拝啓15歳の僕へ~忘れないでいつまでも〜
15歳の林美郷はそれといって夢もなく、かといって別のものもない平凡なやつ。
小さい頃は仲の良かった友達ともだんだん距離ができた。「つまらない」
今日から夏休みのため親に言われて部屋を片付けていた時、少し茶色くなった紙を見つける。
―はいけい15さいのぼくへ―
もう、あの頃には戻れない。そう思い、顔を上げると_
今、将来について悩んでいる貴方へ
少しだけ時間をください。
小さい頃は仲の良かった友達ともだんだん距離ができた。「つまらない」
今日から夏休みのため親に言われて部屋を片付けていた時、少し茶色くなった紙を見つける。
―はいけい15さいのぼくへ―
もう、あの頃には戻れない。そう思い、顔を上げると_
今、将来について悩んでいる貴方へ
少しだけ時間をください。