開幕
俺はただの社会人。起きて、食って、働いて、寝る。それを延々と繰り返しているだけの。
ある日目が覚めるとそこは謎の会場だった。「ようこそ!みなさん!」後ろにはモニターがあり真っ黒な画面が映し出されていた。「ここはデスゲームの会場。みなさんには生死をかけたデスゲームを行ってもらいまーす!!」回りがザワザワしている。「みなさん少し騒がしいですね…」と主催者がいうと
パンッッ!!という大きな爆発音と共に大量の人が消し飛んだ。「残ったみなさんもこうなりたいですか??」すると、急にあたりは静まった。「今日は約1000人の方に集まってもらってましたが、なんと今800人程度になってしまいましたー!!」会場はなんとも言えない緊迫感に包まれていた。「…静かすぎて面白くないですねぇ…」そういうと、回りはまた騒がしくなった。「まぁ関係ないんですが」そしてまた何百もの人が消し飛んだ。「ここでは私が全てです。覚えといてくださいね」
「まずはファーストチャレンジです!!デスゲーム界隈ではありがちな綱渡りとなっております!!ただし、橋も改造しておりまして…特定の時間に特定の箇所を踏むと数億ボルトにも及ぶ電流が流れます!!制限時間は30分!挑戦は裸足です!!!では頑張って…」「お前ら!!先行けよ!!」後ろから柄の悪い男たちが声を荒げた。