拝啓-僕の大好きな人-
初めて書く恋愛小説。
普段はそんなもの全く書かないし読まないので下手ですのでご了承下さい。
貴女との出会いは有り触れたものだった。
友達の誕生日会で知り合った。
貴女は僕よりも三つも年上な高校三年生。
貴女から声をかけられた僕は、人見知りだったから挙動不信になったけど、優しく接してくれたよね。
貴女と話していてとても楽しかったよ。
将来の夢は『保育士になること』、 そう貴女は教えてくれたよね。
確かに、優しそうな雰囲気をだしている貴女なら、いい保育士になれると思うよと僕は言った記憶があるのを、今でも覚えてる。
誕生日会が終わり、解散することになった。
少し家が遠い貴女は、車で帰宅するからもうお別れなんだなーと悲しげに思った。
そんな時、 ふと、こう思った。
『貴女のことをもっと知りたい。貴女ともっと一緒にいたい』この時、自分でもなんでそう思ったかはわからなかった。
けど、後々これは貴女に恋をしてるんだとわかった。
そして僕は、貴女に『姐さん、連絡先ちょーだい!』大体あってると思う。
そうそう、この時から貴女の愛称は姐さんになったんだよね。覚えてるかな?
まぁ、それは置いといて...
少し驚いた貴女だったけど、アドレス交換をしてくれた。
そして、お別れをした。
僕は、自転車で来たので自転車で家に帰った。
帰宅した時、自然と笑みが溢れていたのは内緒のお話。
自室に戻った直後、あまりの嬉しさに僕はベッドにダイブしてバタバタしてたのを今でも覚えてる。
はっ、と何かに気づいた僕は突如スマホを起動させ、メール新規作成画面を開いた。
すると、『ただいま帰宅しました(*^^*)誕生日会お疲れ様です!!姐さんとのお話楽しかったです(*^_^*)迷惑じゃなければ、たまにメールしていいですか?』というメールを貴女宛に書いていた。
本文を入力し終えた僕は、送信をタッチした。
送信完了と同時に、母親から風呂に入れと言われたのですぐに風呂に入ることにした。
いつもは40分ぐらいかけて風呂にいたけど、今日は特別、返信が待ち遠しくて30分であがった。
パジャマに着替え、自室に戻るとスマホのランプが点滅。
もう返信が来たのかなとウキウキしていると、案の定貴女からのメールだった。
内容はあんまり覚えてないけど、メールしていいと言われたのは嬉しかったです。
興奮のあまり、その日僕は夜更かしをしてしまい、翌朝目が覚めるとものすごく眠かった。
これが僕たちの出会い。
時は過ぎて夏休み、実は病気持ちで余命宣告されていると聞かされたとき、僕は何を言ったのかわからず、ただ笑っていた。
僕は生への願望が薄いから、死への恐怖や悲しみを知らないでいた。
そのころから、貴女とメール以外に電話もする様になったのはこの時期だったね。
そうそう、些細なことで喧嘩もしたりしてしたよね。後、一度貴女に告白をしたのは覚えてるかな?見事に振られたけどさ(笑)まぁ、今となってはいい思い出だよ。(笑)
そして数週間が経ち、とうとういつ死んでもおかしくないと医者に言われた貴女は、電話で貴女は泣きわめいていた。
貴女が泣いたところを見るのは僕は初めで、何をしたらいいかわからず僕はただ黙っていた。
今でもすごく後悔している。
そして次の日、君に運命の日が訪れた。
癌が貴女を侵食していき、緊急手術をすることになった。
詳しいことは聞いていないからわからないけど、結果、貴女は死んでしまった。
貴女の幼馴染みからその報告を聞いたとき、僕は立ちすくんでいた。
幼馴染みが何を言っているのかわからなかった。いや、わかっていたが理解を拒んだ。
まさかそんなはずがないと。
しかし、事実は変わらない。貴女は死んでしまった。
自室に戻った僕は、突如くる涙に襲われた。
なんで貴女が死ななければいけないのか。
この時、僕は自分の無力さを呪った。
姐さんが死んだのなら、自分が生きてる意味はほとんどないと思い、 自分も死のうかと考えた。けど、僕に自殺する勇気なんて持っていない僕は泣き続けた。
少しして、姐さんのアドレスからメールがきた。
なんだろうと思い、メール開くとそれは姐さんの幼馴染みからだった。
本文無し。しかし、一枚の写真があった。
それは、姐さんから僕からの手書きメッセージだったんだ。
『もし私が死んでも、絶対に死のうとせず、私の分まで命が尽きる最期までを懸命に生きて頂戴。私が望むことはそれだけです。』
それを見た僕は、再度泣きそうになった。
しかし、涙をグッと堪え、手紙を書いた。
そして今に至る。
長くなってごめんね。
それじゃあ姐さん、最後に僕から貴女へのメッセージ。
僕は姐さんが好きだ。大好きだ。
だから、姐さんが死んぢゃったのは凄く寂しい。けど、姐さんがくれはメッセージで、生きる勇気がでたよ。
姐さん望むとおり、この命尽きる最期までを、懸命に生きようと思う。
だからさ、ちょっと長い間、待っててくれるかな?
冥界でも、来世でもいい。
もし、また貴女に再開することが出来るなら、この気持ちを貴女に送ります。
姐さん。大好きです。
さて、どうだったでしょうか?
一部実話が(というか、実話を元にして書いだけです)ありましたのでなんとか書くことができました。
恋愛とか下手くそな自分が恋愛小説かくとかアホだろって思ってるそこのあなた!
充分自覚してます!
感想とか、修正がありましたら、ぜひぜひ書いていってください!!
それでは、また別の作品で逢いましょう!