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砂糖と恋は甘すぎる  作者: あぶさん
第2章 奏人、地獄の修行編
43/74

43 和風vs洋風

完全に遅れました。明日はお詫びで長いのを書きます……(寝不足)

 「一兆なんて言われても国家予算じゃないんだから。できるだけいいものができるようにはするよ。」


 そう言って哲也さんは苦笑いした。これは昨日から考えていたことではなくもっと前から何となくではあるものの考えてはいた。そのため少し張り切ってしまった。


 「世の中金」という言葉をよく聞くがそれは違う。確かにお金があるのとないのでは全然違う。お金があったらほとんどのものが買えるようになる。


 人と言うのは自分にないものを欲しがる。金が無い者は金を欲する。では、金を持つものは何を欲するのか。答えは金だ。


 どれだけ金持ちで数十兆持っていたとしても、有名な企業を買収して、リストラして、新たに金を稼ごうとしたりする。





 しかし、最終的に一番欲するのは穏やかな日常なのだ。金持ちだからといって何事もうまくいくわけではないのである。


 



 今、一番に求めているのは栞との快適な生活。他人に見せつける家がほしいわけではない。そのため機能性を重視してみようと思う。







 話し合いは約2時間になった。話し始めたときは栞がいろいろとついていけていなかったが、少し経つと一緒になって楽しんでいた。


 奏人はまだ学生なので車やブランド物を買うことはないのでお金を一気に使ったことはなかった。栞ももちろんそうだ。


 だからこそ普段はできない「非日常」にあふれていた。自分の欲しいものを好きなだけ選べるというのはなんとも気持ちがいいものなのだ。実は哲也さんは最初のころ、海外の家具などを扱う仕事をしていて、今は不動産業を専門にしている為、哲也さんの分野だ。


 そのため海外の人気のメーカーや、隠れたいいものをたくさん紹介してくれた。二人で選ぶのはなんだか夫婦みたいだなぁと思ったがやめておこう。




 「だいたいこれで決まりかな?」


 そう哲也さんが言った時には12時を過ぎたあたりだった。いろいろあったけれど、なんとか家具と内装の大体が決まった。土地はまだ決まってないものの、哲也さんが用意してくれている土地はすべて、今考えている家を建てても結構余るのでどこになったとしても問題はない。


 今日は珍しく栞と意見が分かれて言い争いになりかけた。原因になったのは、「どんな家具を選ぶのかは洋風にするか和風にするかで分かれるからどっちにするか。」だった。


 奏人は比較的一人のほうが好きな性格で、自然を眺めるのが好きだったりするので和風が良かった。対して栞は圧倒的洋風派だった。


 栞の家は洋風であり、慣れているし、洋風でもいろんなデザインがあってお洒落ということだった。この話は30分にのぼり、見かねた哲也さんがため息をつきながらこう言った。


 「土地もお金も余ってるんだから両方建てるってのはだめなのかい?」


 「「あ……」」









 ちなみにこの後話し合いはものすごくスムーズになった。

良ければ評価を押して行ってください!



1〜3話を少しボリュームアップさせておいたのでぜひよければチェックしてみてください。

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