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6ヶ月経過です。

盛り塩・・・

ピンクとか青とかのを使えば

少しは、仲良くなれますでしょうか?


この6ヶ月・・・

色々な事が有りました。


「初めて逢った次の日に・・・」

「なんかあったか?」

「玄関に盛り塩されたり・・・(泣)」

「ああ、そうだったな?」


どこの清め塩か分かりませんけども

あの時は死ぬかと想ったのですからねっ!!


「それから、安かったから! って秋刀魚を焼いたり」

「秋刀魚が何かしたのか?」

「私、お魚大好きだったんです 塩焼きのは特に・・・」

「知るかっ!!」


このとき程、幽霊である事を呪った事はありません(泣)

目の前で良い感じに焼かれた秋刀魚が食べられないなんて(涙)


「後は・・・ 夜中までホラー映画を見せられたり(怖)」

「こっちは、毎日がホラーだけどなっ!!(怒)」

「そ、そんなっ!! ちゃんと返り血とかは拭き取って・・・」

「なんだその話はっ! 返り血の件は聞いていないぞ!?」


あっ・・・ そう言えば、この事は内緒でした・・・

どうしよう、バレてしまいました(泣)


「あとあとっ!! セクハラされた事もっ!!」

「はぁ? 何がだよ」

柊弥しゅうやさん、私のスカートめくろうとした・・・(泣)」

「あれは、足が有るのか無いのかの時だろ!」

「もちろん、有りますよっ!」

「有るのかよ!? 今知ったぞっ!」

「幽霊に足が無いだなんて都市伝説ですよ♪」

「ほぉ? 目の前に居るお前も都市伝説か何かの類いか?」

「むっ!! なんか、私の存在を亡き者にしようとしません?」

「どちらかと言えば、本当は人間なんだろ? って最近想うよ・・・」

「えっと・・・ それは褒め言葉ですか?(///)」

「照れる様な言葉がどこら辺にあったんだ!?」


ふと、気になった質問・・・


「ねえ、柊弥しゅうやさん?」

「なんだ? 改まって・・・」

「もし、私が成仏したら嬉しいですか?」

「??? 今すぐ成仏するのか?」

「い、今すぐとは言ってませんけどっ!?」

「そうなのか~」

「な、何ですか!? その残念そうな顔は・・・(涙)」

「成仏ね~?」


最初の頃からですが、あまり幽霊とかを怖がっていない様な

そんな感じはしていたのですが・・・

やっぱり、部屋に幽霊が居るのは迷惑ですよね・・・


「やっぱり、迷惑でしたよね?」

「迷惑というか、実質的な損害は」

「ふに?」

「食料と光熱費とリクエストのレンタルDVD代とか」

「はうっ!!」

「それから、パーティーグッズとか色々と掛かったな?」

「パーティグッズ・・・」

「普通迷惑だったら、そんな事しないだろ?」

「は、はい・・・」

「成仏出来るなら止めないけどな?」

「はい・・・」

「そろそろ・・・ なのか?」


柊弥しゅうやさんは、落ち着いた口調で話しかけてくれます・・・

そして、私が居ても迷惑じゃなかったみたいです(嬉)


「あ、あの・・・」

「うん?」

書いていて気が付いたのですけど・・・


それは、次の部で♪

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