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砂糖と恋は甘すぎる  作者: あぶさん
第1章  謎の出会いと日常(?)
28/74

28 買い物デート!!

ふるさと納税でボックスティッシュが100箱ほど来ました。さて……どうしよ。

 一緒に買い物……いわゆる買い物デートに行くことになった。


 自分にとって初めての経験であり、女性との外出をほとんど体験したことがない中、なかなか良い場所のチョイスだったと思う。ナイス山岡!


 


 実のところ、服を見にショッピングに行く。というのは奏人が考えたことではない。


 先日山岡と会い、女性ものの贈り物を聞いた際、『女性と行くおすすめの場所5選‼』などという物騒なものも一緒に渡されていたのだ。その時は「なんの真似だ?」なんて言葉がでそうだったものの、一応。と目を通しておいた。まさかこんなふうに役立つとは。


 そろそろかなと玄関に向かい始めた時、見計らったかのようなタイミングで玄関のチャイムが鳴った。


 「栞、じゃあ行こu……可愛いっ その服すごいいいね!」


 「!?そんなにどストレートに褒められると流石に恥ずかしいです//」


 「それなら良かった。玄関開けたらあまりにも可愛かったからつい……」


 そう言うと栞は少しうつむいて顔を赤くさせながら「テンプレではなく……?」となにか呟いていた。


 「すごく嬉しいんですが、そ、その」


 「その?」


 「無自覚でそれは反則です……」




 一時間ほどだろうか。家や学校からは少し離れた都市部にやってきた。


 気温はまだ30℃ほどだろうに、人が多いせいか、とても蒸し暑く感じる。実際隣を歩いている栞も暑そうに時折手であおいだりしている。


 今日は土曜日ということもあって余計に人が多く、1メートル先も見えないような状態だ。


 「栞、手……繋がない?は、はぐれたらまずいしさ。」


 「うん。少し汗かいてるかもしれないけど……」


 彼女からは手を繋ぐことが恥ずかしそうだったが、なにか嬉しそうにしていた。


 そうやって隣に歩く彼女を見つめると、とても愛おしく。そして悲しくなる。いつも明るく振る舞っている彼女はいつも悲しそうにしている。ただ、それについて踏み込んでいいのかわからないけれど彼女の支えになってあげたいし、自分もそばにいたい。



 そう、そのためにも。今日必ず彼女に告白する。 

ブクマ等いただけると嬉しいです。

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