55 告白
今日はバレンタインなので頑張って書きました
徹也さんは森の中に消えていった。
どうやら今回の大分の下見は徹也さんの策略の中だったようだ。怒りたい気持ちもあったが、ずっとこのままではいけないと分かっていながらも進めない自分がいた。
そんな自分を変えれるかもしれない千載一遇のチャンス、逃すわけにはいかない。
チャンスとはいえど何度もそのチャンスを逃してきたヘタレな奏人だ。そう簡単にはいかない。
そんなことは自分でもわかっていたけれど…どうしようもなかった。
コンコンと玄関の方からノックが聞こえ、急いで向かうと中に入ってくる音が聞こえた。流石にないとは思うが泥棒の類かもと体を強張らせていると、見てたのはさっきの女将さんだった。
「一応施設の説明をさせて頂きますね。」
と言って覚えきれないほどの施設の紹介をしてもらった。
比較的若そうだった為、新人なのかと思っていると、とても慣れた一つ一つの動作に見惚れていた。女将を見惚れていたわけではないものの、見惚れるほどの美しい動作だった。
奏人のそんな目線と同時に栞の眠そうな様子を見て、少し足早に説明してくれた。
そんな説明の最後に……
「当旅館では、完全予約制の貸し切り露天風呂があるので是非お声掛けください。」
いいことを聞いた。二人きりでいいタイミングはここしかないだろう。
ここで告白しないと……
お陰様で合計5000PV超えました!!
皆さんのおかげです。本当にありがとうございます




