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【第1章完結】公爵様、三年限定ではなかったのですか!?~契約結婚したらなぜか溺愛されていました~  作者: 山咲莉亜
第一章 白銀の龍と漆黒の剣 ──交わる二色の光──

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59 普通こんなことあります?

「改めて当主就任おめでとう、リーシャ」

「ありがとうございます。家宝の件は本当に申し訳ありません」

「いや、リーシャのおかげで壊れることがあるということを知れた。そなたの能力は本物であるのだから問題あるまい」

「そう言っていただけると助かりますわ……」


 相変わらず器の大きい方ですね。なぜか旦那様と一緒にではなく、わたしだけ玉座の方に呼ばれたから何事かと思ったけど、大した話ではなさそうで安心しました。


「それでリーシャ、当主就任祝いで爵位を渡そうと思う」

「はい、分かりま……ん? え!?」


 えっと、聞き間違いかな。聞き間違いですよね? 爵位を渡すって聞こえたんですけど、そんなわけないですよね……?


「どうした、何をそんなに驚いている?」

「聞き間違いですか? 爵位って……」

「いや、聞き間違いではないぞ。これだけ国や皇家に貢献しておきながら爵位なしなどあり得ると思うか? 伯爵位は姉に譲ったのだろう。それなら新しく爵位を渡すまでだ」


 えぇ……そんなことあります? 別にロードだから爵位がいるというわけではないじゃないですか。どうせ建前ですし。まあどの家も国や皇家に貢献していますけどね。

 でもそれがロードの任務なのですから当たり前ではありません? 貢献しているなんて今更でしょうに。


「本気ですか? 表向きはどうするおつもりで?」

「無論本気だ。表向きは生前エミリアが多大なる功績を残したという理由で。今更なのはリーシャが結婚した際に娘に与えてほしいと言われたのだと伝える。エミリアの功績はロードだったのだから本当だ。才媛と有名だったのだから、何も疑われることはないだろうしな。渡すのは公爵位だ」

「……理由はこの際良いとします。それでも公爵位はないでしょう。せいぜい子爵位くらいです。いきなり公爵位を与えられるほどの功績って一体何なのですか……」


 怒っているわけではないですよ? 困惑しているのです。だって公爵位……公爵って、最も皇族に近い位ですよ。どれだけ国に貢献すればこれだけ大きな地位を得られるのですか? 今現在、公爵位はわたし以外のロードだけです。たったの四家ですよ?


 序列一位なのにわたしの血筋だけ伯爵位だったのは、あえて中間の地位にすることで他家以上に隠したかったからだそうです。それならまた同じくらいにするべきではありませんかね。わたしの血筋まで公爵家になったら、この国の公爵家は全てロードになってしまいますけど……

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