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引っ越し5日目

最近・・・

幽霊が出てこないです。

引っ越してきてから5日目。

突然、柊弥しゅうやさんが家に帰って来ません・・・


「どうしたんだろ・・・(悩)」


幾つかの静かな夜が過ぎ

帰ってこなくなってから、さらに5日目・・・


「あっ・・・ 柊弥しゅうやさん おかえりなさい(驚)」

「ただいま(疲)」


右手には大きめのバッグ、左手にはお弁当の入った袋。


「これから、夕ご飯ですか?」

「そうだけど」


スーパーで買ってきたと想われる夕ご飯を食べる柊弥しゅうやさんの

正面に座る私・・・


「あの・・・ 柊弥しゅうやさん?」

「うん?」

「4日間もどちらへ?」

「会社だけど?」

「4日間も家に帰らずに?」

「うちの会社、ランドリーとシャワーと仮眠室があるから」

「ぐすん・・・」

「なんだよ?」

「心配したんですからねっ!(涙)」

「ご、ごめん・・・」

「折角・・・(泣)」

「わ、悪かったよ・・・」

「折角、空室が埋まったと想ったのにっ!」

「お前は不動産屋の関係者か!?」

「ふにぇ?」

「・・・・・・」


話を聞いてみると、月に約1週間だけそう言う日があって

その時は元々会社で過ごすらしいのです。

印刷屋さんって、意外と大変なのかも・・・


「ずっと、ココに居て下さいね(///)」

「まあ、立地も悪くないし家賃も安いし・・・」

「一生、ココに居て下さい(///)」

「別に、転勤のある会社じゃないしな・・・」

「死ぬまでココにっ!」

「急に怖いなっ! その発言!!」


目の前で、買ってきた夕ご飯を食べる柊弥しゅうやさんを見ながら

と言うか、食べているお弁当を見ながら?


「美味しいですか~?」

「う、うん まあ、美味しいけど」

「そうですか~♪」

「・・・・・・(困)」

「あっ、私の事はお気になさらずに」

「う、うん・・・(困)」

「唐揚げ、好きなのですか?」

「別に普通だけど・・・(困)」

「ふ~ん そうなのですね」

「・・・・・・(困)」

「唐揚げって美味しいですよね?」

「なんだよ、食べたいのか?」

「いいえ、ダイエット中なので遠慮します」

「幽霊でも体重有るのかよ」

「ありますよ?」

「何㎏くらい有るんだ?」

「えぇ~!! 女の子に体重聞くなんて・・・(酷)」

「いっそうの事、痩せて天まで飛んで成仏しろよ!(苛)」

「あわわっ!! なんか、微妙に酷い事言われてる!?」

「お気になさらずに」

「むぅ!!」

「仕返しだ」


そんなやり取りをしているうちに

柊弥しゅうやさんは夕ご飯を食べ終え

後は、一緒にリビングでテレビを見たり

何でもない普通の会話をしたり♪


柊弥しゅうやさんってゲームとかしないのですか?」

「ああ~ 何処かの箱に入っていると想う」

「大半が引っ越ししてきた時のままですものね・・・」

「必要な時に、その箱を開けていけば何れ片付くだろ?」

「ずっと開けない箱もある予感・・・」

「それは言うな・・・(汗)」


柊弥しゅうやさんが引っ越してきて10日目。

今日も無事に過ぎていきました。

柊弥しゅうやさんの命が的な♪)


誤字脱字がありましたら

みなさんには内緒でお知らせ下さい(泣)


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