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突き動かされし者

このまま終わり行く人生なら、今ここで終わってしまったほうがいい。最近そう思うようになっていた。だから何かを始めようと。夢を持とうと。

見目麗しい、戦場に咲く花。誰もがその花の隠しきれない光輝に心を奪われる。その輝きを手に入れたい、そんな衝動に駆り立てられた少年は、茫漠とした壮大さを誇る戦場の宿敵たちに宣戦布告。驚愕。楽喜。少年には二つの感情が宿った。あまりに過小な敵どもの雑魚さに。心を奪われた輩は観察することだけ、ただそれだけで満足した。或いは、眺めて見守ることだけが本望だったのかもしれない。少年は、非常に残念、くだらない奴等だと馬鹿にし苦笑した。無論、少年と同じ思考思案の奴ら同志も存在した。少年は戦う。同じ思考を持つ者たちを潰すために。麗しき光輝、華やかしきある花を手に入れるために。

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