不幸な3時間目
今は3時間目、体育の時間であるため道尾たちは校庭にいる。
道尾と道隆は2時間目の人塚との戦闘についてやその後に現れた男のことについて考えていたがひとまずそのことは忘れて体育の授業を受けるということになった。
今は体育の時間であるため全員半袖短パンの体操服で授業を受けている。
男子共は女子の体操服から透けて見える下着を見ている奴が大半である。
その目線の3分の1くらいは器穂に向いている。
だが道尾と道隆はそれに該当しない。
「なんで男子共はエロ目線でしか女子を見れないんだよ。」
「そうだよ。器穂の小さい胸なんか見て何がうぼぁ!!」
道尾が言い終わる前に後ろからドロップキックしてきた器穂によって道尾は土に倒れこむと同時に言葉はさえぎられた。
道尾は倒れたまま、
「何すん・・・だ・・・?」
道尾の言葉は不意に切れた。
何かに驚いたように。
「うわー。道尾が楽中を泣かせた。」
そう、器穂は泣いていたのだ。
その光景を見て男子生徒のほとんどが道尾をにらみつけた。
そんな視線も気にせずに道尾は立ち上がり困惑している。
「えーっと・・・その・・・器穂?」
「道尾の馬鹿!」
そういって器穂はどこかに走り去ってしまった。
それを目撃していた体育の先生が道尾の前へと来た。
「剣崎・・・ちょっと来い・・・」
そして道尾は体育の先生に連れて行かれて3時間目の体育の時間の間ずっと説教地獄になってしまった。




