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ドラゴン

そんなこんなで1日目は終了した。


勇者がオーガーを討伐したと夕ご飯の時他の奴が言っていた。



<オーガー> 3メートルの巨体を生かしたパワーファイター。騎士であれば5人ほどで討伐可能。オークとは比べ物にならない戦闘力を誇る。

戦闘力200


説明がざっくり過ぎるって?・・・教科書丸覚え出来るとかじゃねんだからこんなもんだろ、誰か戦闘力低いって思ったやついるだろ?たったの200だって前も言っただろ”戦闘力”は個人で出せる最大数値だって装備品とか知識とか全部含めてのオーガーはほぼ己の肉体だけで200だこれに武器やら知能やらを持ったら騎士とじゃ相対できなくなるよ


それに200ってのが弱いっていう認識も少し改めたほうがいいと思う、一般男性が20~80が最大で運が悪ければオーガー1体で村を滅ぼすことかできること。

十分な脅威であること。兵士が10人以上でかかっても相手になるかどうか。


まぁこんなことどうでもいいか


勇者がオーガーを討ったことで新人兵士のほうでも士気が上がりいい雰囲気にはなっていたから

それでその日は寝ることにした






2日目


1日目とさほど変わらない兵士は10人1組のパーティで戦闘し勇者は少し奥で強い魔物と戦うようだ


誰も来なさそうな木の陰で腰を下ろして目を閉じた


今日はゆっくり骨休めだここ2か月まともに休めたことなかったからな、来る日も来る日も訓練訓練訓練訓練訓練、最近は体に余裕が出来てきたら書庫で知識を少々まぁ頭が悪いからあまり覚えていないが


少し時間が経ち昼食の頃になったらキャンプ地の方が騒がしくなった、またオーガーでも倒したのかと思って見物しようと近づいたら勇者の取り巻き(貴族娘)の一人が結構な血を流して倒れているそのそばには勇者と神官らしき人手をかざして治療しているのが見える。


どうせ勇者が無理でもしたのだろうお前らは特別だろうけどその周りは特別じゃないんだから。


割とどうでもいい出来事だったのでまた木の陰で眠った






3日目


朝からなんか騒がしい、それと木のとこで寝てたせいか首がちょっと傾いてる

昨日傷を負っていた奴の容体が悪化したようでイケメン勇者が嘆いている。どんな敵にやられたのかと見ていたが近くにいた騎士が「竜ドラゴンにやられた」んだと教えてくれた、というか俺以外知っていたようだ。


うわー竜ドラゴンってファンタジーのド定番の強敵じゃないですか?それに喧嘩売ってよく帰ってこれましたねアンタら。

あぁ重症者居たか。



しばらく経っても容体は変わらずより悪くなってるようにも見えた。

ヤンキー勇者が神官の胸倉つかんで「治らねぇのか!!」と怒鳴りつけています。

どうやらヤンキー君も気があったようです、人気ですね貴族娘さん・・・と冗談はこれくらいにして、勇者たちが竜ドラゴンの討伐に向かうようです、ドラゴンの肝かなんかがその傷に効くとか神官が言ったようですから




まあね勇者達だけ行かせる訳にはいかないわな、俺逝きたくないんだけど・・と云うことでドラゴン討伐隊に含まれることになりましたパチパチパチ。荷物持ちだけどね、勇者達及び騎士と荷物持ち計20人


はいバカですかねドラゴン討伐すんのに17+3ですよ?自殺行為にもほどがありますよ



<ドラゴン族> 古来よりこの世界の頂点に君臨する種族。個体は少ないがそこらの魔族などよりも遥かに強い


戦闘力 2000以上



はいバカですかね勇者だからってなんでも倒せるわけではないんですよ?分かってんのかこのボケナスどもが!!心中でキレても何も終わらない


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