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砂糖と恋は甘すぎる  作者: あぶさん
第2章 奏人、地獄の修行編
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59 ついに……結ばれ

無事露天風呂に着くと、部屋のコテージと同じくらいの方広さがありそうな建物が出てきた。




 来るまでには何重もの人の監視や動物除けのようなものが沢山あり、とても静かだった。




 中にはいると想像通り大きい更衣室ととてつもない広さの石でできた露天風呂が見えた。






 でも……












 更衣室は分かれてない。


 「とりあえず、こっち見ちゃ駄目ですからね!み……見たかったら言ってくれゴニョゴニョ……」


 見るなと言われても見たいのは山々だが、命取りになることはせず、大人しくお互い背を向ける。


 最後の方になにか言っていたような気がしたが、あまり良く聞こえなかった。奏人のほうが着替えるのが早いので露天風呂に近いところで着替えたため、先に風呂に入って髪の毛を洗うことにした。


 しばらくすると、ガラガラという音とともに人が入ってきたのがわかった。


 

 ちょうど髪の毛を洗っていたので前が見えないので栞がどんな様子7日わからない。



 「栞?」


 と聞いてみるものの足音が近づいてくるだけで返事はない。直後、背中に柔らかいものを感じた。そして、栞の手が奏人の頭に伸びた。


 「洗ってあげますから大人しくしていてくださいね。」


 反抗しちゃだめよという意思の籠もったその言葉に奏人は抗えるはずもなく、なされるがままだった。



 「次は体ですね。もう少し我慢してください。」


 「!?流石に体は自分で洗うから。いいよ。」


 頭を洗ってもらうのと、体を洗ってもらうのでは全くもって話が変わってくる。


 「いや、だめです。大人しくしててください。」


 栞に今までにないほどきっぱり言われてしまい、結局任せることになってしまった。奏人が諦めたのだとわかると急に上機嫌になったので、今更抵抗してしまってはかえって機嫌が悪くなってしまうだろう。


 背中から始まりまずは後ろが洗われる。腰のあたりに来たところで急に手が止まる。



 「栞、やっぱ自分でやるよ。」


 「いや、私がします。」


 そうしてかなとの胸のあたりが洗われ始める。最近は筋トレをしていなかったりするので筋肉が少し落ちていた。そのままお腹へ下がっていき、そこに到達した。


 奏人はいくら男とはいえど、鋼の精神でなんとか目立たないように抑えた。栞は一息ついてからそこを洗った。


 二人の間に静寂が訪れた。










 



 そして、栞が泣いた。

おお!?

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