24 奏人の家
昨日、23話なのに22って書いてました……
バレてないか…?
「奏人くんの家って結構広いよね。」
結局あのまま家に泊めることになってしまった。あの後スマホで栞さんのお父さんに電話しようと思ったものの、既に遅かったのだ。
件名 娘について
今日は頼んだよ、奏人くん!
鷹司 祐作
こんなものまで用意されては断れない。
かくして今日、始めて女子を泊めることとなった。
「おお〜!奏人くんの家ってこんなに広かったんだ。前来た時はそれどころじゃなくてちゃんと見れてなかったから初めて来た感じだね。」
部屋を一つ一つ開けてはしゃいでいる姿は、まるで学校とは違い、少しあどけなさが垣間見えていた。
まあ、この家には自分以外の人間が来ることは滅多にないし、隠すものなんて……
「ここが奏人くんの部屋かな?入るね。」
「!?」
不味い。あの部屋には……
「ねぇねぇ奏人くーん?なんかすごい量のパソコンがあるけどこれって?」
そう。奏人の自室には仕事ーー投資関係のものがそこら中に置いてある。
彼女の家はあの鷹司家。英才教育を受けている可能性が高いし、大量のモニターがあればそれだけで察する人も少なからず居るだろう。
「ゲームが好きで、結構やってるんだよね。それのパソコンだよ。」
「そうなんだ。凄い……」
いいのか?こんなもので誤魔化せていいのか?
奏人はずっと不安に思いながらも、波乱の夜がやってくる。
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