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砂糖と恋は甘すぎる  作者: あぶさん
第1章  謎の出会いと日常(?)
18/74

18 周りの評価

だいぶ遅くなりましたが読みごたえはあるはずです

 冷泉 奏人は謎めいている。それがクラスメイトからの評価である。


 制服には一切のホコリ等は見られず、シワも見られない。しかし他の生徒に話しかけることはなく、自分の席でいつも考え事をしているみたいなのだ。


 また、髪は目を覆うようになっていて、とてもさらさらに見える。そんな彼がもう少し社交的だったらな…というのがクラスメイトからの評価だった。





 ある日、そんな評価が覆されることになったのだ。


 他人と行動しない彼に、学年一の有名人といってもいいほどの鷹司 栞が話しかけたのだ。話を聞いていると、彼は鷹司 栞の家に泊まったというのだ。


 その日、彼が屋上に行ってからというものクラスは騒然となった。なんせ正反対と言える二人なのだ。


 そして、クラスの男子達は多く嘆いていた。







 夏川 疾風もまた、多くの悩みを抱えている人間である。彼は学園で、人当たりの良い比較的裕福な人物としてみられているがそうではない。

 

 彼の家は貧しい家である。父母は真面目な性格で働き者だが、先祖の借金を押し付けられてしまったことにより、貧しい生活を強いられている。


 両親は疾風とその妹である朱里あかりには不自由な生活をさせたくない。と、夜まで共働きをし、二人には何不自由ない生活を送っている。


 そんな両親の為にも、いい息子であり、妹を不安にさせないよう、疾風はいつも笑顔でいようとしている。


 そうしていたからこそなのか、疾風は人が隠し事をしているとわかってしまう。些細なことに気づいてしまうのだ。


 そんな彼は小学生、中学生の間、ほとんど他人を信用することができなかった。学校生活では貼り付けた笑いを使い、いかにも楽しそうに演じてきた。


 そんな時だった。彼ーー冷泉 奏人に出会ったのは。


 ひと目見た時、疾風は気づいた。奏人は自分と同じタイプの人間である、と。だから奏人と仲良くなろうとした。始めて、心から仲良くできると思って接していた。


 しかし、疾風には奏人の心が読めなかった。自分について語らず、いつも落ち着いていた。


 そして、奏人が鷹司 栞と屋上に向かった時、疾風は気づいた。








 彼は自分と同じではない。『彼は化け物だ。』と。

大晦日〜三が日の投稿はどうしましょうか…悩むところ

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