当たりは不幸
この物語はフィクションです。
俺の名前は剣崎道尾。
ごく普通のどこにでもいる高校1年生だ。
部活動は剣道部で中堅として試合に出ている。
学力は中の下くらいで運動は結構得意な方である。
こんな俺に今日不思議な出来事が起こった。
今日俺は部活が終わった帰りにコンビニに寄ってアイスを買った。
当たりつきアイスだったので当たらないかなと期待しながら食べていた。
そう期待している内にアイスを食べ終えた。
食べ終えたアイスの棒を見てみると「大当たり」と書いてあった。
「裏も見てね」と書いてあったため裏も見てみた。
するとそこには「おめでとう。あなたは能力を手に入れました。」と書いてあった。
「なんだこれ!何のいたずらだよ!」
そういい俺は棒を捨てずに家へと走っていった。
なんで棒を捨てなかったかって?会社に苦情を言うためである。
苦情を言えば新しいアイスをもらえる可能性があるからだ。
家に着いた俺は受話器を取り会社へ電話をかけた。
「はいもしもしアイスカンパニーです。」
「もしもしアイスの棒にあなたは能力を手に入れましたって書いてあったんだけどこれって不良品ですよね?」
「いいえその棒に書いてある通りあなたは能力を手に入れたのです。」
「ふざけんな!いたずらもいい加減にしろ!」
「では失礼します」
通話を切られたようだ。
「ちっ!何なんだよ!」
よくわからないまま俺は睡眠をとった。
翌日俺はアイスの棒のことを気にしながら剣道部の朝練習へと向かった。
剣道場に入ると前にあるホワイトボードに何かが書いてあった。
「剣崎道尾。お前の能力は定規(ものさしや三角定規など)を鋭くする能力を手に入れた。」




