能力処理者
「道隆!大丈夫か!?」
「全く問題ない。てか1発も喰らってないし。そうゆうお前はどうなんだ?」
「一応肩は上がるようになったぜ!」
道尾は右肩を何回か振り回し指をぐっと上げた。
道隆は少し笑って、
「そうか。そうならよかった。」
そういったところで道隆は周りを見回した。
「でもこのことどう説明する?」
道隆はひとつため息をつき、
「能力だのなんだのを先生が信じるとは思えないな。」
「そのことなら心配するな。定規の能力者に湯のみの能力者よ。」
急になにやら低い声が後ろから聞こえてきた。
振り返るとアイスカンパニーと大きく書かれたティーシャツを着ていた。
道尾はその服装を見て怒りが入っているような声で声を上げる。
「お前は何なんだよ!」
しかしその男は道尾を無視し人塚のほうへ向かった。
人塚の目の前に来たところで男は人塚の頭に触れた。
道尾はまた声を上げる。
「何をするつもりだ!」
「こうするのさ。」
男の手が光り始めてその光は人塚を包み消えていった。
人塚に傷はない。
道隆にやられた傷も。
「なにをしたんだ!?」
「人塚の能力とバトルで受けた傷とその記憶を消した。こいつはもう能力者ではなくなった。ついでだがここの教室にいたやつら全員のこのバトルの記憶は消した。」
「おい!太沼はどうなったんだ!?」
「あいつのも消した。ではさらば。」
強烈な光とともに男は消えた。
教室にいるのは道尾と道隆と倒れている先生だけとなった。




