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拳変化
日立は能力者だ。
つまり道尾達の敵かも知れない。
自分たちが能力者だと知れば日立は攻撃してくるかもしれない。
だが自分たちに攻撃してこないかもしれない。
・・・迷った末伝えることにした。
「・・・実は俺と道隆も能力者なんだ。一応言っておくが俺たちは戦う気はないぞ。」
念のため2人は臨戦態勢に入った。
日立はそれを聞き顔色1つ変えなかった。
そして道尾たちに襲い掛かってこないでそうか、と言った。
そして自分の能力について話し始めた。
「・・・俺の能力は自分の拳の材質を変える能力だ。お前らは?」
「俺は定規を鋭くする能力だ。」
「俺は湯のみから弾を発射する能力だ。」
それを聞き敵ではないと本当に確信したのか安堵の表情を浮かべた。
そして2人に問う。
「お前らは願いはないのか?」
2人は同時にないけど、と答えた。
日立はそっかという顔をして言う。
「俺はこの人間同士のバトルを止めたい。それが願いだ。」
そして続けて言う。
「お前らはこれ聞いてどう思った?」
当然2人は同感と言った。
日立はならさという顔をして言う。
「この3人でこのバトル止めないか?」




