第十話:山猫たちとの畑作り ~魔法と猫の手を借りて、完全自給自足を目指します~
外から小さな鳥の鳴き声が聞こえてきて、私はゆっくりと目を覚ました。
まぶたの裏に明るい朝の光を感じる。
北の離宮での初めての朝だ。
私の左腕のすぐそばには、白い毛玉のようになっているハクが丸くなって、スースーと規則正しい寝息を立てている。
そして足元には、黒い毛並みのクロが私の足先を温めるようにして眠っていた。
二匹の体から伝わってくる温かさが心地よくて、もう少しだけこのままでいたいという誘惑に駆られる。
けれど、今日から本格的な離宮での生活が始まるのだ。
いつまでもベッドの中で怠けているわけにはいかない。
私は二匹を起こさないように、そっと慎重にベッドを抜け出した。
冷たい床に足をつけると、少しだけヒヤッとする。
洗面台に向かい、冷たい水で顔を洗うと、一気に頭がすっきりと目覚めた。
着替えを済ませ、髪を後ろで一つにまとめる。
王都にいた頃のように、メイドに何時間もかけて髪を結ってもらい、息苦しいドレスを着る必要はない。
動きやすい簡素な服に身を包み、私は部屋の扉を静かに開けて廊下に出た。
一階の厨房に向かう。
昨日の夜のうちにクロが綺麗に掃除してくれたおかげで、厨房はとても清潔だ。
私はかまどに薪をくべ、火打ち石を使って火を起こした。
パチパチと木が燃える音が厨房に響く。
昨日の宴会で残った食材を使って、簡単な朝食のスープを作ることにした。
鍋に水と食材を入れ、火にかける。
グツグツと煮える音がして、美味しい匂いが湯気と一緒に広がっていく。
『うむ……良い匂いがするぞ』
厨房の入り口から、ハクの少し眠そうな声が聞こえた。
振り返ると、ハクが前足を大きく伸ばしてあくびをしているところだった。
その後ろには、すでにピシッとした姿勢で立っているクロの姿もある。
『おはようございます、カトリーナ様。朝早くからお食事の準備をしていただき、恐縮です』
「おはよう、ハク、クロ。ちょうどスープができたところよ。一緒に食べましょう」
私は三つの木のお皿にスープをよそい、厨房の隅にある小さなテーブルに並べた。
ハクはすぐにお皿の前に座り、熱いスープにフーフーと息を吹きかけながら飲み始めた。
『美味い! 朝からこんなに美味いものを食べられるとは、我は本当に幸せな王だ!』
「喜んでもらえてよかったわ。でも、今私たちが食べているこの食材は、昨日の宴会のために、山猫さんたちがハクへの貢物として持ってきてくれたお肉や、クロが交渉して集めてくれたものばかりなのよ。それがなくなったら、私たちは食べるものがなくなってしまうわ」
私の言葉に、ハクがピタリと動きを止めた。
大きなどんぐりのような金色の瞳が、さらに丸くなっている。
『なんだと!? この美味い食事が食べられなくなるというのか!?』
「ええ、そうよ。いくら山猫さんたちが持ってきてくれたといっても、いつかは無くなってしまうわ」
『ならば簡単なことだ! 外にいる手下どもに命じて、もっと獲物や木の実を持ってこさせればよいのだ! 王への貢物としてな!』
ハクは胸を張り、しっぽをピンと立てて自信満々に言い放った。
しかし、その横暴な提案にはクロが静かに首を横に振った。
『ハク様、この厳しい北の地では、山猫たちの獲物も限られております。彼らからすべてを取り上げてしまっては、領民を飢えさせることになります。それは名君のなされることではありません』
『む……た、確かにそうだな。我は慈悲深き王だからな。民を飢えさせるわけにはいかん』
ハクはバツが悪そうに耳を伏せた。
立派な王様としての面子と、自分の食欲の間で葛藤しているようだ。
「だから、今日から私たちは、自分たちの手で食べ物を作らなければならないの。裏の敷地を耕して、畑を作るつもりよ」
『畑、だと?』
「ええ。王都から野菜の種や苗を持ってきているの。それを植えて育てれば、ずっと美味しい野菜を食べることができるわ。ハクも美味しいご飯を食べ続けたいでしょう?」
ハクは少しの間、難しい顔をして考えていた。
やがて、仕方がないというように鼻を鳴らす。
『ふむ……我の食卓を守るためならば、仕方あるまい。カトリーナよ、我もその畑作りとやらを見届けてやろう』
『ハク様がそう仰るなら、私も全力でお手伝いいたします。土の扱いは私の得意分野でもありますから』
これで二匹の協力は得られた。
私たちは朝食を素早く食べ終えると、さっそく準備を整えて屋敷の裏口へと向かった。
◇
裏口の大きな木の扉を押し開けると、そこには見渡す限りの広い敷地が広がっていた。
かつては美しい庭園や農園があったのだろうけれど、何百年も放置されていたため、今は私の背丈ほどもある雑草が一面に生い茂っている。
どこから手をつけていいのか分からないほどの荒れ果てた土地だ。
ピューピューと冷たい風が吹き抜け、雑草が波のように揺れている。
「まずは、この雑草をどうにかしないといけないわね」
私が腕を組んで雑草の海を見つめていると、草むらの奥からカサカサという音が聞こえてきた。
そこから顔を出したのは、先日、ハクへの貢物としてたくさんの食料を運んでくれた大きな山猫たちだった。
茶色い縞模様の子、黒と白の斑模様の子、真っ黒な子など、全部で十匹ほどの山猫たちが次々と姿を現す。
『おはようさん。昨日のメシは美味かったか?今日も何か手伝うことはあるか?』
一番体の大きな茶色い縞模様の山猫が、元気よく声をかけてきた。
もはや顔なじみのような彼はこの周辺の山猫たちのリーダー格のような存在だ。
「みんな、おはよう。昨日は本当にありがとう。とっても美味しかったわ。今日はね、この裏の敷地を綺麗にして、野菜を育てるための畑を作りたいの。みんなの力を貸してくれないかしら?」
私がお願いすると、山猫たちは一斉にしっぽをピンと立てて返事をした。
『畑だな! 任せておけ!』
『王の頼みなら、なんだってやるぞ!』
彼らの元気な声に、私はとても嬉しい気持ちになった。
こんなにたくさんの力強い味方がいれば、広大な土地の開墾もあっという間に終わる気がする。
「ありがとう。でも、この雑草を一本一本抜いていくのは時間がかかりすぎるわ。そこで、偉大なる王様の力をお借りしたいの」
私は後ろを振り返り、ハクを見つめた。
「ハク、あの強力で素晴らしい火属性魔法で、この雑草を一気に燃やしてくれないかしら。ただ燃やすだけじゃなくて、灰を地面に残してほしいの。その灰が、これから育つ野菜のとても良い栄養になるから」
ハクは私の言葉を聞いて、誇らしげに胸を張った。
『ふはは! この我に頼るとは、カトリーナもようやく分かってきたようだな! ただ火を放つだけなら誰でもできるが、草だけを燃やし尽くし、地面を傷つけずに灰だけを残すなどという高貴な技は、我にしかできぬことだ!』
「ええ、その通りよ。皆、ハクの魔法に期待しているわ」
『よかろう! 下がっておれ!』
ハクは前に進み出ると、雑草の海に向かって静かに金色の瞳を向けた。
彼の周囲の空間から、赤い光のようなものが集まり始める。
「『ファイヤーボール』」
ハクから放たれたのは、一つだけの火の玉ではなく、無数の小さな火の粉だった。
その火の粉たちは意思を持っているかのように空中に広がり、生い茂る雑草の上へと降り注いでいく。
火が草に触れた瞬間、パァンという小さな音を立てて、草だけが一瞬にして燃え上がった。
ものの数分で、私の背丈ほどもあった雑草の海は綺麗さっぱりと消え去り、地面には黒い土と白い灰だけが残された。
『どうだ! 我の力を見ただろう! これが真のファイヤーボールだ!』
ハクが得意げに振り返る。
「本当にすごいわ、ハク! あっという間に見晴らしが良くなったわね。これで畑作りの第一歩は大成功よ」
私が拍手をして褒めると、ハクは満足そうに鼻を鳴らした。
「さあ、次は地面を柔らかく掘り起こす作業よ。みんな、出番よ!」
私が山猫たちに声をかけると、彼らは元気よく『にゃー!』と鳴いて、灰の散らばる地面へと飛び出していった。
山猫たちは前足と後ろ足を器用に使って、硬い地面を次々と掘り返していく。
ザッ、ザッという土を掘る音が響き渡り、空中に土埃が舞い上がる。
彼らの爪はとても鋭く、力強い足腰から生み出される掘削力は、大人の人間が鍬を使って耕すよりもずっと速くて強力だ。
『穴掘りなら任せろ!』
『もぐらを探すみたいで楽しいぞ!』
山猫たちは遊び感覚で、楽しみながら土を掘り起こしている。
私も倉庫で見つけた古い鍬を持ち出して、端の方で少し手伝ってみた。
しかし、土は長年踏み固められていたためか非常に硬く、数回鍬を振り下ろしただけで腕が痛くなってしまった。
「うーん、私には向いていないみたいね……」
私が鍬を置いて苦笑いしていると、クロが足元にやってきた。
『カトリーナ様は無理をなさらないでください。このような力仕事は、我々にお任せを』
「ごめんなさい、みんなにばかり任せてしまって」
『とんでもございません。カトリーナ様のお役に立てることが、我々の喜びなのですから』
クロの優しい言葉に、心が温かくなる。
山猫たちの活躍により、広大な敷地はあっという間にボコボコに掘り返され、柔らかい土がむき出しになった。
「みんな、ありがとう! これくらい柔らかくなれば十分よ」
私が声をかけると、山猫たちは土だらけになった顔を誇らしげに上げて戻ってきた。
「次は、この土を綺麗に整えて、野菜を植えるための畝を作るわ。クロ、お願いできる?」
『承知いたしました』
クロが前に進み出た。
彼は緑色の瞳を細め、広大な土の海を見渡す。
『土よ、形を成せ』
クロが短く言葉を発し、前足を軽く地面に押し付けた。
土属性魔法の『クリエイト』だ。
すると、ボコボコに掘り返されていた土が、まるで生き物のようにうねり始めた。
ハクが作った白い灰が土の奥深くまで均等に混ざり込み、土全体が良い栄養を含んだ状態になっていく。
そして、土が盛り上がり、定規で直線を引いたかのように真っ直ぐで綺麗な畝が、等間隔に何本も作られていった。
「素晴らしいわ、クロ。これなら立派な野菜が育つはずよ」
『お褒めいただき光栄です。土の中の石や木の根も取り除いておきましたので、野菜の根が邪魔されることなく育つはずです』
クロの几帳面で真面目な性格が、この真っ直ぐな畝にそのまま表れているようだ。
魔法の力とはいえ、ここまで細やかな配慮ができるのはクロだからこそだろう。
「これで、畑の準備は整ったわ。次は種まきね」
私は裏口のそばに置いてあった大きな袋を開けた。
中には、王都から持ってきたたくさんの種が入っている。
大根、人参、キャベツ、トマト、それにハーブの種など、種類は様々だ。
「この種を、畝の上の小さな穴に一つずつ入れていってほしいの。みんな、お願いできるかしら?」
私が種を手のひらに乗せて見せると、山猫たちは興味津々に鼻を近づけて匂いを嗅いだ。
『何の種だ?』
「美味しい野菜たちよ、種類はたくさんあるわ」
『なるほど。わかった』
山猫たちは、私の手から種を受け取った。
彼らは前足を上手に使って、クロが畝の上に作ってくれた小さな穴の中に、ポトン、ポトンと種を落としていく。
そして、鼻先で軽く土を寄せて穴を塞いでくれた。
彼らの手伝いのおかげで、広大な畑への種まきは、驚くほどの速さで終わってしまった。
「みんな、本当にありがとう! 最後は私の出番ね」
私は畑の前に立ち、両手を前に出した。
頭の中で、澄んだ綺麗な水が、優しい雨となって畑全体に降り注ぐ様子を思い描く。
種が流されてしまわないように、極めて細かく柔らかい水滴のイメージだ。
「『ウォータ』」
空中の何もない場所から、細かな水滴が無数に現れた。
それは春の優しい雨のように、畑の隅々まで均等に降り注いでいく。
乾いていた土が水分をたっぷりと吸い込み、黒々とした豊かな色へと変わっていく。
「よし、これで畑の完成よ!」
私が振り返って笑顔を見せると、山猫たちも一緒になって喜んでくれた。
『やったぞ!』
『早く美味い野菜になれよー!』
泥だらけになってはしゃぐ山猫たちを見ていると、自然と笑みがこぼれてくる。
◇
太陽が空の真ん中まで昇り、お昼の時間がやってきた。
私は一度屋敷に戻り、お肉と少しの野菜を使って、大きなお鍋いっぱいのスープを作った。
それと、王都から買ってきた硬いパンをたくさん持って、再び裏の畑へと戻る。
広大な畑のすぐそばにある、大きな木の下の木陰が今日の食堂だ。
地面に大きな布を敷いて、みんなで車座になって座る。
「さあ、みんな、たくさん働いてお腹が空いたでしょう。いっぱい食べてね」
私が木のお皿にスープとパンを取り分けると、山猫たちは大喜びで食べ始めた。
クチャクチャ、モグモグと、とても賑やかな食事の音が響く。
『うめえ! 肉がいっぱい入ってるぞ!』
『王の食卓は最高だな!』
山猫たちが嬉しそうに食べてくれる姿は、見ているだけで幸せな気持ちになる。
ハクは一番見晴らしの良い場所に座り、ゆっくりと味わいながらスープを飲んでいた。
『ふむ……今日のスープもなかなか良い味だ。だが、我はやはり肉をもっと食べたいぞ』
「ハクは本当に肉が好きね。でも、今日植えた種が大きくなったら、美味しい野菜がたくさん採れるようになるのよ。採れたての新鮮な野菜で作るスープは、今よりもずっと美味しいはずよ」
『む? 野菜など草と同じではないか。我は草は食わんぞ』
ハクは露骨に嫌そうな顔をして、そっぽを向いた。
「そんなこと言わないで。甘くて瑞々しいトマトや、ホクホクのお芋もあるのよ。ハクも一口食べたら、きっと好きになるわ」
『ふん、我の味覚を甘く見るなよ。まあ、カトリーナがそこまで言うなら、この王が特別に食べてやってもよいがな』
「ふふ、約束よ」
素直じゃないハクの態度が可愛らしくて、私は思わず笑ってしまった。
『なあ、人間の姉ちゃん』
スープを飲み終えた茶色い縞模様の山猫が、ゴロンと仰向けに寝転がりながら話しかけてきた。
『この畑の野菜ができたら、俺たちにも分けてくれるか?』
「もちろんよ! みんなが手伝ってくれた畑だもの。採れた野菜は、みんなで分けて食べましょう」
『やったー! 俺、実は甘い草が好きなんだよな』
『俺も! 早く大きくならないかなあ』
山猫たちは嬉しそうにしっぽを振って、これから育つ野菜の話で盛り上がっている。
◇
食事が終わった後も、私たちは畑の周りで過ごした。
これから毎日の生活を支える場所だから、もっと使いやすくしておきたい。
「そうだわ。これから野菜が大きくなってきたら、ツルが伸びるものもあるから、木の枝で支えを作っておきたいの。森から手頃な長さの枝を拾ってきてもらえるかしら?」
『任せておけ!』
山猫たちは元気よく飛び出し、森の中へと走っていった。
しばらくすると、彼らは口に木の枝をくわえて次々と戻ってきた。
「ありがとう、みんな。この枝を、こうやって土に挿していくのよ」
私は彼らが持ってきてくれた枝を受け取り、畝の間に等間隔で挿していく。
山猫たちも真似をして、前足で器用に枝を土に突き刺してくれた。
みんなで協力して作り上げる畑は、とても居心地が良い。
王都の屋敷にいた頃は、ドレスの裾が少し汚れただけでもメイドたちに大騒ぎされ、土に触れることなど絶対に許されなかった。
綺麗に飾られた庭園を歩くことしかできなかったあの頃の私には、自分の手で土を耕し、命を育てる喜びなど知る由もなかったのだ。
◇
日が傾き始め、空がオレンジ色に染まってきた。
冷たい風がまた少し強くなり、肌を刺すような寒さが戻りつつある。
「今日は本当にありがとう。みんなのおかげで、素晴らしい畑ができたわ」
私が山猫たちにお礼を言うと、彼らは嬉しそうにしっぽを振った。
『また明日も来るからな!』
『美味しいご飯、楽しみにしてるぞ!』
山猫たちは森の奥へと帰っていった。
私たち三人も、裏口を通って屋敷の中へと戻る。
厨房に戻った私は、また火を起こして夕食の準備に取り掛かった。
お昼のスープの残りに、少しだけお肉を足して温め直す。
食堂のテーブルに並べると、ハクとクロもそれぞれの席に着いた。
「いただきます」
温かいスープを飲みながら、今日一日を振り返る。
「なんだか、あっという間の一日だったわね」
『うむ。我も久しぶりに力を存分に使った気がするぞ』
『カトリーナ様も、一日中立ち仕事でさぞお疲れでしょう。今夜はゆっくりとお休みください』
「ありがとう、クロ。でも、ちっとも疲れていないの。むしろ、なんだかすごく元気なのよ」
私はふふっと笑った。
「こうして、自分たちの食べるものを自分たちで用意して、一緒にご飯を食べる。こんな普通のことが、こんなに楽しいなんて知らなかったわ」
『おい、カトリーナ!』
ハクが私の名前を呼んだ。
『我も、悪くない気分だぞ。明日は、あの畑の土がどうなっているか、特別に、我が朝一番で見に行ってやろう』
「ええ、そうしましょう。芽が出るまで少し時間がかかるけれど、毎日お水をあげて、大切に育てましょうね」
『私も、畑の土の維持を毎日行います』
クロも真剣な顔で言ってくれた。
この北の離宮での生活は、ただの追放生活ではない。
ここは、私たちが自由に生きていくための大切なお城なのだ。
食事を終え、綺麗なお湯でお風呂に入った後、私たちは二階の寝室へと向かった。
広いベッドに入り、毛布を首まで引き上げる。
私の左腕のすぐそばには、ハクが丸くなって、すでにゴロゴロと気持ちよさそうな音を立てている。
足元には、クロが私の足先を包み込むように座ってくれている。
右も左も、足元も、どこを触っても柔らかくて温かい毛並みがある。
「おやすみなさい、ハク、クロ」
私が小声で言うと、二匹の耳がぴくりと動いた。
北の離宮での二日目の夜。
心地よい疲労感と、明日への期待に胸を膨らませながら、私の意識は眠りへと落ちていった。




