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【第1章完結】公爵様、三年限定ではなかったのですか!?~契約結婚したらなぜか溺愛されていました~  作者: 山咲莉亜
第一章 白銀の龍と漆黒の剣 ──交わる二色の光──

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46 仲直り①

「ずっと言いたかったのよね。人並み以上に悩みを抱えやすいくせにすぐ自己完結してしまうところ、どうにかしなさいよ。私はまだ話している途中だったのだけど」

「それはお姉様が……」

「言い訳は聞きません。あなたが直さなければならないのはすぐ自己完結してしまうところ、そして最後まで人の話を聞かないところよ。分かった?」

「……はい。以後気を付けます」


 なんでお説教されてるの? それならわたしも言いたいことが山ほどあるんですけど……


 でもわたしは馬鹿ではないので黙っておきますよ? だって今のお姉様に口答えなんかしても論破されること間違いなしですし。薮蛇になるようなことしません。


「やっぱりリーシャは次女だな」

「うるさいですよ。旦那様、余計なことを言わないでください。それにわたし達は数ヶ月の年齢差しかないので、次女と言われるほどではありません」

「分かったわかった」


 お姉様には言い返せないから旦那様に八つ当たりさせていただきましたけど、見事にあしらわれましたね。悲しいのですが。リジーは完全に傍観者で擁護してくれる気配はないし、むしろお姉様を応援している節さえある。

 自分の主人を思い出してくれないかな。無理だよね。こういう時は絶対味方になってくれないもんね。長い付き合いだから分かってるよ!


「それで、お姉様はあの時何を言おうとしていたのですか?」

「リーシャが傷付いていなかったとしても、今まで酷いことをしてごめんなさい。リーシャのことは姉として心から愛しているわ、と言おうと思ったの。きっと言う順番が悪かったのよね。もっと分かりやすく言うべきだったわ」

「そうですか。そのことを話してお姉様はどうしたかったのですか?」

「……また昔のように仲良くしてほしいとは言わないけれど、たまにこうして会うくらいはしたいな、って」

「会うだけで良いのですか?」


 お姉様もわたしに怒られるべきだと思うよ? 今だって本当の望みは言わなかった。仲良くしてほしいとは言わないって、そんな中途半端な言い方はしないでほしいんですよ。それはそうしてほしいと言っているようなものじゃないですか。


 あえて無表情で言うとお姉様は動揺したようで、さっきまでの勢いはどこに行ったのか、たどたどしくではあるけど『昔のように仲良くしたい』と言ってくれた。

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