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ボウリング

「いまこのアルキメス王国をはじめとする多くの国とその国民が魔王バラスの占領下にありこのままでは人類は奴に滅ぼされてしまうでしょう。だがそれは何としてでも阻止しなければならない!と、この国に古くから伝わる魔法陣で他の世界から勇者様にお越しいただきこの世界を救っていただきたいという一心で皆様を召喚させていただいた次第でございます・・・どうかこの世界をお救いください勇者様」


そこまで言って王・王妃周りの騎士・士官が一斉に頭を下げた


自分勝手な、どっかの天使と話の内容は似ているが・・。


そんなこと言われても困惑する俺とヤンキー、そこでイケメン君が俺よりも数歩前に出て王達に言った


「すいません王様僕たちは自分たちにそんな力があるようには思えません、辞退させていただき日本に帰していただくことは出来ないのでしょうか?」


「ニホンというのがそなたらの故郷か・・・申し訳ない我々の用いた魔法式では呼び出すことは出来ても送り出すことは出来ぬのだ」


そう王は言い放ち押し黙った。

イケメンも難しい顔になった。


「ふざけんじゃねぇ!これは誘拐だ俺らの国じゃ立派な犯罪なんだ!!勝手に呼び出しておいて帰らせねぇとはどういう意味か分かってんのかコラ!」


イケメンに宥められていたヤンキーが再び暴れ出し王に殴りかかろうとしたが、近衛騎士?が抑えようと取り囲み構えたがヤンキーのパンチが騎士の一人に当たった瞬間ボウリングのピンのように数人を巻き込み吹き飛ばした


その光景を見ていた誰もが絶句した。それもそうだろう鎧を着こみ厳しい鍛錬を積んでいるはずの近衛兵騎士が青年パンチで吹っ飛ぶなど普通に考えてありえない。

その本人も驚いていた自分の力を目のあたりにして。ほかの騎士が剣に手をかけ

この場の脅威を排除しようとするが王が手を上げそれを制し言葉を発した


「怒りをお納めください勇者様我らに対する罰はいかようにも受け果たしますが今はお鎮めください。先ほど戦う力が無いと申されましたが勇者様方は我らなどでは到底達することの出来ない力を秘めておられます」


そう話したあとそばにいた女性が扉の方に向かって何かを持ってこさせるのために「あれをこちらに」と声をかけ扉が開きローブを着た数人が水晶のようなのも台車で運んできた



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