同士の戦いを止めないか。」
さっきまで驚いていた2人はそれを聞き道尾達を馬鹿にしたような顔で答える。
「無理だぜ!そうだろ?兄貴。」
「あぁ俺たちには願いがあるからな!」
それを聞いたあとメガネの子にも問いかける。
「君はどう思う?」
「私にも願いがあるからダメ。」
メガネの子は即答した。
3人はそろそろ始めるかという表情でこちらを見てきた。
そうかと少しがっかりした表情で道尾達に言った。
「俺と道尾は双子君をやる。道隆はメガネの子を頼む。」
「ふざけんな!なんで俺が女の相手なんだよ!」
道隆の叫びに全く耳を傾けずバトルが始まった。




