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青薔薇苑にようこそ  作者: みなかみ なゆた
2/2

後編「ひとつだけの花」



(あぁ……なんでこんなことに成ってしまったんだろう)


 時はようやく現在に戻る。

 この、本当の青薔薇苑に連れてこられたとき、先ほどの覚悟がやや揺らいでいる自分に気づく。想いは確かに強くなったが、人間すぐに変わるものではない。はっきりと言おう。わたしはこの雰囲気にビビって――のまれ、畏れを感じていた。


「いらっしゃいませ、倉本さま――」


 彼女の後ろに半分隠れるようにしていると、一人の男性が話しかけてきた。

 彼は、金髪のモヒカン。両耳には目立つピアスが幾つもつけられ、輝いている。かなり異質だ。しかも、その様でありながら、白いワイシャツに黒いベスト。その間からナロー・タイが黒い線を引く。ボトムはボディラインがはっきり判るほどの黒のスキニーパンツをエンジニアブーツに詰め込んでいた。だが、一カ所だけこの世界の者であることを示しているのは、指にゴツゴツとはめられたシルバーリングにかき消されそうになっている、薔薇の意匠を凝らしたカフリンクスの存在であろうか。いや、黒のロングエプロンがあるからこそこの店の店員であることが判るような、普通の店にはあり得ない店員であった。

 倉本はその彼にかろく会釈してみせる。


「J、アルフレッドはいらっしゃる?」

「はい、ただいま接客中ですので、少しお待ちいただければ」

「そう、では席で待たせていただくわ」

「かしこまりました」


 意外だった。このJと呼ばれた金髪モヒカンの店員が、その姿とは裏腹に倉本に丁寧な接客をしていることに驚いた。そう――そういう意味では、この店員は確かにこの店の店員なのだろう。

 だが、わたしが一歩踏みだそうとしたとき、倉本とわたしの間に彼が立ちはだかった。その瞳は先に倉本に接客したときとは一変し、鋭くわたしを見下していた。

 正直に云おう。かなり怖い。


「あぁ、J。彼女を通してあげて。アルフレッドに紹介したいのよ」

「……かしこまりました。失礼いたしました、お嬢さま」


 品定めするような視線は変わらずに、しかし丁寧な物言いと仕草は先の倉本のときと変わぬものへと戻っていた。


 空席に案内されると、ようやくこの店の全貌が見えてきた。思いの外、狭い。だが、闇色の壁に金縁の額にはめ込まれた大きな鏡が幾つも打ちつけてあり、空間の広がり――というか実は鏡ではなく窓の奥に同じ部屋があるようにすら見えた。革張りの椅子とソファは柔らかく、わたし達が沈み込む程であり、それに驚き手を突いたテーブルはひんやりと冷たい石――よく磨かれた大理石の石板でできていた。


「あ、あの、ここは……いったい――」


 わたしの疑問に倉本はふ――と口元だけで笑う。彼女はあごをしゃくって視線を泳がせる。それにつられて、視線の先をみやると男性の声が降ってきたのだ。


「青薔薇苑にようこそ」


 そこに立っていたのは、Jとは打って変わった――燕尾服を中心にこれまた黒一色でまとめられた、一見フォーマルなものである。だが、それは一介の店員が着るようなお仕着せとは異なり、この男性のためだけに仕立てられたものであることがその線を見れば素人目にも明らかだった。

 にこやかな笑顔を向けてくれた彼は、笑顔の所為もあろうが、線の細いあごすじに柔らかさをのこす中性的な印象を与える整った顔立ちであり、わたしは少し気恥ずかしくなっていた。


「彼はアルフレッド。この青薔薇苑の家令兼執事よ。で、彼女が南雲結子さん。学校のクラスメイト」


 互いに会釈すると、アルフレッドがやや口元をゆるめてきた。


「倉本さまがご学友を連れていらっしゃるとは思いませんでした」

「ふふ――そうね。わたくしも驚いてよ」


 どうもよくわからないことがある。いったい、この倉本奈那美というクラスメイトは、何者なのか――本当に、わたしはとんでもないことになってきているようだった。


「それはそうと――アルフレッド、最近偽物が横行しているようね。ミカドさまはどうなさるおつもり?」


「お館さまは何も――いえ、一言。本物と偽物の見分けもつかない奴がこの店に入る資格などない――だそうです」


「ふふっ――。ミカドさまらしい物言いね。確かにその通りだわ」


 お館さま、ね――。随分、殿様商売――って、その前に、ここは何屋なんだろう……。そう思ったのが顔にでたのか、倉本が口元を優雅に――とても同い年には見えないそれで――緩め、アルフレッドに合図した。


「では、南雲さま、ご説明を……」


 彼から渡されたのはメニュー表ではなく、誓約書と書かれている。誓約書って……。


「まず、ここ青薔薇苑はお客さまを選びます。青薔薇苑にふさわしくない身なり、服装、行為をなさる方は、今後一切の出入りを禁じます。同時に、紹介してくださった方にもその類が及ぶこともあります。それを覚悟していただくための誓約書でございます。なに――そんなに怖い顔をなさらないでください。ここでは、本物が尊ばれ、偽物や流行に惑わされるを善しとしない――ただそれだけです」


 そう――渡されたその誓約書には、たった十の条項が書かれていただけであった。


 1 ゴシックであること

 2 常に美しくあること

 3 孤高であれ

 4 他に迎合するなかれ

 5 常に本物を身につけること

 6 誤解を生み出す行為は厳に慎むこと

 7 思想なき行為を禁ずる

 8 学ばぬ者に資格なし

 9 友を裏切るなかれ

 0 ゴシックに生きる覚悟をもつこと


 たった、というにはやや重い。そして、初めて気づいたことがある。


 ゴシック――。


 そう、ゴシックと書かれているのだ。

 ゴスロリではない。さすがのわたしもゴスロリがゴシック・ロリータの略であることは知っている。

 でも、だとすると、ゴスロリでも、ロリータでもなく、ゴシックって、いったい何なのだろう?

 この誓約書を見ているだけでは、わたしの頭程度で理解できるものではなかった。


「どう? 驚いた?」


 わたしが目を丸くしていたのに見かねたのか、倉本が柔らかく促してきた。


「え――と、うん、驚いた――っていうか、どういうこと?」


 それに対する返事はくすくすという低い笑いであった。だが、店の中にいる誰からも嘲りや、悦に入った雰囲気はでておらず、それが逆に異質なものに感じられた。

 これがクラスのなかであったなら、流行の何かを知らないだけで、酷く心痛くなる嘲笑が起きていただろう。

 わたしは、この異質感にどこか安心すら感じていた。


「そう――ね。無理もないわ。だって、あなたはいま、本物に触れているのだから――」


 本物――。


 頭のなかで反芻されるそのひとことは、いつしか同じ方向へと集約する準備を始めたように、パズルのピースがそろい始めたように、何かを生み出そうとしていた。


(もしかして、辻村たちを見返せるかも――)


 だが、それは倉本が無言で首を振ってあっけなく制された。


「そんなくだらないこと、思っては駄目」


 顔にでていたのだろうか、完全に見透かされていたようだ。


「もう一度誓約書を見なさい。あなたのその行為に思想はあって?」


 思想――思想って、いったい何なんだろう。たしかに、辻村たちにこの本物の、青薔薇苑の服を見せつけることにわたし自身の優越感しかない。それじゃあ駄目なの? 何が駄目なんだろう?


「あなた、まだ死にきれていないようね」


 はっとした。


 わたしは――また、同じことをしようとしていたのかもしれない。

 頼る対象が人から服になっただけ、その場のネガティブな感情に振り回されたのではないのか? この青薔薇苑の雰囲気に、他の人と同じ安易な感動を覚えてしまったのではないだろうか。まるで、子供が描いた絵のように、既存の世界に対する新鮮な驚きに満ちているような……。


 頭をめぐったその想いが、わたしに仄暗い足元をみつめさせた。


「どうやら――合格のようですね」


 降ってきたアルフレッドの声に勢いよく顔をあげてしまう。


「倉本さまは、よいご学友をおもちですね。本当に、よい素質を備えていらっしゃる」


 云われて、わたしはどう返事をしていいのかわからなくなっていた。

 喜んでいいのか、それとも普通とずれた感覚に悲しむべきなのか――いや、悲しむことなどない。悲しむべきなにものも、わたしにはないではないか。

 だが、思考と裏腹な言葉が口を突いてでてしまう。


「わたし、そんないいものなんて、持ってない」


 ひと呼吸の間を置き、わたしの準備ができるのを待ってアルフレッドは続ける。


「そうですね。今はそうかもしれません。ですが私どもは、それが元来お持ちの資質であれ、環境から備わった素養であっても構いません。要は本物の、正統なゴシックを体現してくださればいいだけですから」


 そんな――とか細く消え入りそうな声になり、さらに続けてしまう。


「で、でも、わたし、そんな凄い服持ってないし……」


 それには倉本が柔らかい微笑を湛えてこたえてくれる。


「ゴシック・ファッションをしている人がかならずしもゴシック的な思想を持っているわけではないわ。同時に、ゴシック的な思想を持つ人がゴシック・ファッションをしているとは限らない。でも、ここではそれがともに求められるというだけのことよ。ねぇ、アルフレッド」


「はい、その通りでございます」


 そして、彼にしては悪戯っぽい笑みのつもりであろう。先よりも柔らかくやや砕けた口元でいう。


「それに付け加えまして、お館さまは云っておられます。特定の思想を持たない現在のゴスロリ世代にも用はない、とのことです」


「ふふ――ほんとうに、ミカドさまらしいわ」


 なんだか、くらくらしてきた。

 でも、先ほどとは違う何かが頭のなかでかみ合った気がした。そう、ぱちん、とパズルのピースがはまった音が聞こえたのだ。


「わたしは――今までこの世界の中には居場所がない、居るべき世界ではないと思ってた。今もそう思ってる。でも、今までその気持ちに蓋をして、いつも誰かに合わせようとしてきた。それじゃ、駄目なのよね。わたしには、もともと普通の生き方なんてできないものをもっていた。でも、それを認めるのが怖かった。寂しかった。誰も、わかってくれないから。覚悟できなかったのよ。ひとりぽっちは、厭だから。でも、今なら言える……」


 今、わたしはこの青薔薇苑に入る前に見せた――いやそれ以上の力ある瞳になっていると確信した。


「わたしの生きるべき正しい世界は他にあるのよ!」


 倉本とアルフレッドはかろく目を合わせると、合格以上よ――と、手を取ってわたしを立ち上がらせてくれたのだった。





「さぁ、でてらっしゃいな」


 気づけば、ゆうに三〇分の時が過ぎていた。彫像のように立っていたパーラーメイドたちがやおら色めきたち、倉本と一緒に青薔薇苑の服をとっかえひっかえ……。

 アルフレッドにやわらかくたしなめられたが、ここに来て初めての喧噪じみた会話に驚いていた。なにより、それに倉本が加わっていたことにも、だ。

 だが、それも終わりの鐘を告げた。


 いじり倒されたわたしが姿見の前に立ったとき、明らかに今までのわたしではないわたしが立っていた。



 顔以外露出なし。アップにされてうなじ美人と言われる始末。これがゴシックテイスト? と戸惑ううちに着せられた黒のブラウスにつく飾りリボンは甘くない。レースの手袋なんて初めてだ。

 コルセットでギリギリ無駄な贅肉を締められたが、実は痛くない。はあつらえたようにくっきりとウエストのラインが美しくくびれていた。

 そこから流れ出るスカートは思ったより長く、うごくとパンプスがレースの先から見え隠れするのに、気持ちがざわついた。




「これが――わたし――」


 言葉にならなかった。


 そしてなにより、その衣装に全感覚をどこかに持っていかれたようでもあった。

 青薔薇苑の服は、布のにおいが薫ってくる。カビ臭いそれではない。素材そのものの薫りが立つようであった。

 いつの間にか慣れてしまっていた麝香の甘い香りとはまた違った、本物を思わせる香りだったのかもしれない。


「さぁ、いくわよ」


 やおら倉本に云われ、わたしは驚き振り返る。だが、その振り返る仕草も優雅に、服に負けてなるものかという、気持ちが張りながらも柔らかい動きをするというものが自然と出せていた。


「ふふ――馬子にも衣装――ではなかったようね」


 云った倉本も、いつの間にか先ほどのタイトなワンピースから着替えてきていた。

 それは【長髪をどうにかしたい。ロングスカートの豪奢系で】


 倉本のそれは、わたしのとはまた別な印象を与える豪奢な出で立ちとなっていた。


 そして倉本は優雅に招待状を二通差し出してきた。それは豪華な意匠が凝らされたそれであった。

 手に取ったものの、なんのことやら。こんな豪華なものにわたしは心当たりがなかった。


「まだ、間に合うわ」


 まさか――まさかこれは……。


 そう、ルイスのチケット。しかも、来賓席だ。


「な、なに――これ――」


 騒ぐ心を抑えつつも、わたしの声は裏がえりそうになっていた。


「アルフレッドから、あなたの誕生祝いだそうよ。どうする? 受け取る? これを受け取ったら、あなた、後戻りはできなくてよ」


 心よ、騒ぐな。大丈夫、覚悟したじゃない。それに、わたしはいつだって心とは裏腹な行動ができるのだもの。


 わたしは、わたし自身ができる精一杯の優雅さでもってこたえた。


「うけとるわ。アルフレッドに、ありがとう、と伝えてくださるかしら」


「ふ――えぇ、よろこんで」




 かくて、わたしと倉本はルイスのライヴ会場である武道館に黒塗りのタクシーで乗り付けた。

 スタンディングではない会場ではあるが、その収容人数の多さからすでにスタッフの誘導に従っての列が生まれていた。それこそ、上空からみたら不気味に蠢く黒い大蛇に見えたことだろう。


 タクシーの中で倉本から聞いた話では、かつてルイスは青薔薇苑で雇われて働いていたそうだ。メジャーになってすぐの頃はバイトを掛け持ちしながらの活動であったそうだが、青薔薇苑のミカド――お館さまが全員を雇い、その音楽活動に対して出資したそうだ。

 ただし、条件があった。


 青薔薇苑の、ゴシックの精神と思想を正しく伝えること。


 これである。

 残念ながら、ルイスの活動ではそれが体現しきれずにいる部分があるというジレンマをかかえているようだが。


「南雲さん、少し、歩きましょうか」


 倉本はタクシーを中途半端な場所で止めると、運転手にエスコートされ、優雅に降り立った。わたしもそれに習う。


 確かに、来賓入り口からは少し離れている。

 なぜ、とはじめは思ったが、その理由がすぐにわかった。


「あぁ! もぅ、来賓の方々よ。青薔薇苑の服! いち子、さやか、見て! 憧れちゃうわぁ〜」


 昼頃に聞いた、クラスメイトの声であった。


「ふふん、倉本とか――ましてや結子には絶対無理な服よね。流行が気にならないお莫迦さんだもの」


 どこか、木枯らしのざわめきのようにしか彼女らの声が聞こえなかった。


 本物と偽物の見分けがつかない、思想なき存在に対して、なにものをも感じないわたしがいることに気づく。


 今なら、青薔薇苑の誓約書の意味が理解できる気がする。



 1 ゴシックであること

 2 常に美しくあること

 3 孤高であれ

 4 他に迎合するなかれ

 5 常に本物を身につけること

 6 誤解を生み出す行為は厳に慎むこと

 7 思想なき行為を禁ずる

 8 学ばぬ者に資格なし

 9 友を裏切るなかれ

 0 ゴシックに生きる覚悟をもつこと



 実践は難しい。でも、今ならそう在ることができる。


 わたしは、倉本につづいて一歩優雅に踏み出した。


 そして、彼女らの羨望の眼差しの前を優雅に通り過ぎた私たちは、スタッフに案内されるまま会場に入っていったのだった。





エピローグ


「どう? 感想は?」


 問われ、ライヴの熱気も冷めやらぬまま答えそうになり、踏みとどまって静かな微笑をつくる。


「えぇ、素晴らしかったわ」


 ライヴ後、彼女らは青薔薇苑に戻っていた。

 今ではこの麝香の香りが心地いい。


「本当に、ありがとう。倉本さん。アルフレッドさん」


 倉本はかろく首をふる。


「あなたに、その素養があったというだけよ。選択したのはあなた」


 アルフレッドが続ける。


「えぇ、そうです。全ては南雲さまの覚悟の賜物です。わたくしどもはそのきっかけを提供したに過ぎません」


 なんだか、うれしかった。

 今まで自分の感じていた世界が誤ったものであるという感覚をわかってもらえた気がした。

 そして、本当の、正しいと感じる世界がちゃんと別に存在したのだと思える感覚を共有してくれたと思えたのだ。


「本当に、ありがと――」


「礼を云うには及ばないわ。南雲結子さん」


 わたしの言葉にかぶせるように、声は遙か高い処から降ってきた。


「あら、ミカドさま。今日はいらっしゃったのね」


 倉本が二人になったように、豪奢な衣装の女性が現れたのだ。


「えぇ、新しい方をアナタが連れてきたと聞いたから、ね。確かに、なかなかいい素養をもっているわ。アナタ――」


 一気に空気が変わる。その声、その出で立ち、纏っている雰囲気そのものがこの場に流れていた和やかなものを、仄暗い何かに変えてしまった気がした。


 いや、気のせいではない。明らかに変わったのだ。

 そして、有無を云わせぬ一言がその空気をさらに斬りさいた。


「アナタ、気に入ったわ。明日から住み込みでわたしのメイドになりなさい。当然、拒否権はないわ」


 アルフレッドから、一枚の請求書が渡される。

 そこにあるのは、わたしの携帯電話の料金を、ゆうに百倍を越える金額が書かれていたのだった。


「あ――え、なっっ!」


「覚悟なさい。後戻りは、もう、できないわよ」



< THE END >



読んでくださり、ありがとうございます!


連載とか書きつつも、前後編でした。


「ゴシック」の定義については様々ご意見があるかと思います。


耽美さと世界観の習作的な部分もありつつなので、ご容赦ください。


本来書きたい内容に向けてリハビリをいたします!

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